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2019年3月 1日 (金)

僕の会社の業務が、一年で一番忙しくなる時期である、1月と2月。

今年も例年と変わらず、多くのチャレンジャー達が、この期間にオーストラリアへ渡航してきました。

短期留学生を含めて、この二か月間で渡航してきたチャレンジャーの数は、なんと19人!

一体どれだけシドニー空港に行った事か(笑)。

中には顔出しNGのチャレンジャーもいる為、19人すべての空港到着時の様子はありませんが、撮影した分だけ、一気に公開したいと思います。

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3月から4月、5月にかけても、引き続き、多くのチャレンジャー達が到着予定です。

そして、明日からNPL2が開幕します。

チームと契約させてそれで終わり?いや、これからがうちの本当のサポートの始まりです。

選手達の試合にできる限り足を運び、動画を撮る。そしてそれを編集し、様々な媒体を使い、拡散させる。

2019シーズンは、彼らチャレンジャー達の知名度をどれだけ上げる事ができるか。どれだけ多くの人達に、注目してもらえるようにするか。

やるからには、とことんやります。

豪州フットボーラーズ

2019年2月25日 (月)

才能、実力、そして上に行けるポテンシャルはあるものの、日の目を見る事なく、サッカー界から消え去っていくサッカー選手はたくさんいる。

僕もこの仕事をしながら、そういった選手達を数多く見てきた。

メッシやロナウドといった、周りより圧倒的に抜きんでた実力があれば、どこのリーグにいっても評価をされるであろう。

しかし日本代表のレベルでさえ、プレーするリーグ、クラブが違っていたら、日の丸のユニフォームに袖を通す事がなかったであろうと思われる選手もいる。

この記事に出てくる、26歳で日本代表に初招集された加藤恒平選手が、まさにそのケースだ。

「僕には才能がないんです」加藤、底辺から這い上がった日本代表MFの物語(サンスポ)

このとき、すでに26歳。年齢が上がれば上がるほど、日本代表に呼ばれる可能性は下がる。加藤に残された時間は少なくなっていた。だが、わずかなチャンスでもつかむために、加藤はやるだけのことをやった。

 例えば、ユーチューブで「Kohei Kato」と検索すると、加藤のプレー動画が出てくる。出足の良いインターセプト、球際での当たり負けしない強さ、ボールを奪った後の縦パスなど、加藤のプレースタイルがよくわかる。

 とはいえ、香川真司や本田圭佑のような、有名選手ではない加藤のプレー動画を、誰が作っているのだろうか。答えは、「本人」だ。

 加藤は欧州中の試合映像を見られるスカウティングサイトと個人で契約している。自分が出た試合の中から、良いプレーを抜き出し、映像ソフトで編集し、動画サイトにアップロードする。そんなことをやっている日本代表候補選手は、おそらく加藤だけだろう。

 「良い選手だったら、自分でやらなくてもいいけど、自分はそこのレベルにないので。でも、自分のプレーを見ることでプラスになることも多いんですよ」

 自分の強みは何なのか。あるいは何が課題なのか。自分のプロモーション映像をつくることで、客観的に分析する習慣がついたのだ。

《サンスポ www.sanspo.com 2017年5月27日ウェブ版より》

日本では、J2でプレーする普通の選手であった彼は、欧州へ渡り、モンテネグロのクラブでプレーする事を決める。プレーできる場所がそこしかなかったという。グラウンドはデコボコで、スタジアムはボロボロ。給料もお小遣い程度。まさしく欧州の底辺からのスタートだったのである。

そこからステップアップし、最終的には日本代表まで登り詰めた加藤選手。

彼が欧州に渡っていなかったら、日本代表には恐らくなれていなかっただろうし、多くのサッカーファンがその名を聞くこともないまま、サッカー界から消えていったに違いない。

無名選手として渡った欧州。

下から這い上がっていく為に、自分の今の立ち位置を映像等で客観的に分析し、上に行くには何をしなくてはいけないかを考え、人一倍努力した。

その努力の結果が、加藤選手が、日本代表という舞台にまで上りつめる事ができたと言えよう。

オーストラリアでプレーしているチャレンジャーの中で、現在の自分の実力を客観的に評価できている選手が、どれだけいるであろうか?

僕が見る限り、大半のチャレンジャーが自分の実力を、過大評価している。

特に、中々チームが決まらなかったり、自分が思い描いていたリーグでプレーしていない選手からは、そういった傾向が多くみられる。

【自分はこんなレベルで、オーストラリアにサッカーをやりにきたのではない】

【周りが下手すぎて、全然サッカーが面白くない】

こういった事ネガティブな考えを持っている選手に限って、実力も大した事ないし、上手くなろうとする努力もしていない。

J2を経験している加藤選手でさえ、自分で試合のプロモーション映像を作って、自分のプレーを分析しているんだぞ?

そういった努力を君たちはしているのか?

かなり厳しく聞こえるだろうが、僕は彼らチャレンジャー達に本当に上手くなってほしいからこそ、こういった苦言を呈する。

自分のプレーに自信を持つことは重要だ。しかし、自分の実力を過大評価するあまり、必要な努力を怠り、何の生産性もないオーストラリアでのサッカー生活を、送ってほしくはない。

まだチームが決まっていないチャレンジャーは、クラブからのフィードバック(評価)に対して、もっと真剣に耳を傾け、それを次へのトライアルへと繋げてほしい。トライアルの映像も、自分たちからどんどん要求してもいい。

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【自分が出場した練習試合の動画をチェックしながら、藤田氏からのアドバイスを聞くチャレンジャー】

チームが決まらない事を、クラブや代理人のせいにするのは簡単だ。

しかしチームと契約できないのは、結局は自分の実力が不足しているという事。

それをしっかりと認識して、トレーニングに励んでほしい。

サッカーであれ英語であれ、本気で上手くなりたい、上を目指したいのなら、いつでも相談に乗るので、連絡を待ってるぞ!

豪州フットボーラーズ

2019年2月24日 (日)

最近、動画の投稿頻度に、ブログの更新が全くついていけていません!

言い訳をさせてもらうと、動画を作成するスタッフは二人、そしてブログを書くのは僕一人だから。

全然言い訳になっていないな。(笑)

正確な理由を言うと、優秀なスタッフ達が物凄いスピードで、ドンドンと動画を仕上げていくからです。

僕の知らぬ間に、【豪州ソリューションズのYoutubeチャンネル】に、色々な動画がアップされています。

動画の構成、編集に関しては、スタッフに全て任せているので、僕はほとんど口出しする事はありません。

僕も一人の動画チャンネルファンとして、どんな動画がアップされているか、毎回楽しみにしています。(笑)

先日、以前サポートしていたチャレンジャーから、こんな連絡が来ました。

【僕の出ているYoutubeの動画を、消してほしいです。】

中には、目立ちたくないとか、家庭の事情とかで、動画に出たくないチャレンジャーもいます。

別に動画に出る事を強制はしていないし、会社としては、チャレンジャー達へのサービスの一環として動画作成を行っている為、それは全く問題ありません。

しかし彼の場合、オーストラリアにいたのは数年前だし、動画に出る事も、結構乗り気でした。

それが今、なぜ急に消してほしいといってきたのか?

その理由を問いただしたところ、

【高校でIPadを使った授業があり、その授業の動画を流す機械をペアリングして、僕の動画を流して、すごいいじられたりする事が多くて嫌だったので、消してほしいと思いました】

オーストラリアでサッカーチャレンジしている動画の、なにをどういじるんだ?

そいつらはお前が羨ましくて、嫉妬しているんじゃないか?

しかもどうせ高校の同級生なんて、よほど仲がよくない限り、一生会う事もないし、会う必要もない奴らだぞ。

そんな友達でもない奴らにいじられたからって、お前の一生の宝物にもなり得る、貴重な動画を消してほしいだと?

と、口から出かけたものの、彼はまだ多感な高校生。

高校という場所、そしてそこでの人間関係イコール、今の彼の人生で、大部分を占めるものに違いありません。

僕も韓国で高校に通っていた時は、180ぐらいあって、テッコンドー(韓国武道)が結構強い、ヤンキーみたいな奴に結構絡まれていた時期があって、すごく嫌だったのを覚えています。

今そいつに会ったら、ボコボコにできる自信はあるけどね。(笑)

今考えたら本当にどうでもいいことなんだけれど、高校の時はそのヤンキーを含めた人間関係やらなんならで、色々と悩んでいた時期もありました。

この動画を消してくれといった彼も、数年後には、動画でいじられた事なんてどうでもいいなんて思う日が、来るかもしれません。

その日が来た時の為に、僕は彼の動画を【非公開】に、設定しようと思います。

【豪州ソリューションズ】で作成しているこれらの動画は、チャレンジャー達にとって、一生の財産になると確信しているし、これからもよりクオリティーの高い動画の作成を、追求していくつもりです。

【豪州ソリューションズ】のYoutubeチャンネルの登録を、宜しくお願いします!

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豪州ソリューションズ動画チャンネル

豪州フットボーラーズ

2019年2月20日 (水)

【オーストラリアに来て、自分がこんなにもサッカーが下手なんだという事に、気づかされました】

と、自嘲気味に僕に語ってくれた、この男。

自分と同じ時期にオーストラリアへ渡航してきたチャレンジャー達は、どんどん契約が決まっていく。

来た当初は、最低でもNPL3(豪州4部)ぐらいでは契約できるだろうという、根拠のない自信があった。

しかし、NPL3はおろか、State League(豪州5部)のチームでさえ、全く興味を持ってもらえない。

最後の望みをかけて、サッカーで給料が貰えるという意味では、一番ハードルが低いと思われるリーグである、Illawarra District Leagueにチャレンジ。

実戦でのパフォーマンスが見たいと、いきなり対外試合に呼ばれる。

後半頭から出場するものの、後半途中で交代。そしてこのチームからのオファーもなかった。

【もう少し、プレーする時間が欲しかった】

と、試合後にボソッと出てきたこの言葉。

もう少し時間が与えられたら、もっといいパフォーマンスが見せられたとでも言いたかったのだろうか?

この試合に呼ばれた他の3人の日本人チャレンジャーの内、2人が試合後にオファーを貰った事を考えると、決してプレーを見てもらえなかった訳ではない。

彼が出場した約20分間のパフォーマンスで、チームに必要ないと判断されたのだ。

リーグ昇格を目標としているチームにとって、契約の可能性がないと判断した選手にプレー時間を与える程、余裕はない。

ようやく自分の現状に気づかされた彼だが、自分が下手だという事に気づいたからといって、その事実を易々を受け入れられる程、メンタルは強くなかった。

受け入れがたい現実を突きつけられた辛さからなのか、毎朝、死んだような顔つきをして起きてくる彼を見て、夕食に連れ出すことにした。

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【死ぬまでずっと、サッカーに関わっていきたい。選手としてのキャリアの後は、指導者になりたい】

【勉強はあまり好きでなく、得意でもない。英語も上手くなりたいとは思っているが、どうやって勉強していいのか分からない】

【サッカーで自分の武器と思っていたものが、オーストラリアでは全く通用しない。トライアルでどうやってアピールしていいのか、正直かなり悩んでいる】

【オーストラリアで数年プレーした後に、ヨーロッパでもチャレンジしてみたい】

普段は口にする事もできないような料理をすすりながら、自分の胸の内を語ってくれたこの男。

話を聞くうちに、彼の中での人生での楽しみ、生きがいが、サッカーしかないという事に、僕は気づいた。

【お前の人生は、バランスが悪すぎる!サッカー以外に楽しめる事、熱中できる事を見つけろ!】

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人生をかけて、熱中できる事があるのは素晴らしい。しかし、その熱中する事が上手くいかなかったときに、自分の人生が辛く、無意味なものと思ってしまうのは、もったいない。

【周りを見渡せば、人生は面白い事だらけ】

僕の言葉が、どれだけ彼に伝わったのかはわからない。

だが少なくても、美味しい食事を食べる事も人生の楽しみに十分なるという事を、感じてくれた事には間違いないだろう。

豪州フットボーラーズ