2017年8月の17件の記事

2017年8月30日 (水)

FFA Cup Round of 32で、2014年のNPLチャンピオンであるアデレードの強豪、MetroStarsを撃破したBankstown Berries。

ここまで来たからには、Aリーグのチームと対戦したいという、選手たちの思いが神様に通じたのか、FFA Cup Round of 16のBerries相手は、現Aリーグチャンピオンである、Sydney FCに決まりました。

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現Aリーグチャンピオンとのガチンコ勝負とだけあって、Bankstown Berriesで2シーズン目をプレーする塩澤智裕も、いつもより気合が入った表情で入場してきます。

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藤田君、いい動画をたくさん頼むぞ!

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立ち上がりから硬さの見えたBankstown Berriesが、前半10分も経たないうちに失点を喫します。この時点で多くの観衆たちは、Sydney FCのフルボッコを予想したと思います。

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こんなビックチャンスは、自分のサッカー人生で2度と訪れないかもしれない。そんな考えが脳裏をよぎったのか、塩澤が積極的にオーバーラップを見せ始めます。

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オーストラリア代表80キャップを誇り、ワールドカップも2回の出場経験があるLuke Wilkshireを相手に、積極的にドリブルを仕掛ける塩澤。

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同じく元オーストラリア代表、代表キャップ48を誇り、日本のサッカーファンの間では、AFCアジアカップ2011決勝で、自身のミスでフリーにしてしまい李忠成に決勝ゴールを決められたという印象が強い、David  Carney

そんなカーニーを相手にも、まったく臆せずに、塩澤はドリブルを仕掛けていきます。

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この日の入場者数は2500人。真冬の冷え込んだ夜にも関わらず、多くの観客が入りました。

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このドリブルは、オーストラリア代表の右サイドバックを長年務めてきた、Luke Wilkshireにカットされます。【上の画像をクリックすると、連続画像が見れます】

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前半を0-1で終えたBerries。このハーフタイムのスコアには、塩澤も満足げな様子です。

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Jリーグの清水エスパルスでプレーした経歴もある、Alex Brosqueとマッチアップする塩澤。

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カウンターから何度かビックチャンスを迎えたBerriesですが決めきれず、後半中盤に2失点目を喫してしまいます。

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後半途中から入ってきたこの11番、最近加入したばかりの現ポーランド代表、Adrian Mierzejewskiという選手ですが、半端ない上手さでした。

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そんな経歴も、もちろん知らずにマッチアップしたであろう、塩澤智弘。この日ほど、Bankstown Berriesでプレーしていて良かったと思った日は、なかったに違いありません。

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現ポーランド代表のドリブルを止められるか?

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試合終了間際にPKで失点し、最終スコアは3-0。試合を通じてボールを支配される時間が多かったものの、後半は得点チャンスもかなりあっただけに、Berriesの選手達は、この試合でかなり手ごたえを感じる事ができたと思います。

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塩澤にとって、オーストラリアのトップクラスの選手達とプレーする事により、彼らとの差を肌で感じる事ができた、貴重な場となったこの試合。この試合で得た経験を糧に、来シーズンはさらに成長した姿を見せてくれると信じています。

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本当にブログに書いている試合を観に行ってるのか?疑惑が浮上しているらしいので、証拠として、試合後の塩澤と写真を撮りました(笑)。

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ちょうどDavid Carneyが横を通り過ぎたので、彼とも写真を。

豪州フットボーラーズ

2017年8月28日 (月)

今シーズン、Illawarra Premier Leagueで上位を走るBulli FCで、2シーズン目を迎えている桑田祐也。

キーパーのレベルが高いと言われているオーストラリアで、日本人である彼が正ゴールキーパーとして出場している理由を探りに、Illawarra Premier Leagueの第21節、Corrimal Rangers対Bulliの試合を観に行ってきました。

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オーストラリアでのプレーも3シーズン目となるだけに、英語での味方への指示も、かなりナチュラルにこなす桑田。

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Corrimal Rangersのベンチには、肩の怪我の影響でスタメンから外れた、山本和也の姿も見えます。

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このIllawarra Leagueの、オフィシャルカメラマンの姿も。彼が使っているカメラは、僕よりも数段良いものですが、写真のクオリティーは負けていないと思います(笑)。

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そしてローカルのテレビ局も、この試合を撮影しに来ていました。

毎週、このリーグの試合のハイライトと結果がスポーツニュースで放映されるだけに、選手達もモチベーションを上げざるをえないでしょうね。

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久々に桑田の試合を観ましたが、高さのディスアドバンテージを補う技術が際立っていたのはもちろん、何よりも、彼の【度胸】が素晴らしいと感じました。

相手フォワードに突っ込まれながらも、しっかりとボールをパンチングするこのシーンも、技術云々より、【度胸】から生まれているプレーですよね。

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パンチングも素晴らしい!

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ラクビー選手を彷彿とさせる相手選手の突進に、桑田も足を投げ出して応戦します。もはやなんのスポーツか分かりません(笑)。

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相手のミドルシュートをパンチングした後の、この表情と雄叫び!

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3-0でハーフタイムを迎えたBulli FC。この試合での、山本和也の出番はあるのでしょうか?

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後半開始早々、セットプレーから失点をした桑田。【あら、入っちゃった】とでも言っているような、この表情。

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そこから持ち直した桑田は、試合終了まで、安定したパフォーマンスを見せてくれました。

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後半も終盤に入り、この日は出番がないと思われていた山本ですが、後半30分過ぎに、ピッチに投入されます。

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短いプレー時間ながら、切れのあるドリブルでチャンスを作っていただけに、もう少し早い時間から彼を見たかったですね。

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結局試合は、5-1でBulliの圧勝。Corrimalにとっては、圧倒的な力の差を見せつけられた結果となりました。山本のこの後ろ姿が、この日の試合内容を物語っています。

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失点シーン以外は、ほぼ危なげない内容でチームの勝利に貢献した桑田。この試合を観て改めて、彼のこのチームでの重要度を確認する事ができました。

この試合が終了した時点で単独1位のBulli FC。最終節は、2位につけるWollongong Olympicと試合で、勝った方が優勝という大一番なだけに、2017シーズン、Illawarra Premier League最大のビックマッチとなる事、間違いないです。

果たして桑田は、優勝トロフィーを掲げる事ができるのでしょうか?次回のブログにご期待ください。

豪州フットボーラーズ

2017年8月27日 (日)

35歳の日本人最年長チャレンジャー、西村純。

先週行われた第21節目で、所属クラブであるBellambiの降格が確定。シーズンを通じて、外国人プレーヤーとしての役割を全うできなかった事を痛感している西村純が、最終節でどんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか?

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最近の試合では、ストライカーで出場する事が多かったものの、この日は左サイドバックでスタート。

シーズン開幕前に撮影されたこの動画では、シーズン5ゴールを明言している西村ですが、第21節までの記録は0ゴール。この約束を果たすには、この試合で5ゴールを記録するしかありません。はたして男の約束を果たすことができるのか?

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この日も前半序盤から、ファールギリギリのプレーで相手にプレッシャーを与える西村。

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いつもの通り、気合の入ったスライディングも見せてくれます。

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互角の展開で試合が進んでいた前半終盤、相手のサイドからのクロスを、西村がまさかのオウンゴール。なぜか相手があまり喜んでいないのは、西村のゴールが綺麗に決まりすぎたからなのでしょうか。

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西村、まだ時間は十分にあるぞ!

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サッカーに対する気持ちと気合いの入り方は、日本代表レベルです。

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観る者の胸を熱くさせる、西村の走る後ろ姿。

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決して得意ではないヘディングを必死にトライする姿からも、彼の闘志が伝わってきます。

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ちょっとやりすぎて、主審からイエローカードを貰う西村。

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鬼の形相で、味方に喝を入れます。

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何か月ぶりかに西村の試合を観ましたが、以前と比べて、キックの精度は格段に上がっているではないですか!

彼の普段からのストイックな生活を知っているだけに、なんだか自分のように嬉しくなってしまいました。

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他会場で行われる試合に向かう為に、前半を0-1と折り返したところで、僕はグラウンドを後にしました。

その日の夕方、西村から【結局ゴールを記録できず、5点か6点取られた負けた】という電話での報告を受けた僕は、【シーズン5ゴール】の事は一切触れず、【よく頑張ったな!】という言葉で、彼を労いました。

シーズン中はサッカーの為に、一滴のアルコールも口にしなかった西村と、とりあえず来週ぐらいに飲みに行きたいな、と思っています。

豪州フットボーラーズ

2017年8月26日 (土)

レギュラーシーズンを残り2節を残す時点で、降格争いの渦中にいるWoonona Sharks。最下位のチームと勝ち点が同率ながら、得失点差で辛うじて上回っている中で迎えたこの試合で、はたして勝ち点を奪って、崖っぷちから脱出できるのでしょうか?

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Woononaの左サイドバックでの出場となった、【ウッチー】こと、武内隆司。タフなオーストラリアリーグで揉まれているせいか、以前より顔つきが引き締まった感じがします。

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彼のストロングポイントは、このヘディング。上の写真のシーンを含め、この試合で【ウッチー】がへディングで競り負ける事は、ほとんどありませんでした。

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サイドでの一対一の攻防も、冷静に対処する【ウッチー】。

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Albion Parkでプレーする、昨シーズン年間MVPの奥野将平。

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2106シーズン、岩内陸、東洸太郎と共に驚異の攻撃力を見せ、Albion Parkのファイナルシリーズ優勝の立役者となった奥野将平ですが、昨年末の怪我の影響で、100パーセントのコンディションでないまま、2017シーズンの開幕を迎えました。

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Albion Parkに今シーズン加入した、川崎谷輝。奥野将平と大学の同期なだけに、この日も2人の息の合ったプレーが、随所で見られました。

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この試合を決めた川崎谷の一振り。この一点が決勝点となり、Albion ParkがWoononaを1-0で下しました。

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チーム自体は、ファイナルシリーズに進出できるかできないかというボーダーライン上にいるものの、相変わらずの存在感を見せてくれた奥野。

既にNPL1のクラブからの、来シーズンのオファーがあるだけに、来シーズンの奥野の動向が注目されます。

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チームは惜敗したものの、終始安定した守備を見せ、この日の【宮下が選ぶMVP】に選ばれた武内。

この次の試合の、第21節の試合も敗戦したWoononaですが、幸いにも降格争いを演じているPictionも第20節、21節と敗戦したため、最終節である第22節の両チームの直接対決で、降格チームが決まる事になりました。

はたして、【ウッチー】が所属するWoononaは、IPLに残留できるのか?決戦の日は明日(8月27日)です。

豪州フットボーラーズ