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2019年6月17日 (月)

ここ数年の間、オーストラリアでプレーする日本人選手の数が、急激に増えた。

個人で直接コンタクトを取り、チームと契約する選手から、知人や友人の紹介でチームと契約する選手、そしてエージェントや留学会社を使ってチームと契約する選手まで、その形態は様々だ。

以前にもブログで書いたが、 SNSが発達したこの時代、ある程度の英語でのコミュニケーション力があれば、オーストラリアの殆どのセミプロチームと、自力でコンタクトを取る事ができる。

練習自体に参加できるかできないかは、クラブの判断次第だが、そこそこの経歴と実績があれば、クラブ側だって一回ぐらいは見てみよう、という流れになる事には間違いない。

今後、さらにSNSでの情報を基にした個人での練習参加といった風潮が加速すると予想される中、僕の様な、俗にサッカーエージェント(?)と呼ばれている人間は、その存在価値をどこに見出せばよいのであろうか?

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そこで到達した僕の結論は、

SNSを使っての、選手のブランディングサポート

である。

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選手の試合動画、写真を撮って、僕の会社のYouTubeチャンネル、ブログにアップするだけでなく、それらを彼ら自身のFacebookであったりInstagramにアップしてもらう。

それによって、日本の家族、友人に、オーストラリアでの活躍模様をリアルタイムで伝える事ができるだけでなく、新しいファンを獲得できる可能性だってある。

最近は、企業の人事担当者が、面接者の名前を検索エンジンで調べるという事は、もはや当然となっていると聞いた。

例えば、今回のブログで取り上げている【加藤成幸】を、グーグルで検索すると、

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このブログでの彼の記事と、Youtube動画がトップに上がってくる。

今後、仮に加藤が企業の面接を受け、これらの【海外でチャレンジする】記事や動画を人事担当者が見たときに、それが加藤にとって必ずプラスになると、間違いなく言えるであろう。

それ以外にも、メリットしか思いつかない、SNSを使っての、選手のブランディングサポート】

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他では真似できない、高い付加価値を持つサービスを提供し続ける事こそが、この業界で生き残っていく為の術だし、それができければその会社は淘汰されると、僕は確信してる。

僕の会社では、基本サポートであるクラブの紹介はもちろん、この業界ではどこの会社もあまり力を注いでいない、SNSを使っての、選手のブランディングサポート】を前面に出して、他との差別化をどんどん図っていくつもりだ。

【オーストラリアで3シーズン目を迎えた加藤成幸の、初戦の結果は?】

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【彼らのサッカーキャリアだけでなく、それ以上に、彼らの人生にプラスになる何を提供できるか?】

この答えを探しながら、引き続き、選手達を全力でサポートしていこうと思う。

豪州フットボーラーズ

2019年5月22日 (水)

FFA Cupの第6ラウンド、State LeagueNepean FCが、NPL1Sydney Olympicに挑んだ試合は、90分で決着がつかず、延長戦までもつれる大接戦となりました。

この試合、サブメンバー中心としたスターティングラインナップを組んできたSydney Olympic

安真也はベンチスタートです。

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Nepean FCに今季から加入した、加藤成幸

オーストラリアでの3シーズン目となる今シーズンは、過去2シーズンプレーしたIllawarra Leagueから、State Leagueへと戦いの場を移してプレーしている彼。

このチームにとって、もはや不可欠な存在だと監督をして言わしめている加藤の存在感は、この試合でも光っていました。

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スリッピーなピッチコンディションの中、ボールを持ったら積極的に一対一を仕掛けるという彼の良さが多く見られた前半。

格下相手に浮足立っているSydney Olympicを相手に、Nepean FCが若干押し気味に試合を進めます。

ピッチ外から見ても、明らかにNepean FCの選手達の方が、エネルギーレベルが高く、大番狂わせを演じてやろうという気迫が伝わってきました。

両チーム共に決定的なチャンスを迎えるものの決めきれず、前半を0-0で折り返します。

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後半に入っても一進一退の攻防が続く中、最初にビックチャンスを迎えたのは、Nepean FC

ディフェンスラインの裏を抜け出したフォワードが、ゴール正面からキーパーと一対一になるものの、狙いすぎて打ったシュートは左ポストの外に。

こういった決定機を確実に決めないと、格上相手には勝つのは至難の業。

これで流れはSydney Olympicに傾くかと思われた、その矢先でした。

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ゴールシーンは撮影できませんでしたが、カウンターからNepean FCが、先制点を挙げます。

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このゴールに、メインスタンドとゴール裏を埋め尽くしたサポーターも大興奮。

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残り時間は約25分。これを守り切れば、格上を相手に大金星を挙げる事ができるという状況。

通常であれば、力関係を考えても、全員守備で1点を固守する戦術に変えてもおかしくはありません。

しかしアドレナリンが身体から噴き出しているNepean FCの選手達に、守り切るというオプションはありませんでした。

押せ押せムードで追加点を取りに行くNepean FC。

刻々とゲーム終了の時間が近づく中で、選手達も勝利という言葉が見えてきた後半35分、ちょっとした隙を突かれ、失点をしてしまいます。

先制点を挙げたときのNepean FCの選手とは対照的にこの同点ゴールに、喜ぶ選手が殆どいないSydney Olympic

勝って当たり前の試合で、ここまで負けていた事自体が、彼らにとって相当な屈辱だったのでしょう。

そしてこのまま、前後半90分が終了。試合は延長戦に突入します。

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90分間ベンチを温め続け、やっと延長になってピッチを踏んだ安真也

左サイドバックのポジションに入ったフレッシュな彼は、正確な縦パスを前線にバシバシ通し、そして前にスペースがあればオーバーラップから鋭いクロスと、さすが!との感嘆詞がでるようなプレーを早々と見せてくれます。

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普段のリーグ戦では経験できない、90分からの世界。

もはや満身創痍ながら、それでも次いつ訪れるかわからないこのビックチャンスを掴むために、身体を投げ出してプレーをし続ける。

サッカーの神様は、そんな加藤に微笑んでくれるのでしょうか?

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PK戦に突入かと思われた、延長後半残り5分、Sydney Olympicが逆転ゴールを決め、試合はこのまま終了。

Nepean FCの選手達の表情からは、手を伸ばせば届くところにきていた勝利を逃した事に対する失望感が、ひしひしと伝わってきます。

クラブ史上に残る勝利を逃してしまった、Nepean FC。

しかし、昨シーズンのNPL1王者を相手に、延長まで行く大善戦を見せてくれた選手達に、サポーター達からは温かい拍手が送られます。

負けはしたものの、この日の主人公は紛れもなく、NPL1のチームを相手に大善戦を見せた、Nepean FCの選手達と言ってよいでしょう。

(加藤成幸の試合後のインタビュー動画)

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ライブストリーミングもなく、サッカー協会のカメラマンもいなかったこの試合。

しかし加藤にとっては、オーストラリアで行った試合の中で、最も重要な意味を持つ試合の一つであった事に間違いありません。

そんな試合に立ち会い、動画と画像を残す事。そしてそれを記事にする事。

これらの事が、彼のこれからの人生にきっとプラスになってくれるはず。

サポートする選手達の価値、ブランドを上げていく為に何ができるか?

常にこれを自問自答しながら、引き続き彼らをサポートしていきたいと思います。

豪州フットボーラーズ

2019年5月21日 (火)

120分間の死闘を、コーナーフラッグ付近からずっとカメラで撮り続けました。

家に帰宅した時間は11時。

撮った写真はその日にブログにアップするという公約を打ち立てましたが、長時間の運転、そして120分の撮影だけでなく、筋トレも今日は背筋の日だったので、疲れが半端じゃありません。(笑)

という事で、今日のビックマッチの記事は、明日書くことにします。

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豪州フットボーラーズ

2019年4月 9日 (火)

2019シーズン、NSW State Leagueの優勝候補としての呼び声が高いNepean FCと、クラブ創立2周年目を迎え、NPLへの昇格に意欲的なSouth Coast Flame FC

豪州ソリューションズの選手が両チーム合わせて3人出場した両チームの戦いは、終了のホイッスルが鳴る瞬間まで勝負の行方が分からない、白熱した試合となった。

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オーストラリアでの3シーズン目を迎え、そのピッチ上での振る舞いからは、精神的な安定感さえも伺える、加藤成幸

2018シーズン終了後、2019シーズンに向けてトップ下の選手を探しているという連絡が、Nepean FCの監督から僕の携帯に入った。

その際、数人の選手を連れてトライアルに行ったが、そのポジションを見事に射止めたのが、この加藤である。

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柔らかなボールタッチと、トリッキーなドリブルを武器とする加藤。

ウォームアップを兼ねた試合前のリフティングにも、余念がない。

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NPL3への昇格が絶対条件という、今シーズンのNepean FC

そういった中で、助っ人である外国人選手として、クラブ側の大きな期待を背負ってプレーしているこの男が、この試合ではどんなパフォーマンスを見せてくれるのか?

そんなワクワクした気持ちで、ゴール裏から彼のプレーを追い続けた。

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South Coast Flame FCの大黒柱ある、牛島寛明。

僕自身、South Coast Flame FCでプレーする牛島の姿を見るのは、この試合が初めてだ。

NPL3に所属するクラブからの、好条件でのオファーを蹴って入団した、このクラブ。

選手であれば誰でもが、上のレベルでプレーしたいと思う。

条件が良ければなおさらだ。

それでも牛島が、このクラブを選んだ理由とは?

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NPL3のクラブの練習に参加していた際には、【とても窮屈そうに】サッカーをしていた牛島。

周りとの呼吸も中々合わず、孤立しているシーンが多く見られた。

そんな彼が、この試合では水を得た魚のように、ピッチ上で躍動している。

【自分がサッカーを楽しみながら、選手として成長できるチームでプレーしたい】

牛島がこのSouth Coast Flame FC選んだ理由が、まさにそれだ。

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もう一人の日本人選手である、大場靖也

小柄ながら、オーストラリア人選手に当たり負けしない、強靭なフィジカルを持つ彼。

主に前線の右サイドを任されている大場だが、この試合では守備に追われる時間が多く、攻撃での見せ場を中々作る事ができなかった。

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サッカーの実力だけで言えば、彼ももっと上のレベルでプレーできる選手だ。

しかし、海外一年目で、そんなにトントン拍子にはいかないと、本人も分かっている。

ここから上へ這い上がっていく為に何が必要なのか?

その答えを探すべく、毎日のトレーニングに励んでる大場。

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前半を0-0で折り返した両チーム。

試合が動いたのは、後半の中盤だ。

この牛島の切れ味鋭いドリブルに、相手ディフェンダーがエリア内でファールを犯し、PKを獲得。

このPKをキャプテンが決め、先制点を挙げるSouth Coast Flame FC。

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すぐさまNepean FCも反撃に出て、PKを獲得。しかしここでSouth Coastのキーパーがファインセーブを見せ、このまま試合は終わると思いきや、、

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ディフェンダーの不用意なファールにより、またもやPKを献上したSouth Coast。

今回はこのPKをきっちりと決められ、同点に追いつかれてしまう。

しかもこのファールが2枚目のイエローカードとなり、残りの時間を10人で戦う羽目に。

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そして同点に追いつかれてから数分後、South Coastはまたもや退場者を出してしまう。

9対11の状況では、もはや対等な試合にはならない。

ここから試合終了までの約10分、Nepean FCの怒涛の攻撃を食らい続けたものの、なんとかそれを凌ぎきったSouth Coast

そして終了のホイッスルが鳴る。

South Coastにとっては、貴重な勝ち点1を取った試合となった。

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この試合で素晴らしい活躍を見せ、チーム内のベストプレーヤーに選ばれた牛島。

彼のサッカー選手としての将来が、本当に楽しみである。

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試合終盤に、2人の数的アドバンテージを得たのにも関わらず、それを活かしきれなかったNepean FC

まだ3節が終わったばかりとは言え、昨シーズンは最終節まで優勝争いが縺れた経緯がある。

それだけに、リーグ優勝を絶対目標とするNepeanにとっては、絶対に落としてはいけない試合であった。

混沌とした優勝争いが予想される中、一体どのクラブがNPL3への昇格の切符を手に入れるのか?

Nepean FCがその最有力候補である事には、変わりはない。

豪州フットボーラーズ