2019年6月16日 (日)

NPL3Parramatta FCでプレーをする、竹内瑞季(20)古川龍星(18)

基本的にアンダー20(実質2軍)での試合出場が多いこの二人。

しかしこの日は、どちらかがトップチームでの出場もあるかもしれないという事で、期待に胸を膨らませ、試合会場へ向かった。

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とりあえずは、アンダー20二人ともスタメンスタート

リーグで上位につけるチームを相手に、なかなかボールを保持できない展開が続く。

そして彼らも、試合を通じて殆ど見せ場を作る事ないまま後半中盤にベンチに下がり、試合は1-2で終了。

これはトップチームでの出場はないかな?と、カメラを片付け始めた時、

【古川がトップチームのスタメンで出場する】との情報が!

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既にU20で60分近くプレーした後に、トップチームのスタメンに名を連ねた古川(写真前列左)

このレベルで果たして、彼はどんなパフォーマンスを見せてくれるのであろうか?

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それにしても、この日の試合が行われた、Valentine Sports Park No.3。

このグランドの夜間照明、暗すぎて僕の持っているカメラでは全然いい写真が撮れない(泣)。

ちなみにこの日の同じ時刻に、他会場で行われたNPL3の試合会場では、

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こんなに明るく写真が撮れたという事実!

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もはやラクビー選手としか思えないような、分厚い大胸筋を誇るこの選手。

しかし何を隠そう、彼はオーストラリア元代表、そしてイングランドプレミアリーグでのプレー経験もある、アーマド・エルリッチという大物なのである。

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そんな大物と同じチームでプレーしながらも、まったく物怖じする事なく、大きな声を出しながらピッチ上を駆け回る古川

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このシーンは一体?(笑)

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トップチームでの初のプレーという高揚感からなのか、前半立ち上がりは、浮足立ったプレーが目立った古川

それでも徐々に落ち着きを取り戻し、前半中盤以降は、無難なパフォーマンスを見せてくれた。

結局、前半のみをプレーしベンチへ退いたトップチームでのデビュー戦となったが、本人はこの試合で何を感じたのであろうか?

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まだまだ成長の止まらない彼ら。

今後も引き続き、竹内、古川のチャレンジ模様を伝えていこうと思う。

豪州フットボーラーズ

2019年6月12日 (水)

来年、オーストラリアの大学に進学する為に、現在、大学付属の語学学校に通いながら、オーストラリアの名門クラブである、Sydney OlympicU20チームで、主力として活躍する男。

神山元気(20)。

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オーストラリアで日本人留学生として、学業とサッカーを高いレベルで両立させる事は、並大抵の事ではない。

以前にも、学に通いながらNPLでのプレーを試みたチャレンジャーが数人いたが、大学の勉強についていくのが精いっぱいで、結局、彼らはサッカーを諦めざるをえなかった。

そんな、一見無謀ともいえるこの両立に、チャレンジしようとしている神山。

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今シーズン、NPL1Sydney Olympicに所属しているとはいえ外国人枠が無制限である、U20のカテゴリーでプレーしている。

しかし来年からは年齢上、トップチームで勝負しなくてはいけない。

他の外国人選手と枠を争うという、過酷な戦いが待っている。

そして、大学の勉強で忙しくなる事も明らかだ。

そんな環境の中で、神山は果たしてこのチャレンジに、勝ち残っていく事ができるのであろうか?

 

【オーストラリア2部、Sydney Olympic U20でプレーする、神山元気】

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決して容易ではない、これからのチャレンジ。

しかし神山がこの文武両道を果たした時、これからオーストラリアにチャレンジしにくる若者たちに、多くの可能性、希望を与えられるモデルケースとなる事に、間違いない。

そして彼ならそれを成し遂げてくれると、僕は信じている。

豪州フットボーラーズ

2019年6月11日 (火)

【2019シーズン、イラワラリーグ2部開幕戦】

開幕戦で激突した、Shell Cove FCHelensburgh Thistle FCの2チーム。

7-1でこの試合を圧勝をしたHelensburgh Thistle FCは、そのまま連勝街道を走り、第12節が終わった現在、10勝2敗と、リーグ2位につける好調さを見せている。

その反面、Shell Cove FCは、3勝9敗という成績で、12チーム中9位と低迷。

チームのやり方に不満を持った中心選手達が離脱しただけでなく、2週間前には監督も更迭され、もはやカオスな状態だ。

仮にこのクラブが、このリーグの他のクラブに比べて、選手獲得の為の予算をあまり割くことができないのであれば、現在の順位に甘んじていてもさほど批判は受けないかもしれない。

しかし、このリーグで上位を走る、Helensburgh Thistle FCBellambi FCと比べた時、Shell Cove FCの選手達が貰っている給料は、この2チームの選手達と殆ど変わらないのである。

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Shell Cove FC開幕当時は所属していた、増田和徳佐藤辰哉、そして吉岡廉。

上の文脈からも分かるように、現在この三人は、このクラブでプレーをしていない。

サッカーでお金を貰っているのにも関わらず、トレーニングに来ないオーストラリア選手達。

そんな彼らに対して何も言わない監督。

彼ら日本人選手3人を獲得する際に、今シーズンはイラワラリーグ1部昇格を本気で狙う!と力強く話していた監督の言葉は、一体何だったのであろうか。

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いくらマネージメントが変わろうと、クラブカルチャーはそう簡単に変わるものではない。

Shell Cove FCHelensburgh Thistle FC。

同じリーグに属しながらも、この二つのクラブ間には、大きな差がある。

選手達がクラブにコミットする姿勢。

監督の求心力。

決してShell Cove FCをこき下ろしているのではなく、Helensburgh Thistle FCを讃えているのだ。

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伊藤祐。

開幕戦以降、彼の試合を観に行けていないが、SMSを通じて、楽しくサッカーをプレーしているのが伝わってくる。

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最近には金銭面での余裕もでき始め、語学学校にも通い始めた、木平翔太

オーストラリアでの生活を、最高にエンジョイしている。

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Shell Cove FCを退団した3人も、それぞれ新天地を見つけ、そこで頑張っている。

一筋縄では行かない、オーストラリアでのサッカーチャレンジ。

苦さの味を知らぬ者は甘さもわからない。

彼らも今回のShell Cove FCでの経験を、きっと今後の人生に役立ててくれると信じている。

豪州フットボーラーズ

2019年6月10日 (月)

NSW State Leagueに所属するHurstville City Minotaursで、2018シーズンを成功裏に終えた、高橋伸。

シーズン終了後にはNPL2のトライアルに参加するものの、大きな壁を感じ、自分がまだそのレベルに達していないという事を、痛感させられる。

元々1シーズンのみの予定で、オーストラリアへチャレンジしに来ていた為、今年の3月に日本へ帰国した高橋

オーストラリアで全てを出し切り、完全燃焼した上での、ポジティブな気持ちでの帰国になる筈であった。

しかし日本へ帰ってきてみて、オーストラリアでやり残した事に気づく。

それから一カ月後、高橋はオーストラリアの地へ再び舞い戻ってきた。

【2018シーズン、高橋伸のチャレンジ】

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昨シーズン同様、Hurstville City Minotaursのユニフォームを身にまとい、オーストラリアのピッチに立った高橋

彼がやり残した事

【選手として上手くなり、更に上のレベルでプレーする】

この目標に少しでも近づくには、まずはこのチームを勝たせられる選手とならなくてはいけない。

この日の相手は、リーグ首位を走るFraser Park

自分の力を試せる、絶好の相手だ。

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気合満々で試合に臨んだ高橋だったが、前半3分、味方が一発レッドカードを食らい、開始早々10人で戦う事に。

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左サイドバックながら、積極的な攻撃参加を得意とする高橋

しかしこの想定外の退場によって数的不利に陥ったHurstville City Minotaursは守備的にならざるを得ず、彼の得意とする攻撃参加も制限されてしまう。

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それでも時折見せる、オーバーラップからの鋭いクロス。

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チームを勝たせられる選手になる事、そして上のレベルで通用するパフォーマンスを出す事。

決して簡単ではないが、その為に今、自分はこのピッチ上にいる。

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Hurstville City Minotaursの攻撃の中心を担うブラジル人選手、ディエゴ

多くの外国籍選手が出場した、この試合。

その中でも彼のクオリティーには、目を惹かれるものがあった。

たったの2枠というNPLの外国人枠に対し、外国人枠が無制限のState League

State Leagueでプレーする外国人選手の中には、NPL1でプレーするオーストラリア人選手よりも、上手い選手がいる事は確かだ。

このブラジル人選手のディエゴだけでなく、中盤でプレーしたフランス人選手も、(クオリティーだけみれば)少なくてもNPL2でプレーできるレベルの選手と言える。

移籍市場が真っ只中の今、複数のNPLクラブで、外国人選手を探している。

これらのクラブ関係者が、スカウト目的でState Leagueの試合を観に来ることは、ほぼ皆無に等しい。

逆にこのリーグで突出したパフォーマンスを見せている外国人選手達も、どのNPLクラブがどんな選手を探しているかという情報は、リアルタイムに入手する事は簡単ではない。

僕の仕事は、選手を探しているクラブと、クラブを探している選手を結びつける事がメインだが、いくらSMSが発達した時代とはいえ、こういった状況を見る限り、まだまだこの仕事の需要はありそうだ。

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試合開始から10分で2点を先制されるものの、PKで1点を返し、前半を1-2で折り返した、Hurstville City Minotaurs

後半に入ってからも、的不利を感じさせない攻撃的なサッカーを見せるものの、前がかりになったところで立て続けに失点し、1-5というスコアで試合は終了。

後半中盤までは拮抗した試合を見せていただけに、試合序盤のレッドカードが悔やまれる試合となった。

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試合後に開口一番、

【せっかく見に来ていただいたので、負け試合ですみません】

と頭を下げてきた高橋

サッカーをしていれば、勝つ事もあるし負ける事もある。

僕がこの日、この会場に足を運んだ理由は、高橋の勝ち試合を見に来たのではなく、彼の戦いぶり、そして昨シーズンからの成長ぶりを見に来たのだ。

試合に負けて悔しい中、カメラの前で試合を振り返るのは簡単ではない。

それでもしっかり、自分の言葉で、試合の感想を語ってくれた高橋

次に行った時は、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか?

謙虚だからこそ成長が期待できる、楽しみな男である。

豪州フットボーラーズ

2019年6月 6日 (木)

複数のNPL2、3のクラブの練習に参加するものの、オファーが貰えない日々が続いたこの2ヶ月。

しかし、最後まで自分を信じてチャレンジし続けた結果、目標としていたNPLのクラブから、遂にオファーを貰った。

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NPL3に所属するBankstown Unitedと昨日、正式に契約を結んだ鈴木暢

毎週末、練習参加しているクラブの試合を必ず観に行き、クラブが現在、どんな選手を必要としているかを念入りにチェック、そしてそのイメージを持って翌週からの練習に参加する。

他の練習生がしないような事でも、それをする事によって少しでも契約できる可能性が高まるならと、ずっと続けてきた。

それだけでなく、練習後には必ず、自分のパフォーマンス、そして感想を僕に報告してくれる。

そんな、サッカーに対する真摯な姿勢を持つ鈴木

サッカーの実力だけでなく、社会人としての常識も兼ね備えている彼が、オーストラリアに来た理由は、

【オーストラリアでサッカーを通じて、人間として成長したい】

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昨日、契約の場で、鈴木の英語を久しぶりに耳にする事ができた。

語学学校に通っているとはいえ、短期間でここまでスムーズに、オーストラリア人とコミュニケーションを取れるようになる事は、決して容易ではない。

練習場で自ら積極的に監督や選手に話しかけ、自分を知ってもらうだけでなく、相手を知る努力をする。

その積み重ねが、彼の今の英語のレベルを表しているのではなかろうか。

【鈴木暢、NPL3のBankstown Unitedと契約!】

鈴木がオーストラリアでサッカー選手として、どこまで大成できるかはわからない。

しかしサッカーを通じて、人間として成長すべき術を彼は知っているだけに、この地で鈴木がどれだけ人間として成長できるのか、そこに注目していきたいと思う。

豪州フットボーラーズ

2019年6月 4日 (火)

今年の春休みを利用して、【豪州ソリューションズ】の短期プログラムに参加してくれた、中学生の海野雄城君。

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14歳ながら、自らの意思でこの短期留学に来たというだけあり、シドニーに到着した彼の表情からは、ワクワク感が十二分に伝わってきました。

ローカルクラブ、アカデミーの練習に参加した際には、日本人は自分だけという環境の中、自ら積極的に周りの選手達に話しかける積極性を、見せてくれた海野君。

英語をもっと勉強して、選手達や監督と、よりコミュニケーションを取れるようになりたいです!との彼の言葉を聞いて、体験を通じて英語学習のモチベーションを得るという事がどれだけ重要かという事を、僕自身、再認識させされました。

【中学生のオーストラリア短期サッカー留学・2019春①】

【中学生のオーストラリア短期サッカー留学・2019春②】

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この留学で様々な事を感じ、学ぶことができたと、オーストラリアでの最終日に語ってくれた海野君。

この留学を経験し、彼がこれからどのように成長していくのか、とても楽しみです。

【どでかいオーストラリアのビザにチャレンジする、14歳の日本人中学生】

―告知―

今年の7月から8月に掛けて、10人近くの短期留学生が、【豪州ソリューションズ】のプログラムを通じて、オーストラリアへ渡航してくる予定です。

この期間に、彼らのサポートスタッフとして働きたい方は、info@goshusolutions.com まで、ご連絡ください。

沢山のご応募、お待ちしています!

豪州ソリューションズ

2019年6月 3日 (月)

約3か月前に行われた第3節、Western Sydney Wanderers戦。

この試合以降も、徳野はチームの主力として、コンスタントな活躍を見せている。

数週間前には監督から、

【Shunはこのチームでプレーする事にハッピーであるかどうか、確認してくれないか?】

というテキストが、僕に届いた。

移籍期間を目前として、彼が他のチームへ移籍する事を危惧した上でのテキストである事は、直ぐにわかった。

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徳野からは、Blacktown Spartandsでプレーする事に、ハッピーであるという答えが返ってきた。

自分と契約してくれたチームに対して、コミットメントする事。

そして結果で恩返しをする事。

それが彼の、サッカーをプレーする上でのプライオリティーである。

【オーストラリア3シーズン目、NPL2 Blacktown Spartandsでプレーする徳野舜の動画】

第14節を終えた現在、チームは14位中8位につけている。

若手主体のチームにおいて、徳野に与えられた責務とは、プレーで彼らを引っ張っていく事。

監督からの揺るぎない信頼を糧に、ピッチ上を躍進する彼のプレーを、久しぶりに観に行こうかと思う。

豪州フットボーラーズ

2019年6月 2日 (日)

待ちに待ったこの瞬間。

この舞台でのプレーを目標に、今まで約5か月間、厳しいトレーニング、そしてリハビリ生活に耐えてきた。

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日本から応援してくれている家族、友人がいるからこそ、この異国の地で頑張れている。

Nepean FC 浪田恵莉(20)

2019年6月2日、NPLデビューを飾った。

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日本の育成システムで培った、そのテクニック。

柔軟なトラップと相手の逆を取るドリブルで、パワフルなオージー選手達を翻弄していく。

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もう一人の日本人選手もデビューを飾るが、SMSには出たくないとの事なので、後ろ姿だけ(笑)。

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数多くのオーストラリア代表を生み出して来た名門クラブである、Marconi Stallions。

このクラブが本拠地とする、オーストラリアサッカーの聖地とも呼ばれていMarconi Stadiumが会場となったこの試合で、観客の目を最も引いたのは、紛れもなく浪田のプレーであった。

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ポランチのポジションでプレーした浪田

試合を通じてポゼッションで押され気味だったNepean FCだったが、彼女のロングパスから数少ないチャンスを作り出す。

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久しぶりにこのレベルの女子の試合を観戦したが、日本人女子選手では太刀打ちできないと思ってしまう程の、オーストラリア人選手のパンチ力を目の当たりにする事ができた。

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この体形にしてパワーがあるのはもちろん、驚くぐらい走れてしまうのが、オーストラリア人選手。

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試合を通じて終始、笑顔でプレーした浪田。

ファールをされたシーンでもレフリーが、

【彼女がいくら楽しそうに笑っていようが、ファールはファールだ】

というセリフを、抗議する相手チームの選手に発する程、彼女の笑顔は際立っていたと言えよう(笑)。

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ゴール正面からのミドルシュートから、サイドラインを駆け上がってのクロスまで、縦横無尽にグラウンドを駆け回った、この日の浪田。

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相手ディフェンダーの執拗なマークにも関わらず、簡単にはボールを失わない。

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試合は後半終盤まで0-0で進むものの、残り10分を残してNepean FCが失点。

このまま負けが濃厚かと思われたその時、

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相手のハンドでNepean FCPKを獲得!。そしてキッカーは、

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この試合がこのチームでの初出場となる、浪田恵莉。

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そして皆の期待通り、ゴールネットを強烈に突き刺すシュートを決める。

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(オーストラリアでプレーする、浪田恵莉のNPLデビュー戦後のインタビュー動画)

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この浪田の終了間際の初ゴールもあり、アウェイで貴重な勝ち点1を収めたNepean FC。

浪田にとっても、NPLでのデビュー戦を勝利で飾る事のできた、素晴らしい一日となった事であろう。

しかし敢えて、この日の彼女に注文を付けるとするならば、ピッチ上で常に笑顔でいるのではなく、時には怒りを体で表現し、大声で味方に指示する事も、徐々に身に付けていって欲しい。

それができるようになった時、更に上のステージでプレーできる可能性が、ぐっと近づくに違いない。

豪州フットボーラーズ

2019年5月29日 (水)

ある男から久しぶりに、長文のメッセージが送られてきた。

お世話になっております。
ご無沙汰しております!
2年前ほどにべランビでプレーしていた佐藤圭介です!

突然の連絡すいません!
少しご報告なのですが、この度XXXや外資コンサルのXXXに内定をいただきました。どちらに就職してもまたオーストラリアにビジネスで行ける可能性がありまして、個人的にやっと入り口に立てた気持ちです!

現在は自分で事業も興したりと色々と挑戦しています。
これもすべてオーストラリアでのセミプロ経験が自分を大きく成長させてくれたと感じています!
そして、当時宮下さんのサポートがあったからこのように多くのことにチャレンジできているのだと強く感じます!
その節は本当にありがとうございました。

突然このような報告をしてしまい申し訳ありません。個人的に感謝を伝えたく連絡しました!

また、オーストラリアに行くのでお時間あればお会いしたいと思っています!

佐藤

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佐藤圭介。

ウーロンゴンに向かう車中で、彼の人生哲学を聞いた事が、いまだに記憶に新しい。

将来の目標が明確であり、そこに到達するには現在何をするべきなのか、

それを逆算し、行動してきた男。

それが佐藤であった。

記事・佐藤圭介のチャレンジ

佐藤の様に、サポートした選手が立派な社会人としてスタートを切り、、感謝の気持ちを伝えれくれる事。

それがこのビジネスを行っていく上での、大きなモチベーションとなっている事は間違いない。

もちろんすべての選手が僕に感謝をしてる筈もなく、不満や悪態をついて日本へ帰っていく選手だっている。

もちろん僕自身、不足している部分はあるし、改善しなくてはいけない事も多い。

それでも、常にサポートする選手の為を思って、行動しているという自負はある。

例え人数が減ろうが、一人でも僕のサポートを必要としている人がいる限り、このビジネスを続けていくつもりだ。

オーストラリアでのサッカーというものをどのように使い社会に貢献できる自立した人間を、多く輩出していけるのか?

これが僕に与えられた、今後の宿題である。

豪州フットボーラーズ

2019年5月28日 (火)

2週間前から練習参加している、このクラブ。

今までの手ごたえはかなりあるし、契約できたら活躍する自信もある。

今日の練習は紅白戦と聞いていたが、結局行われなかった。

相当気合を入れてきただけに、がっかりしなかったといったら嘘になる。

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練習後、監督から次の予定を言われなかった。

【エージェントに連絡する】と。

自分の評価が気になってしょうがない。

このパフォーマンスで、ダメなんてあり得るのかな?

色々考えても仕方ないので、今日は早く寝よう。

ーつづくー

豪州フットボーラーズ

2019年5月27日 (月)

昨晩、僕の携帯に、一人の男から久しぶりに着信があった。

ウッチーこと、 武内隆司。

サッカーだけでなく、性格も真面目な男だ。

そんな彼が、開口一番、

【明後日、日本に帰国する事になりました。】

え?ものすごい急だな(笑)。

明日時間があるならば、最後にお茶でもしようか?

といった流れで、今日の夕方、ウッチーと会う事に。

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ウッチーがオーストラリアに渡航してきたのは、約2年前。

29歳という、サッカー選手としては決して若くない年齢での、オーストラリアチャレンジであった。

センターバックを本職とする彼だが、オーストラリア人選手程の上背があるわけでもなく、そのポジションを外国人枠に使いたがるチームも多くはない。

果たして契約できるチームは見つかるのだろうか?

そんな僕の心配は、まったくもって杞憂に過ぎなかった。

記事 30歳プレーヤー、ウッチーのチャレンジ

記事 IPL第20節 Albion Park vs Woonona 

記事 ウッチーの2018シーズン

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一シーズン目は、Illawarra Premier Leagueに所属する、Woonona FC、二シーズン目は、State Leagueに所属するUNSW FCでプレーした、ウッチー

 

【Woonona FCと契約したウッチーのインタビュー動画】

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【UNSW FCでプレーする、ウッチーの試合動画】

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【最後のウッチーインタビュー動画】

プレーもさることながら、彼の人間性が素晴らしい。決して驕る事なく、常に謙虚なその姿勢。

毎日、人間として成長する事に重きを置き、英語の勉強も決して怠らない。

そんな、選手としてお手本でしかなかった彼が、帰国後、日本でどういった人生を送っていくのか?

別れ際、

【お忙しい中、わざわざ僕の為に時間を作っていただき、有難うございました】

と深々と頭をさげてきたウッチー。

そんな彼の姿を見ながら、僕が今後進むべき方向性を、色々と考えさせられた夜となった。

豪州フットボーラーズ

先週月曜日から始まった移籍期間

このタイミングでチームから戦力外通告を言い渡された選手から、オファーはないものの、他のチームへの移籍を希望する選手、そして他のチームからオファーを貰う選手がいる。

チームから戦力外通告を言い渡された選手の場合、リーグのレベルさえ落とせば、次のプレー先を見つける事は困難でない。

他のチームへの移籍を希望する場合、その選手が所属チームにとって不可欠な存在であれば、チームが放出に難色を示し、余計な時間を食う場合がある。

そして所属チームがありながらの、他のクラブへの練習参加は規定上は禁止されている為、所属チームを辞めてから練習参加をしなければならず、最終的にプレーするチームがなくなるといった事も起こりえる。

他のチームからオファーがある場合は、上のリーグから好条件でのオファーがある場合と、同じリーグ、もしくは下のリーグから、あまり変わらない条件ながら、ゲーム出場機会の保証といったオファーがある場合が多い。

今回の移籍期間も例年通り、僕はこういった複数の移籍ケースを、ハンドリングしている。

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シーズン開幕から殆ど出場機会が与えられないまま、移籍期間が始まる前の週にクラブから戦力外通告を言い渡された、中野太愛(20)。

昨年、Bankstown Unitedアンダー20のゴールキーパーとしてプレーし、クラブのリーグ昇格と共にトップチームとの契約を結んだ彼。

しかし、昨年からトップチームでプレーしている選手の壁は高く、結局リーグ戦では一度も出場機会を与えられる事がないまま、チームを去る事になった。

一つ下のリーグでチームを探す事も考えた彼。

そんな中、学業も忙しくなり、移籍に関して余計なストレスを抱えたくないという本人の希望で、今シーズンは、アマチュアクラブであるBankstown Dragonsでのプレーを決めた。

オーストラリアにはまだ数年滞在予定である中野。

この苦い経験を糧に、2020シーズンには再びNPLの舞台に戻って来れるよう、新しいクラブでの活躍を期待したい。

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流通経済大学を休学し、今年の初めにオーストラリアへ渡航してきた、 浪田恵莉

NPL1のクラブでの練習参加中、かかとの骨を骨折し、長期離脱を余儀なくされる。

そこから必死のリハビリで、4月の頭にピッチに戻ってきた彼女。

長らくボールを蹴っておらず、実戦感覚を取り戻すという意味でも、移籍期間まではアマチュアリーグのチームでプレーする事に。

そのアマチュアリーグでは得点を量産し、試合を観に来ていたNPLの監督からオファーを貰う。

そして今週、NPL2に所属するNepean FCとの契約書にサインをした。

彼女の場合、アマチュアクラブからセミプロクラブというステップアップの移籍だった為、アマチュアクラブの監督も、この移籍を手放しで喜んでくれた。

今週末から試合に出場する事が予想される浪田

自分の好きなサッカーで給料が貰えるという環境を、目一杯楽しんで欲しいと思う。

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その他、まだ決まってはないのでここでは公表できないが、複数の選手が新しいチームへの移籍に向けて動いている。

僕自身が、選手達のチームの関係者とやり取りをする場合が大半である為、その過程で彼らとの関係が大きくこじれる事もある。

これだけの多民族が住んでいるオーストラリア、それだけに癖が多い人が多いのも確かだ(笑)。

しかし、僕の仕事はあくまでも、選手の利益を最優先する事。

選手の立場を理解してくれないクラブとは、どっちにしろその関係は、長続きはしないだろうから。

そんな訳で、移籍期間が終わるまでは忙しい日々が続きそうだなー。

豪州ソリューションズ

2019年5月25日 (土)

彼らのオーストラリアデビュー戦!

要望通り、インスタ映えする写真をたくさん撮ったぞ!(笑)

竹内瑞季と、

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竹内瑞季(20)

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おまけにジェームズ・ハーデン似の、カレッド君。

ジェームズ・ハーデンが誰かって?

Harden

現在、NBAで一番上手いと言われている、この男です。かなり似ているでしょ?(笑)

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この日が来るのを、心待ちにしていた竹内と古川。

所属クラブである、Parramatta FCと彼らが契約したのは、実は一か月位前になります。

しかし移籍期間に入らないとプレーできないというリーグのルール上、移籍期間が始まった今週に、やっとピッチに立つことができたのです。

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この間プレーできなかった鬱憤を晴らすかのような、躍動感あるプレーを見せる二人

その躍動感に比例して、僕のシャッターを切る回数もどんどん速くなります。

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最近つくづく感じる事なんですけれど、オーストラリアでチーム紹介をするだけのサッカー留学サポートって、これ以上長続きしないと思っています。

なぜならば、これだけネットが普及し、情報を簡単に入手しやすい時代になると、英語がある程度できるのであれば、自分でチームの連絡先を調べてコンタクトを取っても、練習参加ができてしまうチームが殆どなんですよね。

だってクラブだって、いい選手なら是非見たいってなるから。

ネットが今の様に普及していない時代は、どうしたかって?

新聞で試合をやっているグラウンド探して、試合前後に監督かコーチに、練習参加の交渉を直接する。

10年前ぐらいには結構やっていた方法です。

そしてこれが結構通用した。(笑)

信じらない話かもしれませんが、この方法で、発足したばっかりのAリーグのチームに一週間、練習参加した選手もいます。

今でもこの方法が通用するとは思いますが、なんせ、効率が悪すぎる。

そのクラブの外国人枠が既に埋まっているかもしれないし、選手自体を探していないかもしれない。

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僕は以前から、チームの練習参加のアレンジ、給料交渉、そして画像や動画の撮影といった事を基本サポートとして行ってきました。

しかしこの内容だけでは、今後も継続的に選手を集める事ができるという保証は全くないという事は、身に染みています。

ビジネスも、時代の流れに合わせて変えていかないとダメですよね。

そうであるならば、今の僕は、彼らサポート選手にどういった付加価値を与えられ、今後はどういった事をしていかなくてはいけないのか?

個人ではコンタクトするのが難しいチームのトライアル、練習参加のアレンジ

SMSを使っての選手のブランディング

プレーを画像、映像に残す

サッカー英語学習サポート

サッカーキャリアアドバイス

これ以外に何かあるかな?

もし、こういったサポートがあればいいのにな!といった意見があれば、是非教えてください!

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試合開始早々、先制点を挙げたParramatta FC

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ボランチというポジションで、攻守に渡り大活躍を見せた竹内

元ソサイチ日本代表だけあり、テクニックも素晴らしい!

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オーストラリアサッカーの洗礼とも言えるべき、強烈なタックルも食らいました。

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このプレーでチームメイトから、【持ちすぎんじゃねーよ!チームプレーしよろコラ!】

と半ギレされた、古川。

そんなチームメイトも、ゴール前でフリーの味方がいるのにも関わらず、ドリブルして相手に取られ、他のチームメイトから文句を言われる始末(笑)。

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このシーンも、【プレーオン!】

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後半開始早々、古川がカウンターからドリブルでシュートに持ち込み、サイドネットを揺らすビューティフルゴールを決めます。

しかし、まだハーフタイム中だった宮下はこの瞬間を撮影する事ができず、ゴール後の喜びのガッツポーズだけを、なんとか写真に収める事に成功。

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前半だけで3-0とし、その後も危なげないゲーム運びで点を積み重ね、5-1というファイナルスコアで大勝を飾った、Parramatta FC

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90分間、ほぼ休みなしにカメラのシャッターを押し続けるって、結構体力が消耗するんです。

それでも、サポート選手のチームが勝利し、彼らの喜んでいる表情を見た時には、そんな疲労も一気に吹っ飛びます!

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試合後に感想を聞いたら  

【最高です!】

と、口を揃えて答えてくれた二人。

素晴らしいスタジアム、多くの観衆の前で、ファミリーの様なチームメイト達と、素晴らしいフットボールを披露し、勝ち点3を手に入れる。

そりゃー最高でしょ!(笑)

まだ始まったばかりの、彼らのオーストラリアサッカー。

竹内、古川のこれからの活躍を、ご期待ください!

豪州フットボーラーズ

2019年5月23日 (木)

2016シーズン、Albion Park White Eaglesに所属し、 Illawarra Premier Leagueを席巻したプレーヤー、奥野将平

シーズンMVPを受賞した上、計り知れないほどのインパクトをこのリーグに与えた奥野の去就に、誰もが注目したオフシーズン。

ほぼ全てのIllawarra Premier Leagueのクラブが、彼との契約交渉を望んだものの、NPL1への挑戦を宣言する。

複数のNPL1のクラブが奥野に興味を持つ中、本人が一番プレーしたかったクラブである、Blacktown FCの練習に参加する事に。

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【2016シーズン、決勝戦で見せたミドルシュート】

Blacktown FCでは初回の練習から高評価を受け、年明け直後に行われる練習試合後に契約をするという話まで進んだ彼に、アクシデントが襲い掛かる。

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Futsal Alliance Cup

シドニーの日本チームとして参加したフットサル大会で、相手チームの激しいタックルを受け、足首を負傷。

この怪我の影響で、年明けの練習試合もプレーできなかった奥野のBlacktown FCとの契約は、白紙になってしまう。

結局負傷が完治しないまま、2017シーズンもAlbion Park White Eaglesでプレー。

そしてシーズン終了後、サッカー界から引退する事を宣言し、日本へ帰国した。

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引退を撤回し、今年の初めにオーストラリアへ再チャレンジしにきた、奥野。

Blacktown FCの練習参加から約2年半。

2019年5月19日、奥野はHakoah FCのユニフォームを身にまとい、Blacktown FCのグラウンドへ戻ってきた。

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様々な思いが、彼の中で交差したであろう90分間。

他のチーム以上に、このチームには勝ちたかったに違いない。

しかし結果は、0-1の敗戦。

この試合で、Hakoahはリーグ最下位に転落。

勝てないチームへの苛立ちか、それとも、思い入れがあるBlacktown FC戦で、相手監督を見返せなかった事に対する悔しさか。

試合後の奥野の表情からは、険しさが滲み出ていた。

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レギュラーシーズンの半分の日程を終えたNPL1

この男が持っているポテンシャルはこの程度ではない。

長年彼のプレーを見てきた人ならば、誰でもわかる。

Illawarra Premier Leagueで魅せてくれた【Sho Time】を、NPL1の舞台でも披露してくれる事を、心待ちにしよう。

豪州フットボーラーズ

2019年5月22日 (水)

FFA Cupの第6ラウンド、State LeagueNepean FCが、NPL1Sydney Olympicに挑んだ試合は、90分で決着がつかず、延長戦までもつれる大接戦となりました。

この試合、サブメンバー中心としたスターティングラインナップを組んできたSydney Olympic

安真也はベンチスタートです。

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Nepean FCに今季から加入した、加藤成幸

オーストラリアでの3シーズン目となる今シーズンは、過去2シーズンプレーしたIllawarra Leagueから、State Leagueへと戦いの場を移してプレーしている彼。

このチームにとって、もはや不可欠な存在だと監督をして言わしめている加藤の存在感は、この試合でも光っていました。

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スリッピーなピッチコンディションの中、ボールを持ったら積極的に一対一を仕掛けるという彼の良さが多く見られた前半。

格下相手に浮足立っているSydney Olympicを相手に、Nepean FCが若干押し気味に試合を進めます。

ピッチ外から見ても、明らかにNepean FCの選手達の方が、エネルギーレベルが高く、大番狂わせを演じてやろうという気迫が伝わってきました。

両チーム共に決定的なチャンスを迎えるものの決めきれず、前半を0-0で折り返します。

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後半に入っても一進一退の攻防が続く中、最初にビックチャンスを迎えたのは、Nepean FC

ディフェンスラインの裏を抜け出したフォワードが、ゴール正面からキーパーと一対一になるものの、狙いすぎて打ったシュートは左ポストの外に。

こういった決定機を確実に決めないと、格上相手には勝つのは至難の業。

これで流れはSydney Olympicに傾くかと思われた、その矢先でした。

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ゴールシーンは撮影できませんでしたが、カウンターからNepean FCが、先制点を挙げます。

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このゴールに、メインスタンドとゴール裏を埋め尽くしたサポーターも大興奮。

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残り時間は約25分。これを守り切れば、格上を相手に大金星を挙げる事ができるという状況。

通常であれば、力関係を考えても、全員守備で1点を固守する戦術に変えてもおかしくはありません。

しかしアドレナリンが身体から噴き出しているNepean FCの選手達に、守り切るというオプションはありませんでした。

押せ押せムードで追加点を取りに行くNepean FC。

刻々とゲーム終了の時間が近づく中で、選手達も勝利という言葉が見えてきた後半35分、ちょっとした隙を突かれ、失点をしてしまいます。

先制点を挙げたときのNepean FCの選手とは対照的にこの同点ゴールに、喜ぶ選手が殆どいないSydney Olympic

勝って当たり前の試合で、ここまで負けていた事自体が、彼らにとって相当な屈辱だったのでしょう。

そしてこのまま、前後半90分が終了。試合は延長戦に突入します。

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90分間ベンチを温め続け、やっと延長になってピッチを踏んだ安真也

左サイドバックのポジションに入ったフレッシュな彼は、正確な縦パスを前線にバシバシ通し、そして前にスペースがあればオーバーラップから鋭いクロスと、さすが!との感嘆詞がでるようなプレーを早々と見せてくれます。

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普段のリーグ戦では経験できない、90分からの世界。

もはや満身創痍ながら、それでも次いつ訪れるかわからないこのビックチャンスを掴むために、身体を投げ出してプレーをし続ける。

サッカーの神様は、そんな加藤に微笑んでくれるのでしょうか?

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PK戦に突入かと思われた、延長後半残り5分、Sydney Olympicが逆転ゴールを決め、試合はこのまま終了。

Nepean FCの選手達の表情からは、手を伸ばせば届くところにきていた勝利を逃した事に対する失望感が、ひしひしと伝わってきます。

クラブ史上に残る勝利を逃してしまった、Nepean FC。

しかし、昨シーズンのNPL1王者を相手に、延長まで行く大善戦を見せてくれた選手達に、サポーター達からは温かい拍手が送られます。

負けはしたものの、この日の主人公は紛れもなく、NPL1のチームを相手に大善戦を見せた、Nepean FCの選手達と言ってよいでしょう。

(加藤成幸の試合後のインタビュー動画)

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ライブストリーミングもなく、サッカー協会のカメラマンもいなかったこの試合。

しかし加藤にとっては、オーストラリアで行った試合の中で、最も重要な意味を持つ試合の一つであった事に間違いありません。

そんな試合に立ち会い、動画と画像を残す事。そしてそれを記事にする事。

これらの事が、彼のこれからの人生にきっとプラスになってくれるはず。

サポートする選手達の価値、ブランドを上げていく為に何ができるか?

常にこれを自問自答しながら、引き続き彼らをサポートしていきたいと思います。

豪州フットボーラーズ