長沼魁 Feed

2016年5月 8日 (日)

Illawarra Premier Leagueの一つ下のリーグに当たるWGC Cranes District Leagueですが、このリーグでも数人の日本人選手がプレーしています。この日は昨シーズンまでIllawarra Premier Leagueに所属していたBellambiと、長石一真が背番号10番を付けるFernhillのダービーマッチという事で、シドニーから観戦希望者を数人連れて、試合観戦に行ってきました。

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中盤のポジションでのスタートとなった長石一真。とにかくピッチで声を良く出し、そして相手チームのプレーヤ―にも積極的に絡んでいきます。この写真は一体どういったシーンだったのでしょうか?

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オーストラリアに来て初めて練習参加したクラブの監督をして、洗濯機の如くクルクル回るといわしめたターンはこの日も健在で、彼の圧倒的なキープ力を中心に、序盤からFernhillがゲームを支配する展開となります。

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開幕から6連敗中のBellambiの中盤で、一際目立った活躍をみせた菅野裕貴。Fernhillのキープレーヤ―である長石一真との攻防は見ものでした。

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そんな中、前半20分にBellambiが先制し、ゲームを支配していたFernhillに焦りが見え始めます。長石自身も菅野の徹底マークに苛立ったのか、この怒りの表情!

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両者とも、絶対に勝ち点3を取りたいという気迫が、スタンドまでビシビシ伝わってきます。

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セットプレーでも菅野は長石を徹底マークします。

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そして後半の立ち上がり、Bellambiの日本人選手である長沼魁がピッチに投入されます。それにしてもこの監督のこのスマイルは一体なんなんでしょう?ちなみにこの監督、前半試合中に僕がBellambiのベンチ裏付近に移動したところ、試合そっちのけで、白いフェンスを跨いでわざわざ僕の所に挨拶をしにきたという、試合中の監督の行動としてはクエッションマークを付けざるをえないものの、写真からも分かるようにいい人オーラーを放っている、人情味の溢れた方です。

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このシーンは一体??

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なんとか同点に追いつきたいFernhillは、後半10分にゴールを上げ、試合を振り出しに戻します。

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同点直後のセットプレーのチャンスに

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ヘッドを空振り?

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そしてなぜか地面に倒れこむ!シュミレーション狙いか?

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試合を通じて、相変わらずの安定感を見せた辰林暁。

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オーストラリア人のフィジカルコンタクトに苦戦し、中々持ち味を出しきれない長沼。

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ポジション的にもプレースタイル的にもドリブラーではないものの、時折ドリブルをみせる菅野。

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後半の終盤に入ると両チームの選手共に運動量がガタ落ちし、足をつる選手も出てくる中、後半20分当たりから両足をつりながらも気合でプレーを続ける長石。

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そして後半35分、サイドからの長石のクロスに反応した右サイドバックのシェーンがゴールネットを揺らし、Fernhillが試合をひっくり返します。

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得点を上げた右サイドバックのシェーンと抱擁を交わす長石。めちゃくちゃ嬉しそう!

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その後も長石のキープ力でなんとか残り時間を使いきったFernhillが、ダービー戦を制しました。

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誰の目から見ても一番ピッチで輝いていた男、長石一真が、この日のMOM(マン・オブザ・マッチ)に選ばれました。

英語のマッチレポートはこちらから

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この日プレーした選手と、観戦に駆け付けた仲間達。新しく来たばかりのチャレンジャー達も、この試合を観戦する事により、大きな刺激を受け、モチベーションを得ていました。

豪州フットボーラーズ

2016年3月 3日 (木)

先週に引き続き、今週もIllawarra Premier Leagueに所属するTarrawanna Blueysの練習に、日本人選手達を連れて行ってきました。

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このチームも他のチームと同様、ストライカーはいないか?と監督から数週間前に電話が掛かってきたのですが、チームが決まっていない選手は、ストライカーであろうがなかろうが、とりあえず連れていってたら見てもらえますし、ストライカーではなく、極端に言えばサイドバックでも、上手ければ契約してくれるというのが、現状です。

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このチームの練習環境と、そこから見える景色は素晴らしのですが、ハエと蚊が多いのが玉に瑕です。

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右後ろに写っているこのチームの監督さんも、日本人選手を高く評価しており、今回連れていった選手の獲得を既に希望していますが、後は条件次第です。

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今回、このリーグに所属する12チーム中、9チームの監督、首脳陣と契約交渉や今後のビジネスに関する話を交わしましたが、その中の数チームからは、予め日本人選手に使える大まかな予算を決め、その予算で契約できるレベルの選手を僕がチームに連れて行くといった方法を取る事で、選手の立場からしてもクラブ側が出せる大まかな給料を予め知って練習参加できたり、クラブ側としても選手の希望額を把握した上で練習参加させる事により、互いにスムーズに事を進めれるといったシステムを今シーズンより行う事で合意しました。

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山と海に囲まれたグラウンド。

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NPL1に比べたらサッカーのレベル的には落ちるかもしれませんが、選手が貰っている給料でいえば、このIllawarra Premier Leagueで資金が豊富なトップ3のクラブは、NPL1のManly United辺りよりも、全然良いと思います。4,5年前まではNPL1(豪州2部)でプレーし、活躍すればAリーグへの道が開けるといった目標を持ってプレーする事も可能でした。しかしながらBlacktown FC でエースとして3シーズン活躍しし、年間ベストイレブンにも選ばれた宮澤龍二や、Blacktown Spartandsで年間12ゴールを記録し、年間準MVPに選ばれた佐々木周でさえ、Aリーグに行けなかった事を考えると、結局オーストラリアでAリーグへのステップアップができないと考えるのであるならば、NPLで安い給料でベンチで燻る、若しくはアンダー20のチームでプレーせざるをえない位の実力であれば、Illawarra Premier Leagueでチームの中心選手としてそこそこの給料を貰いながらサッカーを楽しむ方が、ベターな選択肢だと思わざるをえません。

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そんな感じで、今後もますます市場価値が高まっていくであろう、Illawarra Premier Leagueに対する思い入れを書いてみました。

豪州フットボーラーズ

2016年1月17日 (日)

2016年は1月4日から早いクラブではトレーニングがスタートしましたが、今月に入って既に7人ものチャレンジャーがシドニーへ渡航し、様々なカテゴリーのクラブでテストを受けています。今回のブログで7人全てを紹介しきれないので、今後数回にかけてランダムで紹介していきます。

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前回のブログでも紹介した、東洋大学サッカー部出身の田所昇。基礎技術が高く、ドリブルを得意としている選手です。将来の事も見据えて、午前中は語学学校でしっかりと英語も勉強しています。

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左から2番目に映っているのが、奥野将平25歳。阪南大学サッカー部を卒業後、ラトビア1部、ポーランド1部、セルビア1部でプロとしてプレーしていただけあり、卓越したテクニックに加え、外国人を相手にした戦い方を知っている選手です。

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現在、奥野将平が練習参加しているクラブに所属している川瀬浩太。最初の頃と比べて、ずいぶんとチームメイトと馴染んでいる姿が見られました。

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ゴールキーパー以外なら、どこのボジションでもこなせるという奥野将平。こういった器用さも、契約へ向けたアピールとなります。

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夕陽が山へ沈んいく姿に、心が洗われます。

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そして通算6人目の関西大学サッカー部のチャレンジャーとなる、梶山知裕。先輩である佐々木周のオーストラリアでの活躍に刺激を受けてオーストラリア行きを決意したという22歳は、3年からトップチームで出ていただけあり、相当のポテンシャルを持っています。

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香川真司と友達というだけあり、プレースタイルも香川真司を彷彿とさせるキレキレなドリブルを得意とし、オーストラリアで初めて練習参加したクラブでのミニゲームでも、オーストラリア人ディフェンダーを切り裂いていました。

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練習前に行われたミーティングでは、殆ど英語がわからないのにも関わらず、真剣に聞こうとするこの姿勢が素晴らしいですね。

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冬休みを利用して来た17歳の高校生、小堺宣希君。シドニー空港に到着するや否や、カフェですきっ腹にラザニアとビーフライスを詰め込んでいました。

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到着当日に早速、セミプロクラブのユースチームの練習に参加し、オーストラリアサッカーを肌で体験してもらいました。

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日本人は彼だけ、もちろん通訳もないという練習環境の中で、1ヶ月の間、様々な事を学んでもらいたいと思います。

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提携先の(株)フットボールスマイルさんからの紹介で渡航してきたニューチャレンジャー、長沼魁20歳。

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チャレンジャー達が到着したらとりあえず携帯電話と銀行口座を作りに行きますが、今までかなりの数を連れていっている為か、銀行側も食べ物やジュースを準備してくれます。

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この時期の週末はどこのクラブも早朝からビーチラントレーニングが多い中、今月34歳を迎える西村純も、若いメンバーに混じって白い砂浜の上を駆け抜けます。

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この日の長距離ランでは2位を記録した西村純。サッカー選手ではなく、もはや長距離ランナーに転向した方がいいのかもしれません。

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この日のビーチラントレーニングに参加したメンバーでワンショット。オーストラリアの青い空、そして白い砂浜は最高です!

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2016年度の初契約選手、村下大地22歳。Illawarra Premier LeagueのCringila Lionsと契約しました。

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プロフェッショナルプレーヤ―という事で、もちろん給料が発生します。アルゼンチンでのプレーの経験をもつ彼は、実質1回の練習参加で、この契約を勝ち取りました。実際、このリーグの12チーム中、9つのクラブから選手を送ってくれという連絡が入っており、どの選手をどこのクラブに連れていくか、頭を悩ませてくれます。

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そして個人事ですが、本日(1月17日)37歳の誕生日を迎えました。昨日には一足早く、お世話をしている数人の選手達に祝って貰い、プレゼントまで貰いました。家族以外から誕生日プレゼントを貰うなんて何年ぶりだったので、本当に嬉しかったです。この嬉しさを糧に、明日からも仕事を頑張っていきます!

豪州フットボーラーズ