2017年8月21日 (月)

Illawarra Premier Leagueに所属する、Woonona Sharksでプレーする、【シドニーのガットゥーゾ】こと、佐橋大輔。

佐橋がこのクラブと契約した直後、彼を取ってくれた監督が解任となりました。

そこから一軍での試合にあまり出れなくなった佐橋。本人曰く、実力ではなく、政治的な力によって自身の一軍でのプレータイムが制限されているという事を聞き、そんな彼の現状を確認しに、Woonona Sharksの試合が行われる会場へ向かいました。

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試合会場に到着すると、アンダー20(2軍)の試合が既に始まっており、ボランチのポジションで精力的に動いている、【シドニーガットゥーゾ】こと、佐橋の姿が見えました。

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相手に抜かれても、後ろから必死に食らいついていく佐橋。

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後半途中からは、センターバックのポジションに入り、最終ラインからチームに安定感をもたらしました。

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攻撃時は少ないタッチ数でシンプルに、守備時は激しいマーキングで相手に仕事をさせない、簡単に言えば、このようなプレーを見せてくれたこの試合での佐橋。

この2軍の試合の直後にある、1軍の試合でのベンチ入りを十分アピールできたと僕自身は思いましたが、結果はベンチ外。

1軍の監督が佐橋の事を、単純に現時点での戦力として考えていないのか、もしくは他の政治的な理由があるのか、この日はそれを解明する事はできませんでした。

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本人としては、納得の行かないベンチ外かもしれません。

しかし、【サッカーの世界では政治的な理由であったり、実力以外の理由で、ピッチ上に立てない事はどの国、どのカテゴリーでも日常的に起こっている。それを自分の中でどのように捉え、ポジティブに変えていくか】といった考えを、幸いにも佐橋は持っているだけに、ここから彼はきっと這い上がってくると信じています。

豪州フットボーラーズ

2017年8月20日 (日)

Illawarra Premier Leagueに所属する、Tarrawanna Blueysでプレーする呉祐樹。

サッカーの実力もさることながら、返済不要の大学の奨学金のみで、オーストラリアへの費用を準備した【文武両道の男】です。

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第20節が終了した時点でのTarrawanna Blueysの成績は、10勝5敗5引き分け、プレーオフ進出圏内である4位につけています。

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シーズン開幕前の大方の予想では、プレーオフ進出は厳しいという見方が多かったTarrawanna Blueys。他の上位クラブに比べて選手に使える予算も少なく、若手主体で臨んだこのチームの今シーズンの躍進の中心には、呉祐樹がいます。

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この日の試合、日本人選手が2人所属するCringila Lionsを相手にも、呉はボランチのポジションに入り、チームをコントロールします。

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オーストラリア3シーズン目の寺本貴生と、マッチアップするシーンも。

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シーズン開幕前の大方の予想通り、厳しい戦いを強いられている今シーズンのCringila Lions。降格争いからは抜け出したものの、プレーオフ進出が既に絶たれている状況で、選手たちが高いモチベーションを持って、残りの試合をプレーできるのでしょうか。

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そんなチーム状況の中でも、常に高いモチベーションを持ってプレーし続ける寺本。

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滞空時間の長いヘッドも、彼の持ち味です。

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監督やチームメイトからの信頼も厚い、ベテランプレーヤーの寺本。32歳という年齢にもかかわらず、ピッチ内での運動量はナンバーワンです。

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そしてユニフォームの表記は、なぜか【Teromoto】。

選手証やチームシートには、【Teramoto】と間違いなく書かれているはずですが、こういったところを間違えてしまうのは、さすがオージー(笑)。

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シドニーの語学学校では入学時から上級クラスで、ヨーロピアンの生徒たちと切磋琢磨しながら、英語力を磨いてきた呉。

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その英語でのコミュニケーション能力の高さが、彼のプレーでの自信にもつながっていると言えます。

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中盤での華麗なボール裁き!

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そして得点に繋がるアシスト!

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この呉の充実した表情が、彼の今シーズンの好調ぶりを物語っています。

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Cringila Lionsのもう一人の日本人選手である、竹内伸一。

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東京の大学を休学し、オーストラリアでチャレンジをしてる竹内。

大学のサッカー部ではキャプテンを任されていただけに、彼のキャプテンシーが大いに期待されてのCringila Lionsへの入団でしたが、英語でのコミュニケーションと文化の違いに悩まされた、2017シーズンとなりました。

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このブログを書いている現時点では、Cringila Lionsを退団し、イタリアでサッカーチャレンジをしている竹内。新天地で頑張っている彼の、今後の健闘を祈っています。

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Tarrawanna Blueysのストライカー、長石一真。

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2017シーズン開幕直前に、NPL2に所属するMounties Wanderers FCからまさかの戦力外通告を受け、2017シーズン前期を無所属で過ごした長石。

そんな長石に手を差し伸べたのが、その時、得点力不足に悩まされていた、Tarrawanna Blueysでした。

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高校時代にはセンターバックとして、高校選手権にも出場経験がある長石。

大学時代もディフェンダーとして、関西学生サッカーリーグ1部でプレーしていた彼ですが、オーストラリアに来てからは、ポジションを前に上げ、ディフェンダー出身とは思えない器用なドリブルを武器に、得点を量産しています。

最近、筋トレにもハマり始めた長石。基礎技術はもともと高いものを持っているだけに、肉体改造に成功すれば、大化けする可能性を秘めた選手です。

ただ、短期留学の中学生にも敬語を使うほどの、極度な人見知りなだけに、まずはそこを克服してもらいたいですね(笑)。

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2017シーズンの、Tarrawanna Blueysの快進撃はどこまで続くのか?この男の両足にその運命が託されているといっても、過言ではありません。

【この試合の模様と、インタビューの模様を撮った動画はこちらからup

豪州フットボーラーズ

2017年8月17日 (木)

NPL NEW SOUTH WALES MEN'S 1に所属する、Sydney Olympic FCでプレーする安真也の、2017シーズンのハイライト動画です。

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今シーズン、22試合中、6度のリーグベストイレブンに選ばれる大活躍を見せた安真也。

2017シーズンベストイレブン受賞の可能性も高い安の、ファイナルシリーズでの活躍ぶりを、引き続きブログでお伝えします。

豪州フットボーラーズ

2017年8月16日 (水)

日本の大学を休学して、今年の1月から【豪州ソリューションズ】のセミプロチャレンジプログラムに参加している、【あんちゃん】こと、永吉杏(ながよしあん)21歳。

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高校まではサッカー漬けの生活をしていたものの、大学では本格的にプレーしていなかった【あんちゃん】ですが、海外で自分の実力を試してみたいという強い気持ちを持って、オーストラリアへ渡航してきました。

シドニーで最初に練習参加したNPL2のクラブでは、フィットネスレベルが周りの選手よりも劣っているという理由で、契約には至らず。

その次に練習参加した、State Leagueに所属する【 UNSW Football Club 】では、監督から高い技術力を評価され、契約のオファーを貰いました。

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オーストラリア屈指の大学の1つである、ニュー・サウス・ウェールズ大学(UNSW)が運営するサッカークラブなだけに、練習施設も一流です。

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オーストラリアの女子選手達は、縦にも横にもデカい!日本の女子選手に比べて、特に下半身ががっしりしています。

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そんなデカいオージー女子たちの中で、なんとかアピールしようと頑張る【あんちゃん】。

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身体の強さや高さでは太刀打ちできないものの、足元の技術や判断といった部分では、周りのオージー選手達よりも、高いものを持っています。

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監督からの指示も、一生懸命に耳を傾け、理解しようと努力する【あんちゃん】。

学生ビザでオーストラリアに滞在しながら、平日の午前中からお昼過ぎまで語学学校に通っている【あんちゃん】は、サッカーだけでなく、英語を上達させたいという気持ちも、かなり強く持っています。

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語学学校では経験できない、【ネイティブスピーカー達の中での会話にまざり、英語の実力を上達させる】チャンスが、ゴロゴロと転がっているサッカーグラウンド。そのチャンスを活用するかしないかは、本人次第です。

【この日の練習模様と、契約のオファーを貰った感想を撮った動画はこちらからup

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クラブとの契約から数週間後、【国際移籍手続き】も完了し、試合に出はじめた【あんちゃん】。

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チームメイト達と楽しそうにやっている様子が、伝わってきますね。

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試合中に選手が負傷し、なんとグラウンドに救急車が出動する事態が!

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日本よりもフィジカルコンタクトが多いサッカーの中で、相手の強烈なタックルを食らうシーンも。

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そんなタックルにもめげずに、ドリブルで果敢に仕掛けていく【あんちゃん】。

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1-1で迎えた後半ロスタイム、それまであまり目立った活躍を見せていなかった【あんちゃん】が、試合を決めるスーパーゴールを決めます。

そしてそのまま、試合終了のホイッスル。最後の最後で仕事をし、この日のヒーローとなった【あんちゃん】。撮影に来た甲斐がありました!

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自身のゴールでチームが勝利しただけに、試合後のインタビューも、スマイルで答えてくれた【あんちゃん】。

シドニーのステイトリーグでプレーする、唯一の日本人女子プレーヤーである【あんちゃん】の、今後の活躍を期待しています。

【この試合の模様と、インタビューの模様を撮った動画はこちらからup

豪州フットボーラーズ

2017年8月14日 (月)

日本の夏休みを利用して、5週間の【豪州ソリューションズ】の短期サッカー&語学留学プログラムに参加している、法量流泉(ホウリョウルイ)君、13歳。

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172センチと、13歳にしてはかなり大きなルイ君ですが、サッカーの実力も、同世代の中でも抜きんでています。

オーストラリアの同年代の選手との練習では、もはや満足できないレベルにあるルイ君。そんな彼がSydney OlympicのU18(18歳以下のチーム)レベルでどこまで通用するのか?

少なくても周りの邪魔になるレベルではないだろう、という僕の判断で、彼をSydney OlympicのU18の練習に連れていきました。

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今までこのチームの練習に参加した高校生達と比べて、明らかに幼く見えるルイ君。

オージーの選手達も、『なんでこんな幼い日本人が混ざっているんだ?』とでも言っているような眼差しで、彼を見ています。

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しかし時間が経つにつれて、彼らのルイ君を見る目が変わってきます。フィジカルでは明らかに劣るルイ君が、年上のオージー達を翻弄するプレーを連発。この上の写真、一番左の選手の『してやられた~』という表情が、ルイ君のプレーの質を物語っています。

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ルイ君の華麗なドリブルに見入ってしまっている、オージー選手達。

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ルイ君のあまりにも素晴らしいプレーに、ハグまでしてしまうオージー。

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延々と続くこのハグを、遠目で羨ましそうに見つめる高校生の田中君。

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こんな素晴らしい専用グランドで、練習が行われました。

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長身でイケメンの、白人オージーに話しかけれらるルイ君。一体何を話しているんでしょうか?

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日本の中学生が、18歳のオーストラリアのチームに混ざって練習し、英語を使って自ら積極的にコミュニケーションを取る姿を見たとき、こんな経験を13歳でしているルイ君が、心底羨ましく思えました。

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3チームに分かれてハーフコートゲームが行われたこの日の練習で、見事優勝に輝いたルイ君チーム。そして優勝チームから選ばれるMVPは、なんとルイ君の名前が呼ばれ、トロフィーまで受賞しました。

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ルイ君のこの写真での表情が、この日の練習での彼の手ごたえ、そして満足感を表しています。それにしても周りのオージー達、18歳以下には到底見えませんね。(笑)

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シドニーでの滞在期間中は、【選手寮】に滞在しているルイ君。

この【選手寮】で彼は、長期滞在の日本人チャレンジャー達を始めとして、短期留学の大学生、高校生といった、日本では普段接することのない人生の先輩達と交流する事のできる、貴重な経験をしています。こういったシドニーでの貴重な経験が、今後の彼の人生をより豊かなものにしてくれる事、間違いありません。

豪州フットボーラーズ

2017年8月13日 (日)

朝から夜まで、短期留学生たちのお世話で、ブログを書く時間さえもままならないぐらい、多忙な毎日を過ごしています。

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【豪州ソリューションズ】の短期サッカー&語学留学プログラムに参加したことによって、人生観が変わった!と思ってもらえるぐらいの、インパクトのあるプログラムを提供したいという思いで始めたこのプログラム。このプログラムも、今年で4年目を迎えました。

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日本という国の中で、狭い範囲でしか今まで物事を見てこなかった彼ら。

そんな彼らに、【世界中の文化と民族が混じりあうオーストラリアという国で、様々な体験をする事によって、国際的視野で物事を考える力をつけてもらう】というのが、このプログラムの究極的な目的です。

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オージーサイズのハンバーガーを、自ら英語で注文して食べることも、重要な学習です。

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世界遺産のブルーマウンテンズで。オーストラリアの壮大な自然を目の当たりにし、彼らは何を感じたのでしょうか。

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Illawarra Leagueに所属する、Fernhill Foxesのプレジデントの家に招待された彼ら。

オーストラリア滞在も3週目となり、英語でのコミュニケーションにも少しは自信がついてきたようです。

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まさに【海外のでっかい家】といった表現がぴったりのこの家。

庭にはでっかいプールと大型犬が2匹、そしてバーベキュー施設と筋トレルームがあり、家の中にはビリヤード台と、今まで映画でしか見たことのなかったこの光景に、彼らも興奮を隠せません。

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【俺は1年に1回、サンタクロースに変身するんだ!】という冗談を飛ばすものの、意味が通じなかったのか、面白くなかったのか、まったく彼らの反応はなく、さっさとに違う話題に切り替えるサンタ似のプレジデント。(笑)

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約3時間ほど、プレジデントの家で話をしたり、ビリヤードをしたりと、貴重な時間を過ごす事ができました。

この写真撮影の際、かっぷくのよいプレジデントのお腹を、ポンポンと平気で触ってしまう大西君。こいつは将来、大物になりそうです。(笑)


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その日の夜に参加した、Fernhill Foxesのトップチームの練習では、4チームに分かれてのハーフコートゲームが行われました。

こういった場でも、一つのチームで固まってしまう高校生達。コンフォートゾーン(居心地のいい場所)から外に出る努力をしていない、、これができるかできないかで、人間としての幅も変わってくるという事を、彼らに強く伝える必要がありますね。

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カメラマンの腕が良いせいか、みんな上手く見えますね!

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そんな高校生達を横目に、自らオージーチームに混ざっていった13歳の中学2年生、ルイ君。

ここまで来て、日本人と一緒にプレーするのが嫌だったから、と話してくれた彼の意識の高さには、脱帽です。

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ホームステイの食事では、彼らの旺盛な食欲を満たすことは不可能!という事で、今回は【選手寮での滞在】というプランで、宮下が料理を担当しました。

この日のディナーのメインは、【カンガルーのソーセージ】。オーストラリア滞在15年の僕でさえ、この【カンガルーのソーセージ】を今回初めて食べましたが、想像以上の美味さにビックリ!タンパク質も豊富なカンガルーの肉という事で、今後は常用食になりそうです。

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韓国料理の辛さには、あまり慣れておらず、普段と比べて食べるスピードも、3倍ぐらい遅いです。

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大西君&康君の、帰国日前日のSydney Olympicでの練習。前回の反省を活かして、存在感を出すことができるでしょうか?

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前回が100点中30点だとすると、今回は60点ぐらいの点数を付けれるぐらいの存在感は出した2人。

しかしこんな程度では、全然話になりません。もっともっと出来るはず。

日本に帰ってからどのような意識を持って、サッカー、勉強に取り組むのか、そして毎日を生活していくのか。全ては彼ら次第です。

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このオーストラリアの地での貴重な経験を経験で終わらせず、しっかりと内省し、日本でも高い志を持って、日々チャレンジしてほしいと思います。

豪州フットボーラーズ

2017年8月 8日 (火)

2017シーズン到着の最年長チャレンジャー、武内隆司30歳。

関西の強豪、桃山学院大学サッカー部の出身である彼は、徳島ヴォルティスセカンドや関西社会人リーグ等でのプレーを経験。そして2017年6月、サッカー人生の集大成を飾るべく、オーストラリアへやってきました。

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僕がシドニーの空港でチャレンジャーをピックアップした際に、まずやる事。それは彼らの呼び名を決める事です。

寺本貴生はたかお、伊奈裕二はゆうじといった形で、ほとんどのチャレンジャーは下の名前で呼ぶのが普通です。しかしたまに、下の名前が同じチャレンジャーが、同時期に一緒になる事があります。そんな時は、上の名前を短くして、岡本潤哉であれば、オカといった形で呼ぶ事になります。

今シーズンは既に、宮崎隆士が【リュウジ】という呼び名を取っていたため、武内隆司には違う呼称を考えなくてはいけない。【タケ】と呼ぶのも何かしっくりこない。【タケちゃん】はどうかな?等々、色々考えた挙句、ポジションも日本代表の内田篤人と同じサイドバックだし、それなら【ウッチー】でいこう!という事になりました。

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シーズン途中からのチャレンジ、しかも残された登録期間はわずか3週間。この3週間でチームと契約ができなければ、【ウッチー】の2017シーズンは、所属チームがないまま終わってしまいます。

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ちょうど【ウッチー】がシドニーへ渡航してくるタイミングで、守備の選手を探しているチームがありました。リーグ戦で苦戦を強いられているチームなだけに、早急に選手の補強が必要な状況。だからといって、給料を払う価値のある選手だと判断されなければ、契約はできません。

時間がないだけに、何としてでも一回の練習で契約まで持っていきたかった僕。【ウッチー】を連れて行った初回の練習前に、『今日で決めてくれないと、選手を欲しがっている他のチームへ連れて行っちゃうよ』と、監督にプレッシャーを掛けました。

もちろん他のチームへのあてなど、その時点ではありません。しかしこういった駆け引きをしないと、『もう少し見たいから、次の練習にも連れてきてくれ』といった話を、3回、4回と聞くことになるかもしれないのです。

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その結果、練習後に無事に契約のオファーを貰う事ができました。

もちろん【ウッチー】が、監督をはじめとする、チームスタッフを納得させるだけのパフォーマンスを見せたからこそ、この契約に繋がったわけです。しかし時には、ピッチ上で選手が良いパフォーマンスを見せても、契約に至らない場合もあります。この話は別の機会にできればと思っていますが、このレベルのリーグでも、時には選手のレベル、パフォーマンスとは関係ない、政治的な理由で選手の獲得が行われるからです。

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何はともあれ、【ウッチー】の契約が一回の練習で決まり、僕もホッと一息。しかし契約をしたからといって、すぐに試合に出場できる訳ではありません。

ここから国際移籍の手続きをしなくてはならず、場合によっては1か月ぐらいかかる事もあるのです。

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日本では英会話教師として生計を立てていた【ウッチー】。

海外でサッカーをチャレンジする為に不可欠な、【英語でのコミュニケーションスキル】を高いレベルで持ち合わせているだけに、それがプレーの自信に、如実に表れています。

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日本で社会人を長年経験しているからこそ、自身の目標が明確で、高いモチベーションを維持しながら、オーストラリアで充実した日々を送っている【ウッチー】。

若いチャレンジャー達の手本となる存在として、今後のオーストラリアでの活躍を、期待したいと思います。

豪州フットボーラーズ

2017年8月 6日 (日)

日本の夏休みを利用して、【豪州ソリューションズ】の短期サッカー&語学留学プログラムに参加している高校2年生の大西君と康君。この2人が、NPL1に所属する強豪クラブであるSydney Olympic の、18歳以下のチーム練習に参加しました。

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2年半前に【豪州ソリューションズ】の、サッカー&語学留学を経験している大西君。前回の滞在では、日本に帰らずに、シドニーに居続けたいと言っていたぐらい、シドニーでの滞在を思う存分満喫しましたが、あれからどれぐらい成長したのでしょうか?

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2年半前のビーチでの写真。この頃の僕は、ずいぶん痩せていたな(笑)。

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トニーさんはあんまり変わっていない(笑)。


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大西君と同じ学校の康君。なんと彼のお父さんとおじさんは元ボクサー。おじさんに至っては、あのバッキャオとの対戦実績をもつほど。

そんな格闘一家のDNAを受け継いでる康君だけに、どんなアグレッシブな奴が来るのかと想像していたのですが、その期待を裏切る、なんとも心優しい少年でした。

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Sydney Olympic の18歳以下のチームというのは、毎年150人以上の子たちがトライアルを受けて、15人ぐらいしか入れないぐらい、厳しい競争を勝ち抜かなければ入団できないチームです。

そんなチームに、日本の強豪校や強豪クラブでプレーしていない、普通の高校生を練習参加させるなんて無謀だと思われるかもしれません。しかし僕は彼らに、このレベルを経験させてあげたかったし、この中でどれぐらい通用するかを見てみたかった。

そして何より、Sydney Olympic のジェネラルマネージャーが日本好きで、トップチームだけでなく、ユースのカテゴリーにも多くの日本人選手を入れたいという話をしていただけに、彼らの練習参加をアレンジするのは、難しい事ではありませんでした。

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練習グラウンドへ向かう車の中で、『自分からコーチや選手達にあいさつをしにいけよ!』と彼らにアドバイスをしました。これをできるかできないかで、練習中の彼らの扱いも、全然変わってくるからです。

普段は陽気でおちゃらけた性格の大西君。関西人のノリの良さで、同年代のオージーを相手に、積極的に絡んでいく姿を期待しました。

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しかしそんな僕の期待とは裏腹に、ミニゲームではほとんど声を出すことなく、ライン際でさまよっているだけの、消極的な大西君の姿を目にする事に。

普段、日本人同士でサッカーをしている時とは明らかに違う、この日の彼の様子を見て、日本に帰るまでこのメンタルの部分を徹底的に鍛えてやろうと、宮下は決意しました。

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ライン際で一対一のドリブルを仕掛けるものの、相手の激しいフィジカルコンタクトでバランスを崩してしまう大西君。

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フォワードのポジションでプレーする康君。

大西君と同じく、足元の技術はいいものをもっており、180センチと上背もあるものの、身体の線がまだまだ細い。

彼が上のレベルでプレーするにはもっと筋肉を付けて、戦える身体を作る必要があるというのが、宮下のアドバイスです。

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写真はカッコよく撮れているんですけどね。

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監督から、プレーに関するアドバイスを受ける大西君。監督の言っている事を、どれぐらい聞き取れたのでしょうか。

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このシーンでも、ドリブルが相手の足に引っかかって、ボールを奪われてしまいます。

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ミニゲーム後半には、味方からパスさえも回ってこなくなった大西君と康君。外から見ていて、彼らのピッチ上での存在感が全く感じられなかっただけに、仕方のない結果だと思いました。

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チームメイトの信頼を勝ち取れず、しまいにはパスが全く回ってこないという状況に。こういった事も、海外でサッカーにチャレンジしているからこそ味わえる、貴重な経験だと言えます。

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【デュエル】の重要性を肌で感じた瞬間。

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身体を入れられ、ボールを奪われた瞬間。しかしマッチアップしている相手は、どう見てもオッサンにしか見えませんね(笑)。

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練習後に感想を聞くと、「自分が持っている実力の半分も出せなかった」と、悔しそうに話していた大西君。

すかさず、「今日のパフォーマンスが、今のお前の実力だぞ」と、返しました。

このような悔しい経験、そして厳しい言葉こそが、彼らの今後の成長に必要なものです。

この短期留学で、どんどん精神を鍛え、ハングリー精神を養っていってもらいたいと思います。

豪州フットボーラーズ

2017年8月 4日 (金)

オーストラリアで2シーズン目を迎えている、奄美大島出身の長廉太朗。2017シーズンも昨年と同じく、NPL3に所属するBalmain Tigersでプレーしています。

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外国人枠がなかった昨年のNPL3では、20歳以下の選手を含めて6人の日本人選手が所属していたBalmain Tigers。

日本人選手達の活躍のお陰で、なんとかNPL3にとどまる事のできた昨シーズンでしたが、今年からはこのカテゴリーでも2枠の外国人枠が設けられたため、今シーズンは相当な苦戦を強いられています。

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オフシーズンには複数のクラブからオファーがあったものの、【トップチームでの出場のチャンスが、一番あると思った】との理由で、最終的にBalmain Tigersを選択した長。チーム自体はリーグの下位争いをしているものの、本人はほとんどの試合でスタメン出場し、攻守ともに高いパフォーマンスを見せています。

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今シーズンは、サイドバックで出場する機会が多い長。もともと攻撃が得意な選手なだけに、オーバーラップしてサイドからのクロスや、カットインからのシュートというシーンも一試合で数回見られます。

しかし彼の特徴を生かすには、もっと前のポジションで使った方が確実によい!というのが宮下の意見。監督なりの考えがあるのでしょうが、長が前でボールを持った時の方が、チームが明らかにチャンスを多く作れています。

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試合中、プレーに関してチームメイトと激しい口論となった長。大人しいと思われがちの日本人選手ですが、サッカー界で生き残っていくには、ピッチ上で我の強さを出すことも、当然必要となってきます。

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オーストラリアに来た当初よりも、精神的にも、肉体的にも成長しているな、と感じさせてくれたこの2試合での長。弱冠20歳、まだ計り知れない伸びしろを秘めています。

豪州フットボーラーズ

豪州フットボーラーズを運営している【豪州ソリューションズ】が、九州、大分県社会人1部リーグに所属する、【BLUE WING】のユニフォームの胸スポンサーになりました。

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【BLUE WING】のアドバイザーを務める、寺本貴生の協力のもと、このようなかっこいいユニフォームが制作されました。

今後、九州リーグ昇格を目指して頑張っているこの【BLUE WING】の選手たちに、【豪州ソリューションズ】は、様々な形でサポートを行っていく予定です。

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