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2019年1月31日 (木)

オーストラリアでは、Illawara Premier Leagueに所属するWollongong United、そしてNew South Wales NPL1に所属するWollongong Wolvesで合計2シーズンをプレー。

その後、フィリピン1部、マレーシア2部と渡り、マレーシアのクラブとの契約が終わった後は、日本でJリーグ等の練習に参加しながら、チームを探していた川瀬浩太が先週、香港1部に所属する夢想と契約を交わしました。

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【香港1部、夢想との契約を交わした川瀬浩太】

ヤフーニュースでも、川瀬の契約の記事が配信されました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00000196-sph-socc

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昨年7月、僕が日本に帰国した際に会った時は無所属だったものの、東京都リーグに所属するチームで汗を流しながら、次の移籍先を模索していた川瀬。

次のチームが決まらない中で、それでも自分を信じ、毎日の厳しいトレーニングに邁進した結果が、この香港1部への入団に繋がったのだと思います。

オーストラリアから他の国へのステップアップを考えているチャレンジャー達にとっても、さらなる【やる気】【モチベーション】与えてくれるものとなった、今回の彼の移籍。

オーストラリアのIllawarra Leagueという、オーストラリア内でも認知度が低いリーグからでも、アジアの1部リーグへステップアップする事が不可能ではないという事を、川瀬が証明してくれたと言えるでしょう。

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【Illawarra Premier Leagueでプレーしていた頃の、川瀬浩太】

川瀬浩太の、オーストラリアでのチャレンジを振り返ったインタビューはこちらから👇

http://goshufootballers.com/2016/10/post-0c62.html

オーストラリアでのチャレンジを終える際に、次のプレー先として、ポルトガル行きを考えていた川瀬。しかし現実的な事を考えた時に、アジアでのチャレンジの方が良いのではないかと結論に達し、【豪州ソリューションズ】のビジネスパートナーに彼を紹介したという経緯があります。

もしあそこで、川瀬がポルトガル行きを選んでいたら、一体どうなっていたのでしょう?それは誰にも分りませんが、香港リーグでプレーする事は恐らくなかったのではないでしょうか。

町田ゼルビアのトライアルに参加している時に、偶然、僕がオーストラリアでマネージメントをしていた川崎大晃と同じチームになり、それが縁でオーストラリアに来ることになった川瀬。

その【全く無名だった】彼をシドニー空港で迎えたときから、ここまで来る過程を全て見ている僕にとって、川瀬には、心底頑張ってほしいと思っています。

豪州フットボーラーズ

2016年11月11日 (金)

Arab Bank Australia Cup 2016の予選リーグ第3戦目の相手は、1戦目、2戦目に続き、またもや同じ中東国であるヨルダン。彼らも日本に勝てば予選突破の可能性を残しているだけに、フィジカルコンタクトを全面的に出してくる、プロレスを彷彿とさせる激しい試合が予想されました。

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引き分けでも予選突破が決まる日本にとっては、リスクを冒してまで攻める必要のない試合でしたが、ピッチに一度足を踏み入れたら、そこは戦場なわけであり、そんな事を考える余裕がありません。平均年齢が日本チームより高く、前の2試合で体力をかなり消耗しているヨルダンを相手に、日本は立ち上がりから積極的に攻めていきます。

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この大会の最年少プレーヤーであるシュンタ君15歳。今年の6月にイギリスからシドニーに引っ越してきたばかりですが、シドニーではNPL1のManly Unitedの15歳以下のチームに参加しており、そこでの彼のパフォーマンスを基に僕がこの大会で十分プレーできると判断した為、このArab Bank Australia Cup 2016に参加する事になりました。

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ソルリエーフサッカースクールに通う子供達と保護者の方達も、日本チームの応援に駆け付けてくれました。

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この左に映っているヨルダンの選手を含め、このヨルダンチームの半分位の選手とは、僕自身、7年程前に同じチームでプレーしていました。当時はキレキレなドリブルで相手ディフェンダーをチンチンにしていた彼を含め、当時のNSW State League Division2では圧倒的な戦力を誇っていたチームの主力であった彼らですが、寄る年波には勝てず、日本チームの若い選手達の動きに全くついていけません。

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シュンタ君からの絶妙なクロスに、高い打点のヘディングゴールを決める川瀬浩太。このゴールが日本の先制点となり、その後も日本が試合を支配する時間が続きます。

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数年後にはこの大会でプレーしているであろう、ソルフィエーフサッカースクールの子供達も、日本人選手達のプレーを真剣な眼差して見ています。

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長石一真のドリブルでの中央突破。これには相手ディフェンダーもたまらず尻もち。

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普通のプレーでは到底止められないと思われたのか、後ろから蹴られた上に、上から踏みつけれれる長石一真。このレベルでも、日本では到底味わえないサッカーの厳しさを味わう事ができます。

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前半3点を挙げた日本に対し、後半終盤に2点を返したものの、最後の一歩で決勝トーナメントに届かなかったヨルダン。日本はこの試合結果により、準決勝に駒を進める事になりました。

Arab Bank Australia Cup 2016❹に続きます。

2016年10月16日 (日)

Illawara Premier LeagueのWollongong United、そしてNew South Wales NPL1のWollongong Wolvesで計2シーズンプレーし、他国でのチャレンジの為に今月でオーストラリアを去る川瀬浩太に、オーストラリアでのチャレンジを振り返ってもらいました。

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❶オーストラリア生活を振り返ってみて

オーストラリア生活を振り返ってみて、オーストラリア(シドニー)を一言で言うならば"居心地の良い国"でした。
周りにも恵まれいい時間を過ごせました。
サッカーに関して言うと、自分は2シーズンプレーしましたが、とても多くのことを学べました。1年目は怪我もありましたがIllawara Premier Leagueで優勝することができ、2年目はNew South Wales NPL1で、降格の危機に見舞われ外国人DFとしてとても辛く苦しい時期が続きました。それでもプレシーズン、カップ、レギュラーリーグにおいて全試合フル出場することができ、どれも自分にとって大きな財産になったと思います。

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オーストラリアへの渡航当初、バルクアップの為に宮下と一緒に筋トレに励む川瀬

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Wollongong Unitedの守備の主力として大活躍。

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決勝戦での優勝決定後、感極まって涙を見せる川瀬

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2シーズン目は、New South Wales NPL1のWollongong Wolvesに入団

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チームは一時、降格の危機に立たされたのもの、リーグ戦全試合出場し、チームの残留に貢献

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FFAカップではシドニーFCと対戦

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シドニーFC相手に敗退はしたものの、トップリーグの選手達相手に後半中盤まで対等に渡り合い、大きな自信を掴んだ川瀬

❷オーストラリアで得たもの

この2年間で得たものは、恐らく細かい部分(語学、身体、メンタル)では自分でも認識できないところもありますが"思考"の部分で色々と変われたと思います。

色んな人の話を聞いたり、書物に触れたりすることも多くしましたが、1番は高い集中力で"自分と向き合う"時間がそういった変化をもたらしてくれたと思います。

チームと個人の不調、降格の危機など、苦しい状況の中で、気持ちをコントロールすることや自信の裏付けを作ること、楽しくサッカーすること、感謝すること、といったことは"自分と向き合い"思考することからでしか解決しませんでしたしそういった状況や時間は自分に変化を与えてくれたと思います。

❸今後の予定

まだ未定なので報告は出来ませんが、色々考えた結果オーストラリアは出ることにしました。

これからまた色々な形で報告していきたいです。

2年間携わってきてくれた全ての方、どうもありがとうございました。

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川瀬のオーストラリアでのチャレンジをサポートする立場として、僕自身も彼をサポートしながら色々学ぶ事ができました。今後彼がオーストラリアを離れても、サッカー選手としてだけでなく、人間としての彼の成長を、遠くから見守っていきたいと思います。

豪州フットボーラーズ

2016年10月 9日 (日)

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一ヶ月以上前に行われたArab Bank Australia Cup 2016ですが、日本への出張も重なり今までレポートできずにいましたが、今後数週間にかけてレポートをしていきます。

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大会当日、集合時間の午前9時に、一人も遅れる事なくグラウンドに集まった日本選抜チーム。この日は殆どのカテゴリーの最終節が行われたという事もあり、40人近いマネージメント選手がいるのにも関わらず、ギリギリの13人の選手を集めての大会への出場となりました。

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この大会に出場した日本選抜チームのメンバー。予選は15分ハーフの3試合、そして準決勝は20分ハーフ、決勝は30分ハーフと、決勝まで上がった場合は190分という長丁場を、この13人というギリギリのメンバーで戦わなくてはいけないという過酷な戦いを、彼らは勝ち抜いて行けるのでしょうか?

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12ヶ国が4つのグループに分かれてグループステージを戦い、各グループの首位と勝ち点が多い2位の1チームだけが決勝トーナメントに上がれるという、一つも負ける事が出来ない戦いとなった日本チームの緒戦の相手はレバノン。フィジカルと迫力で勝る彼らを相手に、日本チームはどのような戦いを見せてくれるのでしょうか?

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この大会の11番を背負っている、最年長34歳の西村純。今シーズンは所属チームがなかっただけに、この大会に向けて一ヶ月近くトレーニングを積んできました。

3つのグラウンドで行われたこの予選リーグですが、この緒戦が行われたグラウンドは3つの中でも一番ピッチ状態が悪く、日本チームが得意とするパスサッカーが出来ないだけでなく、相手が得意とするフィジカルの優位性を活かした放り込みサッカーが生きてくる為、ポゼッション率は若干日本チームが高いものの、これといった決定機を生み出す事ができずに試合が進んでいきます。

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左サイドバックでプレーした宮本靖史。彼自身185センチ近くあるものの、それ以上の身長とフィジカルの強さを誇る相手に、何とか食らいついていきます。

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攻撃の核としてチームを引っ張る10番、中村風太。

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守備のリーダーとして相手攻撃陣に殆ど仕事をさせなかった、川瀬浩太。

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前半10分、レバノンのスーパーミドルシュートが決まり、日本が失点を喫します。この瞬間、予選敗退という文字が一瞬僕の頭をよぎりましたが、その3分後、セットプレーのチャンスから長石一真がヘディングで同点ゴールを決めます。

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現役引退後、久しぶりにピッチに復帰した野村 直幸。

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他のNPL1の選手達とは、この日初めて一緒にプレーした長石一真ですが、彼らに決して見劣りする事のないパフォーマンスを見せ、彼のクオリティーの高さを見せてくれました。

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コミュニティーを背負っているという使命感からか、試合も当然ヒートアップし、後半には審判への暴言でレバノンが退場者を出します。

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数的有利になった日本ですが、そこから中々決定機を作る事が出来ず、結局1対1のドローで試合は終了。決勝トーナメントに進むには必ず勝ち点3が欲しい試合だっただけに、残りの2試合は必ず勝たなくてはいけない状況となりました。

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この試合で多くのファインセーブを見せ、安定したパフォーマンスを披露した辰林暁。日本の守護神を任された彼の活躍如何によって、日本チームの今後の運命は決まってくると言っても過言ではありません。

Arab Bank Australia Cup 2016❷に続きます。

(写真撮影:斉藤麻衣子)

豪州フットボーラーズ