2018年9月 3日 (月)

つい先ほど、(正確に言うと、9月3日、オーストラリア時間の夜7時ごろ)僕の携帯に、ある男から着信があった。

【Ucchi】

久々に見る名前だ。

今シーズンは、NSW State Leagueに所属する、UNSW FCでプレーしている【Ucchi】こと、武内隆司。

昨年のオフシーズンに怪我をし、万全ではないコンディションの中で、プレーをしているとは聞いていた。

僕自身も色々と忙しく、UNSW FCでの彼の試合を一度も観に行けていなかった。

それでもレギュラーシーズンの結果は毎週チェックしていて、UNSW FCが3位で終えたのは知っていた僕。

先週末からファイナルシリーズが始まったので、日本人選手が二人所属しているBankstown Unitedと対戦する時に観に行こうかな、と思ってたタイミングでの、彼からのこの電話。

【昨日、レギュラーシーズン5位のNepeanに負けて、シーズンが終了してしまいました】

【僕自身、数週間前に膝を怪我してしまい、最近は練習にも行けていない状態だったんです】

幸い、あと一か月以内には怪我が完治する見込みだとの事。そして来年の6月までビザは残っている。

【10月に行われるArab Cupに出場してくれないかな?】

【僕でよければ、是非参加させていただきたいです。】

日本代表監督のフィリップ・トルシエは、【3人の個性派に、8人の明神がいればチームは出来る】と話していたが、僕にとっての【Ucchi】は、まさにトルシエにとっての明神のような存在だ。

決して派手さはないが、献身的なプレーでチームを支える存在。

大会へ向けて、強力なディフェンダーを確保できた。

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4月に行われた、UNSW FC対、Bankstown Unitedの試合。僕自身は都合がつかず、アシスタントの藤田が撮影に向かった。

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武内隆司(UNSW)VS Bankstown United FCの試合及び、インタビュー動画は👆から】

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オーストラリアでの3シーズン目となる2019シーズンに向けて、既に気持ちを切り替えている武内。

そんな【Ucchi】は来シーズン、このスマイルをどれだけ、彼のファンに見せる事ができるのであろうか?

勝っても負けても常に【スマイル】【Ucchi】なだけに、毎週見れると予想しておく(笑)。

豪州フットボーラーズ

家田卓22歳。ゴールキーパーとしては175センチと小柄な部類に入るものの、Illawarra Districk Leagueに所属する、University FCの正ゴールキーパーとして、堂々と一シーズンを戦い抜いた。

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オーストラリアでプレーしている日本人選手達は口を揃えて、【オーストラリア人キーパーのクオリティーはかなり高い】と言う。

そういった中で、オーストラリアのリーグ、特に外国人枠があるリーグで日本人選手がプレーするという事は、決して簡単な事ではない。

家田もオーストラリアへ渡航し、University FCとの契約が決まるまでは、数々の試練があった。

小柄な日本人キーパーというだけで、プレーする前から、懐疑的な表情を見せる監督もいたし、プレーさえも、まともに見てくれないと感じたこともあった。

しかし彼は、不平、不満を一切見せる事なく、チャレンジをし続ける。

日本では考えられない、不条理や理不尽な事も起こりえるのが海外。そんな環境だからこそ挑戦し甲斐があるし、成長ができる。

そうやって家田は、全ての物事をポジティブに捉えた。

【University FCとの契約が決まる前、Illawarra Premier Leagueのトライアルに参加する家田】

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2018 ILLAWARRA DISTRICT LEAGUE SEASON PREVIEW

For coach Brod Crighton, last years 11th place finish was not good enough. The team struggled for consistency and just won just 5 times. They did ensure a goalkeeping shortage which may have contributed to their leaky defence however 28 goals for was the second least in the league. 
For Brod, he has seen the likes of Cameron Hanson, Andrew Christie and Doug Woodiwiss all change clubs and with Dane Hamilton has retiring, there will be a new look University side out there this year. 
They have been experimenting with players throughout the pre-season with varying success. I just get the impression the side has not gelled yet. They will need to do so quickly because the separation between the top teams and the bottom teams is narrowing. 
From what I have seen so far, sadly, I think University will be battling to avoid 12th place.(訳:私が今まで見たものから考えると、Universityは、12位(最下位)を避ける為の戦いをする事になるであろう)


公式サイトでのシーズン前プレビューでは、降格争いをするであろうと予想されていたUniversity FC

僕自身も実際、シーズン開幕前にこのチームの練習を数回見学したが、選手個々の能力、チームの完成度を見たとき、優勝候補として挙げられていた、BELLAMBI ROSELLASCONISTON FCといったチームとは、相当な差を感じたのは事実だ。

そのチームから家田はオファーを貰った。

自分の今置かれている状況を考えると、このオファーを断る理由がない。

【降格争いをすると思われているこのチームを、自分の力で絶対に強くさせる】

そう心に誓い、University FCユニフォームに袖を通した。

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ついにリーグが開幕。

4失点を喫し、チームは負けた。

試合後、試合に負けた悔しさと、セミプロ選手としてのデビューを果たせた嬉しさが入り交じった、不思議な感情が沸き起こった。

【次の試合は絶対に勝って、心の底から喜びたい】

そしてリーグ第二節、University FCは2018シーズン初勝利を飾る。この時家田は、【オーストラリアにチャレンジしにきて、本当に良かった】と初めて思えたのである。

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University FCは結局、大方の予想通り、2018シーズンを11位で終える事になる。

しかし家田個人は、毎試合コンスタントなパフォーマンスを披露し、チーム関係者から高い評価を貰う事ができたシーズンとなった。

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【監督とはプライベートで、サーフィンも一緒に行く仲に】

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シーズン終了後、僕に会いに来てくれた家田。彼がオーストラリアで経験したこと、感じたこと等を、色々と深く聞くことができた。

このように選手からのフィードバックを貰う事により、僕自身もよりよいサポート体制を築いていこうと、決心させられるのである。

【オーストラリアセミリーグで一シーズンを終えた、家田卓のインタビュー動画は👆から】

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同じサポートをしても、選手によって受け止め方は違うし、フィードバックも様々だ。

そんな中でも、こうやって感謝する気持ちを伝えてくれる選手に対しては、今後も色々とサポートをしてあげたいと思うのは、人間としての当たり前の感情ではないだろうか。

サッカー選手としてだけでなく、人間としての家田卓も、引き続き、応援してこうと思う。

豪州フットボーラーズ

2018年8月30日 (木)

オーストラリア生まれ、オーストラリア育ちの日本人、奥田 龍公(18)。

2018シーズンは、NPL1に属する、Sydney Olympicのアンダー20のチームでプレー。シーズンを通じて素晴らしい活躍を見せた。

シーズン中盤からはトップチームの練習にも呼ばれ、高いレベルの中で、トレーニングを積むことができた奥田。

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Sydney Olympicに入団する前までは、オーストラリアを代表するクラブである、Sydney FCの下部組織でプレーをしてきた彼だが、2018シーズンが終了した現在、今後のサッカーキャリアについて、真剣に悩んでいる。

【このままオーストラリアに残ってプレーし続けるのか、他の国でチャレンジするのか】

将来的には、もちろんサッカー選手として生活していきたい。

しかしオーストラリアにこのまま残ってプレーをしたところで、10チームしかないプロクラブと契約できる可能性が、どれだけあるのか?

幸い、奥田には、【英語】という強い武器がある。

オーストラリア人選手が日本人選手より、ヨーロッパで多くプレーしている理由?

サッカーの実力云々よりも、文化的に近く、【英語】を話せるという部分が、かなり有利に作用していると、あるサッカー専門家が話していた。

オーストラリアを代表するサッカー選手である、のティム・ケイヒル、そしてハリー・キューエルの二人も、それぞれ18歳、17歳の時にオーストラリアからイングランドへ渡り、その後、世界的に有名な選手として成長した。

もし、彼らがイングランドへ渡らず、オーストラリアに残ってプレーしていたら、どうなっていたのだろうか?

決して、今のような地位や名声を築いてはいなかっただろう。

【大きなチャンスは
今まさに君の足元にあるかもしれない】

               by ナポレオン・ヒル

奥田が国際舞台で活躍する日が、近いうちに来るかもしれない。

 

【奥田 龍公の2018シーズンプレー集】

豪州フットボーラーズ

2018年8月29日 (水)

最近、ほぼ毎日ブログを更新している宮下です(笑)。

それが少なからず影響しているのか、サッカーチャレンジ、サッカー留学に関するお問い合わせの数が、急増しています。

その中でも、

【自分の実力で、セミプロチームのトライアル、練習参加が可能なのかを知りたい】

【短期でとりあえずチャレンジして、チームと契約できたらオーストラリアに残ってプレーしたい。】

こういった内容が、結構多くきています。

正直、セミプロチームに入れなくても、アマチュアチームでシーズンを通じてプレーする事は可能ですし、いくらでもアマチュアチームは紹介できます。

しかし、オーストラリアのセミプロチームと契約できなかったら、他の国に直ぐにチャレンジに行きたい、といった人が少なからずいるのも事実。

そこで、

新しいプログラムを作りました!

【短期トライアルチャレンジ】

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2週間から参加可能なこのプログラム、空港送迎サービスから、トライアル、練習参加の送り迎え、そして英会話レッスンまで付けて、この費用です!

スタッフの人件費やら、ガソリン代やら考えると、ビジネス的にはあまりうまみがないかもしれません(笑)。

ただ、この新しいプログラムにどれだけ需要があるのか、見てみたい。

もし、爆発的な需要があれば、その時は費用の値上げを考えます(笑)。

そんな訳で、本日よりプログラムの受付を開始します!毎月3名限定ですので、ご興味がある方は、お早めにご連絡ください。

豪州フットボーラーズ

2018年8月28日 (火)

日本の夏休みが始まったばかりの7月下旬、一人の少女がシドニー空港へ降り立った。

兵庫県、姫路市内の高校に通う高校一年生、石本真里奈、15歳。

真っ黒に日焼けした、彼女の肌の色を見た瞬間、【この子は相当やるな】と、直感的に感じた。

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この直感を信じ、シドニーに到着した初日の夜、【一般男子チーム】の練習に連れて行った。

【Central Sydney Wolves】

そう、僕が所属しているクラブである。

普通なら、オーストラリアの【一般男子チーム】に、15歳の日本人少女を参加させる事は難しいだろう。

しかし、このクラブではそれが可能だ。なぜなら、僕がこのクラブの、【影の会長】だからである(笑)。

練習が始まる前、僕はチームメイト達に、この日本の少女が練習に参加する事を伝えた。

そして彼らに、【女の子だからって手加減すると痛い目にあうぞ。男性だと思って激しくぶつかっていってくれ】と、冗談めいた口調でアドバイスをした。

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《この写真と本文はあまり関係ありません》

彼女の実力は僕の直感通り、正に【スーパー】だった。

ミニゲームでは、180センチを超す男たちを相手に、ドリブルでけちょんけちょんにした。

彼女のプレーの素晴らしいところは、【常にルックアップして周りの状況を把握している】為、【ファーストタッチ】が正確で、【プレーの選択肢】が多いという事。

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練習後、チームメイトの一人に、【彼女はジュニアの日本代表チームか、選抜チームでプレーしているのか?】と聞かれた。

【普通の高校チームで、男子に混ざってプレーしているんだよ】と僕は答えた。

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そして翌週、シドニーではかなり上手い子たちがプレーしている、Manly Unitedのアンダー15の、女子チームの練習に参加。

同年代と言っても、体格的には自分よりも遥かに大きいオージーの彼女達。そんな中でも、石野の実力は群を抜いていた。

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彼女の目標は、【世界一の女子サッカー選手】になる事。

夢でなく、目標だ。

ただ、【サッカーの実力】のみで、上には這い上がっていけないのが、サッカーの世界。

そこには【運】も必要になってくるし、【人脈、コネ】といった要素も絡んでくる。

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それでも、その目標が実現不可能だと、彼女は決して思っていない。

目標に少しでも近づく為に、今やらなくてはいけないこと事をしっかりとやる。

【サッカーの練習】はもちろん、海外のリーグでプレーする為には、【英語の勉強】も必須だという事は解っている。

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今回の留学で、周りは全員英語しか話せない中で、自分の意見を伝える難しさを感じた。

その中で、【英語学習に対するモチベーション】が一気に上がった。

なぜ英語を勉強しないといけないのか?学校のテストで良い点数を取る為?そんな目先の小さい目的の為だけに英語を勉強するなんて、モチベーションが沸くはずがない。

【海外のリーグでプレーする際、記者会見を通訳なしで英語で行う】

つい数週前に行われた、Melborne Victoryの本田圭佑選手の入団会見。

彼は通訳など付けずに全て英語で、オーストラリアのメディアと受け答えをした。

この会見で、本田選手に対するオーストラリア人の親近感が一気に増したのは、言うまでもない。

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【シドニーFC入団会見・森安洋文の動画】

かつてシドニーFCでプレーした森安洋文。彼のシドニーFC契約時の記者会見の模様と、彼が引退後に、日本のメディアを相手に語った内容を見てもらいたい。

英語でのコミュニケーション能力がどれだけ重要か、解っていただけるだろう。

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【当時オーストラリア代表の中心選手であった、ティム・ケイヒルと競り合う森安】

文春オンライン【逆輸入Jリーガーが語る「英語力とサッカーの相関関係」】

「結局、プロになってから『よし海外に行こう』『じゃあ英語を勉強しないと』ではなかなか身につかないんです。座学や英会話教室の英語とスポーツの世界で求められる英語は、少し違う。それに加えて日本の場合は、多くの人の根底に『英語は勉強するもの』という苦手意識がある。それをどうにか変えたいんです。」

「単純にサッカーの実力だけを見た時、僕より上手い選手なんてたくさんいました。でも、英語でのコミュニケーション能力の部分で秀でることができたからこそ、豪州のNo.1クラブで戦うことができたんだと思います」    

「サッカーの技術が素晴らしい選手でも、いざ海外に出ると環境に馴染めず、コミュニケーション能力の差で活躍できないケースも多い。言葉のできない選手とできる選手だったら、少しくらいスキルが劣っていても、やはりコミュニケーションを取れる選手が選ばれる。それは僕自身が一番実感しましたから、間違いないと思います。」

~文春オンライン【逆輸入Jリーガーが語る「英語力とサッカーの相関関係」】から引用~

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オージーバーガーを頬張りながら、それでもサッカーの事で頭が一杯の石本。

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水平線を見ながら、自分のこれから歩んでいく道を連想したのであろうか?

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この才能が、これからどこまで伸びていくのか。楽しみで仕方がない。

15歳、 石本真里奈のオーストラリアサッカーチャレンジ動画は👆から】

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彼女は必ず【目標】を達成してくれると、僕は信じている。

豪州フットボーラーズ

2018年8月27日 (月)

佐橋大輔、23歳。

高校時代は、Jリーグのユースチームでプレー。

そして現役一般受験で、早稲田大学へ入学。

大学サッカーの強豪、早稲田大学サッカー部の入部テストを受けるも合格できず、社会人リーグでサッカーを続けながら、オーストラリアチャレンジへの準備をする。

2017年2月に渡豪。エキサイティングなシドニーでの留学生活が、スタートするはずだった。

しかし、シドニーへ到着した直後、右足首の負傷に見舞われ、ボールさえ蹴れない日々が数週間続く。

怪我から復帰後、実戦感覚を取り戻すために、ローカルのアマチュアリーグ 【Central Sydney Wolves 】で、約3か月プレー。

ここでオーストラリアサッカーの激しさを体感するものの、持ち前のガッツを前面に出すプレーで相手を圧倒、セミプロクラブへの移籍へ向けて順調な仕上がりを見せる。

【Woonona FCと契約した佐橋大輔のインタビュー動画は👆から】

(オーストラリア)シドニーのガットゥーゾ(サッカー)

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そして6月の中旬、Illawarra Premier Leagueに所属するWoonona FCと契約。セミプロチームでプレーするという、シドニーでのサッカーの目標を達成する。

このチームで約10試合、ボランチとしてプレーし、充実した半シーズンを送る。

オーストラリアでのシーズンが終了後、日本へ帰国し就職活動を開始。そして2018年6月、倍率300倍を見事に勝ち抜き、大手外資系メーカーB社の内定を貰う。

【面接時に、横に慶応大卒の長身イケメンがいて、英語もかなり堪能に話している姿を見たとき、(こいつに勝つのは無理だわ)と思ったんですけど、彼は結局ダメで、僕が採用になりました(笑)。】と面接時の逸話を話してくれた佐橋。

後で面接官からは、【佐橋君が海外生活、そして現地のクラブでサッカーをプレーしたという話を聞いたときに、うちが求めている、【国際的に活躍できるポテンシャルを持った、ユニークな人材】にぴったりだと思ったんだよね。それが採用の一番の理由かな?】と伝えられたという。

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【2018年7月から約1か月間、ニュージーランドのSouthland Unitedでプレー。】


世の中の基準で言えば、彼は今、【勝ち組】というポジションにいるのかもしれない。

大手外資系メーカーでの勤務、安定した給料、そして数年後には、ヨーロッパでの勤務というオプションもある。

しかし佐橋からは、【安堵】や【安心】といった類のものは、まったく感じられない。

【大企業に入れば、一生安泰】、そんな時代はとっくに過ぎ去っている事を彼は知っているし、一生勤め上げる気もない。

実力主義の外資系なら、なおさらだ。

佐橋は、これから本当の意味で、【人生の戦いが】始まるという事を、十二分に理解しているし、やるべき事も解っている。

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【オーストラリアでサッカーをプレーしていなかったら、今回の会社から、絶対に内定を貰えなかったと思います。オーストラリアでプレーしながら英語を話す自信であったり、行動力、精神的な強さというものを相当身に付ける事ができました。もしオーストラリアに留学せずに、日本に残っていたら、頭でっかちのままだったと思います(笑)。これまでたくさんの人に支えられながらここまで来れました。今後は社会人として、社会に貢献できる人間となれるよう、一生懸命に頑張っていきたいと思います。】

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ニュージーランドからわざわざシドニーへ会いに来てくれた佐橋と。今まではサポートをする側と受ける側という関係だったが、今後は同等な、友人としての関係を築いていければと思う。

豪州フットボーラーズ

2019シーズンへ向けてのチャレンジャー達が、続々とオーストラリアへ到着しています。

先週末でリーグ戦が終わり、オフシーズンに入るクラブ、選手達もいる中、【豪州ソリューションズ】のサッカー活動は、【年中無休】で行っていきます。

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福岡県出身のニューチャレンジャー、藤川龍登(19)。以前にもこのブログに何回か登場した事があるこの男、佐賀の強豪、龍谷高等学校サッカー部でプレした後、九州の某大学サッカー部に進学する。

しかし2年の時に大学を辞め、オーストラリアチャレンジへと至る。

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佐賀県出身のニューチャレンジャー、大林慶輝(20)。11歳から16歳まで、佐賀のトレセンにも選ばれる程の才能をサッカーで見せていたものの、高校が進学校だった為、2年時に引退。

大学では競技スポーツとしてフットサルを選び、インカレの長崎大会では、得点王にも輝く。

2018年7月、大学を休学して、オーストラリアへ渡航。

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NPL2、Spirit FCのアンダー20のチームでプレーをする、長崎県出身の木村瑞月(19)

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最近、少しブログへの登場回数が減ってきた、西野チャレンジャー。サッカーの練習で怪我をしてしまい、二週間ほど全くボールを蹴れていません。

この際サッカーは引退して、コメンテイターになるのはいかがでしょうか?(笑)

2019シーズン、ニューチャレンジャー達の意気込み、そして現役プレーヤーのインタビュー動画は👆から】

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【超簡単】この5人の中で、唯一、九州男児ではない人がいます。それは誰でしょう?【クイズ】

豪州フットボーラーズ

2018年8月26日 (日)

2018 Illawarra District League最終節、Coniston FC対Helensburgh Thistle FCの試合を観に行ってきました。

前節が終了した時点での、首位のConistonと2位のBellambiの勝ち点差は1点。

この試合で勝てば無条件リーグ優勝&来季昇格、引き分け以下は、Bellambiの結果次第という状況下で、キックオフのホイッスルがなりました。

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Coniston のミッドフィルダー、榎戸皓平と、Helensburghのサイドバック、岡本潤哉のマッチアップ。

同学年の二人だけに、お互いライバル意識が凄いという話を、ちらっと耳にもしましたが、、(笑)

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シーズン前、クラブとの契約の場での榎戸皓平。この頃は髪が黒かった(笑)。

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Coniston のセンターバックの一角を担う、栢野敬之。

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彼は半年前と、殆ど変わっていないな(笑)。

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Conistonのエース、小檜宏晃。

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この写真だけ見ると、両脇の二人は、サッカーというよりラグビーの関係者っぽいな(笑)。

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Helensburghの中盤を司る、三谷佳。

サッカーに関して言えば、もっと上のレベルでプレーできる選手。しかし僕が彼を一番評価している部分は、彼の英語習得に対する意識の高さ。

自らを敢えて厳しい環境に置こうと、シドニーとウーロンゴンの中間地点にある田舎町、Helensburghで家と仕事を見つけ、アジア人が殆どいない中で生活してきた彼。

常に英語ノートを持ち歩き、使えると思った単語、文章があれば、その場で書きとめる。

毎週行っている、オージーサッカーコーチ、Alとのカフェでの英会話タイムにも、Helensburghから電車で一時間以上掛けて参加。

そんな努力家である三谷の英語でのコミュニケーション能力は、オーストラリアに来て2年が経っていないとは思えない程の高いレベルにあります。

【生の英語を学べるこんないい環境にいるのに、それを全然活用していない人が多い!】と、話している彼。

オーストラリアに滞在している目的が何であれ、英語を習得して損をする事なんて、決してありませんよね。

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長身のオージー相手にも、競り合いで殆ど負ける事がなかった、この日の榎戸。

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左サイドバックとして、これといって目立ったプレーは見せなかったものの、安定したパフォーマンスを見せた岡本。

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とりあえず、格好よく撮れている写真は、インスタなり、フェイスブックなり、本人達にどんどん使ってほしいので、アップします!

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この写真はけっこうお気に入り!

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ちょっと微妙な写真ですが、この試合で撮影した1000枚以上の写真の中では、かなりマシな方に入ります。

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ポジション柄なのか、あまりいい写真が撮れなかった岡本君。こんなのしかなくてごめんなさい(笑)。

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これは何のシーンだ?

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ここまで、全く試合内容について触れていませんので、簡単に説明します。

Helensburghが前半開始早々に先制するものの、Conistonがその後追いつき、後半に入ってから勝ち越します。

内容的にも優勢に進めていたConistonが、そのまま逃げ切るかと思われた矢先、Helensburghが同点ゴールを決め、試合は振り出しに。

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他会場で試合を行っている、2位につけるBellambiですが、後半30分までスコアレスという情報が入ってきました。

しかし残り15分を切り、万が一Bellambiがゴールを決めると一気に形勢が逆転となる状況なだけに、Conisitonの選手達の表情から、焦りが見え始めます。

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緊迫する状況の中、Conistonが勝ち越しゴールとなる3点目を決め、その直後に試合終了のホイッスル。

見事Conistonが、リーグ優勝&来シーズンの昇格を決めました。

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プレジデントに抱えあげられる小檜。この日の宮下が選ぶMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に、見事選ばれました。(だからと言って賞金などは何もないです笑)

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この最終戦を戦った5人の男たちと。

オーストラリアのIllawarra Leagueという、世界からしたら全く知られていないリーグながら、こうやって活躍している日本人選手達がいるという事を、これからもこのブログを始めとしたSMSで、どんどん伝えていきたいと思います。

【試合終了後の表彰式と、ロッカールームでの様子はこちら👆の動画からチェック!】

豪州フットボーラーズ

2018年8月25日 (土)

今シーズン初めて、西村純の試合を観に行った。

相変わらず、ピッチ上での彼は熱かった。

【今年のチームは、去年のチームより、みんな優しくて、凄い居心地がいいんですよ】

と、僕に会う事に、嬉しそうに話してくれた純。

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所属するKiama FCの練習場まで、週二回、片道二時間半を掛けて通った。

トップチームで出場しないと、給料は発生しない。そして開幕から一回たりと、トップチームで出場した事はない。

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それでも、サッカーを愛する気持ち、このクラブを愛する気持ちがあるからこそ、この日の最終節まで、ピッチ上で懸命にボールを追い続ける事ができた。

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技術的には決して【巧い】選手ではない。巧いか下手かといったら、むしろ【下手】な選手である。

しかし、サッカーは【足先】だけでやるものではない。【気持ち】がもっと重要だという事を、彼はピッチ上で表現しているのだ。

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この日は【サイドバック】でプレーしたり、【フォワード】でプレーしたりと、大忙しだった純。

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苦手としていた【ルックアップ】、そして【シンプルにボールをさばく】技術も、かなり上達した。

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私生活では、【スーパー謙虚な男】として知られているが、ピッチにひとたび足を踏み入れると、【危険な男】に変する純。この試合でも、相手選手と一触即発の場面が。

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チームメイトが仲裁に入り、何とか事なき終えたこの場面。

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それでもまだ、目で相手を威嚇する純。

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ピッチ外とピッチ内で、ここまで表情が変わるサッカー選手もなかなか珍しい。それだけ【サッカーに対する情熱】が、激しいという事なのだろうか。

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結局、1-0でチームは敗戦。試合終了のホイッスルが鳴った直後のこの後ろ姿が、今シーズンの彼の気持ちを代弁していると言えるであろう。

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結局最後の最後まで、笑顔を見せてくれなかった純。そんな彼から、【現役続行】の言葉が漏れかけたが、真相やいかに?

とりあえず、一シーズンお疲れさまでした。

豪州フットボーラーズ

2018年8月22日 (水)

28歳で、初の海外挑戦に挑む事を選んだ男、小檜宏晃。

彼の存在を知ったのはちょうど一年ぐらい前、日本のビジネスパートナーである門井氏から、一本の電話が掛かってきた時である。

【是非、オーストラリアにチャレンジさせてやりたい奴がいるんですよ】

彼から話を聞くと、高校時代は東京の強豪、成立学園で10番を背負い、後にロンドンオリンピックの日本代表で活躍した、大津祐樹ともチームメイトだったという。161センチと小柄な体格ながらサッカーセンスは当時から抜群で、Jリーグの関係者は当時、大津よりも、小檜を高く評価していたとの話だ。

高校3年次にはには、東京ヴェルディの練習にも参加。元日本代表の名波氏と紅白戦でマッチアップを経験する中で、プロの壁の高さを感じつつも、決して手が届かない場所ではないと思ったという。

高校卒業後、法政大学へ進学。1年からトップチームで試合に出場し、Jリーガーへの夢が現実的なものになりつつあった大学4年の時に、膝を負傷してしまう。

そして小檜はサッカー界に別れを告げ、一般企業へと就職した。

【自分は、もうサッカーに対する未練はない】

そう言い聞かせながら、仕事に没頭した。幸い、仕事は楽しく、周りの人たちにも恵まれた。

それから約5年が過ぎた2017年11月。小檜はシドニー行きの片道チケットを右手に握り、成田空港を飛び立っていった。

【一回きりの人生、チャレンジせずに後悔だけはしたくない】

こうして、28歳小檜宏晃の、海外初挑戦が始まった。

  

シドニー到着後、さっそく州3部に所属するクラブの練習に参加。本人の中では、そこそこできたという手ごたえがあったが、次の練習には呼ばれなかった。

【外国人選手として、自分を最大限にアピールする重要性】

を痛感した。

 

その翌週、小檜が日本にいたときから、彼の経歴を見て興味を示してくれた、州1部に所属するクラブの練習に参加した。

前回の州3部のクラブでの練習で、多少オーストラリアサッカーの感覚を掴んだのか、プレーが見違えるほどに変わった。

このクラブで数回の練習後、監督から、【今までの練習で見せてくれたクオリティーを、年明けの練習試合数試合で見せてくれれば、契約したいと思う】との、ポジティブなフィードバックを貰う事に成功した小檜。

しかし彼は、年明けまで契約を待てない事情があった。

そして年明けを待たずして、1回の練習参加でオファーを出してくれた、Illawarra Disctict LeagueのConistion FCと契約する事に。

 

州1部のクラブと比べて、サッカーのレベル、給料面では見劣りする。

しかし、自分をここまで欲してくれているのか、と驚いてしまうぐらいの、情熱的なアプローチと条件を提示してくれたしてこのクラブの監督に対し、小檜は首を横には振れなかった。

【とりあえずスタート地点には立てた。ここからどんどん這い上がっていってやる】

こうして、小檜宏晃の海外でのサッカーキャリアがスタートした。

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現在所属するIllawarra Disctict Leagueから、一つ上のリーグであるIllawarra Premier Leagueへの昇格を絶対的使命とし、今シーズンを戦い続けてきたConistion FC。

シーズン開幕前から、Conistion FCとBellambi FCの、2チーム間の優勝争いになるだろうと言われてきた。

そんな大方の予想通り、シーズンを通じて首位争いを繰り広げてきたこの2チーム。

第20節を終えた時点で、Coniston FCがBellambi FCに僅か勝ち点1点を上回る中、第21節の両者直接対決を迎えた。

この試合で負けてしまうと、最終節である22節を残し、自力優勝が消滅してしまうConistion。

しかし、後半35分までBellambiにリードを許す苦しい展開に。

この窮地を救ったのが、28歳の海外初挑戦チャレンジャー、小檜宏晃だった。

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普段はあまりフェイスブックに投稿しない小檜も、このゴールはよほど嬉しかったのか、この通り。

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今週土曜日に行われる、Helensburgh Thistle FCとの試合に勝てば、来季より上のリーグへの昇格が決まるConiston FC。

開幕からチームの核として活躍してきた小檜が、このクラブに、【リーグ昇格】というプレゼントを届ける事ができるのであろうか?

【最終決戦】まであと3日。

豪州フットボーラーズ