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2016年11月11日 (金)

Arab Bank Australia Cup 2016の予選リーグ第3戦目の相手は、1戦目、2戦目に続き、またもや同じ中東国であるヨルダン。彼らも日本に勝てば予選突破の可能性を残しているだけに、フィジカルコンタクトを全面的に出してくる、プロレスを彷彿とさせる激しい試合が予想されました。

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引き分けでも予選突破が決まる日本にとっては、リスクを冒してまで攻める必要のない試合でしたが、ピッチに一度足を踏み入れたら、そこは戦場なわけであり、そんな事を考える余裕がありません。平均年齢が日本チームより高く、前の2試合で体力をかなり消耗しているヨルダンを相手に、日本は立ち上がりから積極的に攻めていきます。

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この大会の最年少プレーヤーであるシュンタ君15歳。今年の6月にイギリスからシドニーに引っ越してきたばかりですが、シドニーではNPL1のManly Unitedの15歳以下のチームに参加しており、そこでの彼のパフォーマンスを基に僕がこの大会で十分プレーできると判断した為、このArab Bank Australia Cup 2016に参加する事になりました。

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ソルリエーフサッカースクールに通う子供達と保護者の方達も、日本チームの応援に駆け付けてくれました。

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この左に映っているヨルダンの選手を含め、このヨルダンチームの半分位の選手とは、僕自身、7年程前に同じチームでプレーしていました。当時はキレキレなドリブルで相手ディフェンダーをチンチンにしていた彼を含め、当時のNSW State League Division2では圧倒的な戦力を誇っていたチームの主力であった彼らですが、寄る年波には勝てず、日本チームの若い選手達の動きに全くついていけません。

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シュンタ君からの絶妙なクロスに、高い打点のヘディングゴールを決める川瀬浩太。このゴールが日本の先制点となり、その後も日本が試合を支配する時間が続きます。

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数年後にはこの大会でプレーしているであろう、ソルフィエーフサッカースクールの子供達も、日本人選手達のプレーを真剣な眼差して見ています。

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長石一真のドリブルでの中央突破。これには相手ディフェンダーもたまらず尻もち。

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普通のプレーでは到底止められないと思われたのか、後ろから蹴られた上に、上から踏みつけれれる長石一真。このレベルでも、日本では到底味わえないサッカーの厳しさを味わう事ができます。

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前半3点を挙げた日本に対し、後半終盤に2点を返したものの、最後の一歩で決勝トーナメントに届かなかったヨルダン。日本はこの試合結果により、準決勝に駒を進める事になりました。

Arab Bank Australia Cup 2016❹に続きます。

2016年10月16日 (日)

Illawara Premier LeagueのWollongong United、そしてNew South Wales NPL1のWollongong Wovlesで計2シーズンプレーし、他国でのチャレンジの為に今月でオーストラリアを去る川瀬浩太に、オーストラリアでのチャレンジを振り返ってもらいました。

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❶オーストラリア生活を振り返ってみて

オーストラリア生活を振り返ってみて、オーストラリア(シドニー)を一言で言うならば"居心地の良い国"でした。
周りにも恵まれいい時間を過ごせました。
サッカーに関して言うと、自分は2シーズンプレーしましたが、とても多くのことを学べました。1年目は怪我もありましたがIllawara Premier Leagueで優勝することができ、2年目はNew South Wales NPL1で、降格の危機に見舞われ外国人DFとしてとても辛く苦しい時期が続きました。それでもプレシーズン、カップ、レギュラーリーグにおいて全試合フル出場することができ、どれも自分にとって大きな財産になったと思います。

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オーストラリアへの渡航当初、バルクアップの為に宮下と一緒に筋トレに励む川瀬

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Wollongong Unitedの守備の主力として大活躍。

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決勝戦での優勝決定後、感極まって涙を見せる川瀬

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2シーズン目は、New South Wales NPL1のWollongong Wovlesに入団

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チームは一時、降格の危機に立たされたのもの、リーグ戦全試合出場し、チームの残留に貢献

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FFAカップではシドニーFCと対戦

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シドニーFC相手に敗退はしたものの、トップリーグの選手達相手に後半中盤まで対等に渡り合い、大きな自信を掴んだ川瀬

❷オーストラリアで得たもの

この2年間で得たものは、恐らく細かい部分(語学、身体、メンタル)では自分でも認識できないところもありますが"思考"の部分で色々と変われたと思います。

色んな人の話を聞いたり、書物に触れたりすることも多くしましたが、1番は高い集中力で"自分と向き合う"時間がそういった変化をもたらしてくれたと思います。

チームと個人の不調、降格の危機など、苦しい状況の中で、気持ちをコントロールすることや自信の裏付けを作ること、楽しくサッカーすること、感謝すること、といったことは"自分と向き合い"思考することからでしか解決しませんでしたしそういった状況や時間は自分に変化を与えてくれたと思います。

❸今後の予定

まだ未定なので報告は出来ませんが、色々考えた結果オーストラリアは出ることにしました。

これからまた色々な形で報告していきたいです。

2年間携わってきてくれた全ての方、どうもありがとうございました。

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川瀬のオーストラリアでのチャレンジをサポートする立場として、僕自身も彼をサポートしながら色々学ぶ事ができました。今後彼がオーストラリアを離れても、サッカー選手としてだけでなく、人間としての彼の成長を、遠くから見守っていきたいと思います。

豪州フットボーラーズ

2016年10月 9日 (日)

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一ヶ月以上前に行われたArab Bank Australia Cup 2016ですが、日本への出張も重なり今までレポートできずにいましたが、今後数週間にかけてレポートをしていきます。

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大会当日、集合時間の午前9時に、一人も遅れる事なくグラウンドに集まった日本選抜チーム。この日は殆どのカテゴリーの最終節が行われたという事もあり、40人近いマネージメント選手がいるのにも関わらず、ギリギリの13人の選手を集めての大会への出場となりました。

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この大会に出場した日本選抜チームのメンバー。予選は15分ハーフの3試合、そして準決勝は20分ハーフ、決勝は30分ハーフと、決勝まで上がった場合は190分という長丁場を、この13人というギリギリのメンバーで戦わなくてはいけないという過酷な戦いを、彼らは勝ち抜いて行けるのでしょうか?

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12ヶ国が4つのグループに分かれてグループステージを戦い、各グループの首位と勝ち点が多い2位の1チームだけが決勝トーナメントに上がれるという、一つも負ける事が出来ない戦いとなった日本チームの緒戦の相手はレバノン。フィジカルと迫力で勝る彼らを相手に、日本チームはどのような戦いを見せてくれるのでしょうか?

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この大会の11番を背負っている、最年長34歳の西村純。今シーズンは所属チームがなかっただけに、この大会に向けて一ヶ月近くトレーニングを積んできました。

3つのグラウンドで行われたこの予選リーグですが、この緒戦が行われたグラウンドは3つの中でも一番ピッチ状態が悪く、日本チームが得意とするパスサッカーが出来ないだけでなく、相手が得意とするフィジカルの優位性を活かした放り込みサッカーが生きてくる為、ポゼッション率は若干日本チームが高いものの、これといった決定機を生み出す事ができずに試合が進んでいきます。

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左サイドバックでプレーした宮本靖史。彼自身185センチ近くあるものの、それ以上の身長とフィジカルの強さを誇る相手に、何とか食らいついていきます。

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攻撃の核としてチームを引っ張る10番、中村風太。

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守備のリーダーとして相手攻撃陣に殆ど仕事をさせなかった、川瀬浩太。

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前半10分、レバノンのスーパーミドルシュートが決まり、日本が失点を喫します。この瞬間、予選敗退という文字が一瞬僕の頭をよぎりましたが、その3分後、セットプレーのチャンスから長石一真がヘディングで同点ゴールを決めます。

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現役引退後、久しぶりにピッチに復帰した野村 直幸。

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他のNPL1の選手達とは、この日初めて一緒にプレーした長石一真ですが、彼らに決して見劣りする事のないパフォーマンスを見せ、彼のクオリティーの高さを見せてくれました。

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コミュニティーを背負っているという使命感からか、試合も当然ヒートアップし、後半には審判への暴言でレバノンが退場者を出します。

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数的有利になった日本ですが、そこから中々決定機を作る事が出来ず、結局1対1のドローで試合は終了。決勝トーナメントに進むには必ず勝ち点3が欲しい試合だっただけに、残りの2試合は必ず勝たなくてはいけない状況となりました。

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この試合で多くのファインセーブを見せ、安定したパフォーマンスを披露した辰林暁。日本の守護神を任された彼の活躍如何によって、日本チームの今後の運命は決まってくると言っても過言ではありません。

Arab Bank Australia Cup 2016❷に続きます。

(写真撮影:斉藤麻衣子)

豪州フットボーラーズ

2016年8月21日 (日)

平日の午後2時キックオフという、通常の州リーグのクラブでは到底人数を集める事が出来ない時間帯に行われたこの試合。建前上はCentral Coast Mariners VS Rydalmere Lionsというカードでしたが、実際はNPL1のシーズンを終えたばかりの佐々木周と川瀬浩太、そしてIllawara Premier LeagueでシーズンMVP級の大活躍をしている奥野将平といった日本人に加え、今シーズンまでAリーグでプレーしていたアンダー歴を持つオーストラリア人選手までもが加勢した強力メンバー軸に、Rydalmereの中でも突出した実力を持つ樽谷誠司、三羽裕也といった日本人選手達をスタメンに揃えたRydalmere Lionsが、Aリーグのクラブを相手にどこまで戦えるのか、Aリーグの選手達と彼ら日本人選手達との実力を測るといった意味でも、とても興味深い一戦となりました。

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現在シドニーで短期サッカー留学中の中学1年生の吉留匠輝君。JFLに所属する奈良クラブの下部組織でゴールキーパーとしてプレーする彼だけに、キーパーと一緒に記念撮影。

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季節的にはまだ冬である筈のオーストラリアですが、この日は25度という夏を思わせる暑さの中で、アップが始まります。

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例え練習試合とはいえ、どこで誰が見ているかわからないという事を熟知している選手達は、アップから気合を入れていきます。

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寺本貴生カメラマンと吉留匠輝君。グラウンド内の特等席からの観戦です。

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スリートップの真ん中のポジションで先発した佐々木周。所属クラブであるBlacktown Spartandsが降格するという不本意な2016シーズンを過ごしたものの、既に複数のNPL1のクラブから来シーズンのオファーがある位、彼のこのリーグでの地位は揺るぎないものとなっています。元AリーガーであるNPLの選手達と彼を比べても、彼がAリーグでプレーできるレベルにあるという事は既に十分に証明されていますが、こういった直接対決でどれだけ実力を発揮できるか如何によって、更に上に行けるチャンスというものが転がってくるかもしれません。

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中盤の攻撃的なポジションで先発した樽谷誠司。現セネガル代表でもある相手の19番の選手に対し、激しくチェックに行きます。

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現所属チームでは主に攻撃的なポジションでプレーしているもの、この日は川瀬浩太とコンビでセンターバックで先発した奥野将平。ラトビア、セルビア、ポーランドといった国のトップリーグでプレーした経歴を持っているだけに、どこのポジションでプレーさせても超一流です。今まで僕が見てきた日本人選手の中でも間違いなく三本の指に入る選手で、僕がMarinesrsの監督ならその場で直ぐにでも契約する位の高いクオリティーを持った選手です。

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先週のFFAカップでのSydney FC戦に続き、2週連続でAリーグチームとの対戦となった川瀬浩太。この表情から、この試合に掛ける彼の気合を感じる事ができます。

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この試合を心待ちにしていた樽谷誠司。前半から彼の持ち味であるドリブルを武器に、相手ディフェンダーに積極的に勝負を挑んでいきます。

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ボランチのポジションで先発した三羽裕也。相手のスピードとフィジカルに苦戦するシーンも見受けられましたが、センターバックの日本人コンビと共に、安定したビルドアップを見せてくれました。

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中央でドリブルを仕掛けるこのAlusine Fofanah、当時17歳ながらオーストラリアの20歳以下代表のメンバーに昨年選ばれ、今年の始めまでWestern Sydney Wanderersのトップチームに所属していた選手ですが、シーズン終了と共に解雇され、現在は無所属となっている選手です。Rydalmere Lionsの監督であるTony Basha氏が運営するサッカーアカデミーの出身という事で、この試合に出場する事になりました。つい最近までアンダーのオーストラリア代表でプレーして いたにも関わらず、Aリーグのチーム数自体が少ない事もあって、成績を残せず解雇されてしまうと、中々他のAリーグのチームへ移籍できず、そこでプロとしてのキャリアを終えてしまう選手も多いというのが、オーストラリアのサッカー界の現状です。

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前半、相手ディフェンダーの裏への抜け出しで一対一のチャンスを迎える佐々木周。しかし放ったシュートは僅かにゴールポストの左へ。

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この日、中央からのドリブル突破を度々見せた樽谷誠司ですが、何度か相手ディフェンダーに体を当てられボールを奪われるシーンもありました。彼が選手として次のレベルに達するには、こういった部分を更に磨いていく必要があります。

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強靭なフィジカルを誇る相手の攻撃陣に対しても、決して臆することなく果敢に体をぶつけていく川瀬浩太。

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またAリーグに戻ってプレーするという気負いが強すぎたのか、ボールロストするシーンが目立ち、試合を通じてこれといったアピールが出来なかったAlusine Fofanah。

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昨シーズンまでSydney FCで中心選手としてプレーし、セネガル代表として25試合プレーした経歴を持つMickaël Tavares。彼のピッチ上での存在感と、プレーの安定感は流石と言わざるを得ない位、このゲームでプレーした選手達の中で突出していました。

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オーストラリア人選手達が入った両サイドラインでの攻守にはかなりの不安定さを露出するものの、日本人選手達の奮闘もあり、前半を0-0で折り返します。ハーフタイムのロッカールームへ向かうTony Basha氏からは、前半での戦いにかなりの手応えを感じた様子を伺えます。

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後半に入って若手選手を多く投入してきたCentral Coast Mariners。このチームの主力メンバーがベンチに下がったという事で、Rydalmere Lionsに流れが来るかと思われましたが、逆にハングリーさを剥き出しにしてきたCentral Coast Marinersに対し、後半立ち上がりは押される展開となります。

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後半の中盤まで互角の試合内容を展開していたものの、後半25分、サイドバックのミスから遂にCentral Coast Marinersに失点を許します。

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この失点後、Rydalmere Lionsがサブの選手達をピッチに投入しはじめます。

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Rydalmere Lionsのアンダー20でプレーする住吉孝介も投入されます。

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この試合での住吉孝介のファーストプレー。この後ろからの激しいタックルで、いきなりイエローカードを貰います。

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オーストラリアのアンダー20、23、そしてフル代表のキャップを持つConnor Painとマッチアップする住吉孝介。今シーズンのCentral Coast Marinersで11番をつけるConnor Painですが、この試合では特にこれといった印象は残りませんでした。

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拮抗した試合展開に、コーチ陣も真剣な眼差しで戦況を見つめます。

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後半中盤に、川瀬浩太、樽谷誠司、三羽裕也、Alusine Fofanahといった選手達をベンチに下げた時点で、既にCentral Coast Marinersのクオリティーに太刀打ちできなくなってしまったRydalmere Lionsは、センターバックの軽率なミスで、立て続けに4失点を喫します。

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そんな中、短い出場時間ながら必死にピッチを駆け回り、シュートを撃つ等の積極的なプレーを見せた住吉孝介。彼にとってもこの試合は貴重な経験となった事でしょう。

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結果だけ見ると5-0という大差での敗戦となりましたが、その失点の殆どが、後半25分以降に川瀬浩太に変わって入ってきたセンターバックのミスが起因だと考えてた時、日本人選手達はこのレベルの選手達を相手にも、十分に自分達のプレーが通用するという事を、この試合で見せてくれました。実際本音を言うと、今僕がシドニーでマネージメントしている日本人選手でベスト11を組んで試合に臨めば、プレーシーズンの状況での今のCentral Coast Marinersなら、普通に勝てると思います。

試合後、Central Coast Marinersの関係者から、この試合でプレーした特定の日本人選手に関する質問をされました。契約出来るか出来ないは別として、Central Coast Mariners側もこの試合での日本人選手達のクオリティーの高さにはかなりの印象を受けたとの事で、今後は日本人チームとの練習試合も組む事が可能かもしれませんし、僕自身もこういった機会をどんどん増やせる様、人脈をさらに広げていける様に頑張りたいと思います。

ロッカールームでのやり取りを中心としたショートクリップを作ってみました。

(写真撮影:寺本貴生、斉藤麻衣子)

豪州フットボーラーズ

2016年8月15日 (月)

Wollongong Wolvesがロナウジーニョに10万豪ドル(約800万円)でオファーを出した事で、オーストラリア国内はもちろん、日本でも話題となったこの試合。結局ロナウジーニョ側が、Wollongong Wolvesが提示した額の2倍に当たる、20万豪ドルでないとプレーしないという事でこの試合での彼のプレーは実現しませんでしたが、そういった中でもこのRound of 32での歴代最入場者数となる8029人(メインゲートの入場者数しかカウントされておらず、実際は1万人以上入場していたとの事)もの大観衆を集めての大一番で、Wollongong Wolvesの川瀬浩太は、センターバックでのスタメン出場となりました。

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試合開始20分前の様子ですが、この時点で既に、収容人数2万3千人のスタジアムが半分以上埋まっています。

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試合前からゴール裏に陣取ってチャントを歌う、シドニーFCのサポーター達。

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Wollongong Wolvesの背番号2番、川瀬浩太。一万人を超す大観衆、そしてケーブルテレビ、インターネットでオーストラリア全土に生中継されている中、オーストラリアのトップチームであるSydney FCとの真剣勝負という、彼の今までのサッカー人生で決して経験した事がないであろうこの大舞台で、どんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか?

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試合開始のホイッスルが鳴った直後、もう一人の外国人であるチリ人のNicholas Bernalが、中央からのドリブル突破からフリーキックを得ます。

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このNicholas Bernalですが、シーズン開幕前の今年の2月、日本人選手2人を連れてWollongong Wolvesの練習に参加させていた時に初めてみた時は、全くと言っていいほど体が絞り切れておらず、監督からも日本人選手2人を含めた3人の中では一番低いといった評価でした。しかしながら開幕直前までクラブの練習に来続けた結果、見事に契約を獲得、その後は見違えるほどにコンディションを上げ、チームの得点源としてシーズンを通じてコンスタントな活躍を見せてきた選手です。

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今まで経験した事のない大舞台でプレーしているという緊張からか、試合序盤は川瀬の浮足立つ様子が、反対側のスタンドまで伝わってきます。

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この試合のピッチに立ったSydney FCの多くの選手が元、若しくは現代表選手という肩書を持っていますが、川瀬自身はそんな事も全く知らずに彼らとマッチアップを繰り広げます。上の写真で川瀬の背に手をあてている選手は、2011年のアジアカップ決勝、李忠成の決勝ゴールのシーンで彼のマークを外してしまったDavid Carney。Sydney FCの初代メンバーでもある彼は、9年という長い月日を経て、今年Sydney FCに戻ってきました。

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この試合で、川瀬が最も多くマッチアップを繰り広げたMatt Simon。アグレッシブなプレースタイルを特徴とする選手で、この日もボールがないところで川瀬の足を踏んだりエルボーを食らわせたりと、ダーティーなプレーを頻繁に繰り広げていた彼ですが、逆に言えば、勝つためには手段を選ばない、あくまでも結果にこだわるという、徹底した勝利への執着心を彼は持っているとも言えます。

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2009年にはオーストラリア代表としてプレーしていた経歴を持つMatt Simonを相手に、前半は体を張った守備で、仕事らしい仕事をさせない川瀬。

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セルビア代表として、南アフリカで行われた2010年のワールドカップでは、ドイツ戦、オーストラリア戦とスタメンとしてプレーした、Sydney FCの10番を背負うMiloš Ninković。プレシーズンという事でまだ本調子ではないものの、この日の彼のテクニックは、Sydney FCの選手達の中でも群を抜いていました。

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守備的な布陣を敷くWollongong Wolvesに対し、ボールボゼッション率では上まるものの、決定的なチャンスを殆ど作れないSydney FC。

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この試合をオーストラリア全土に生中継したFoxtelでは、川瀬浩太は北海道の札幌出身で、昨シーズンはWollongong Unitedでプレーし、チームメイトには金城基樹、湯澤大佑といった日本人選手も一緒にプレーしていたという事まで、解説してくれていました。

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前半に訪れたPKのシーンでは、見事にWollongong Wolvesのキーパーがセーブ。このセーブに、殆どWolvesサポーターで埋め尽くされたスタンドの観衆の興奮が、ボルテージに達します。

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前半を無失点で凌ぎ、ロッカールームへ向かう川瀬の表情からは、かなりの疲労感が伝わってきます。

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ハームタイムに掲げられた、Wollongong Wolvesのフラッグ。

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後半に入ると、前半防戦一方だったWollongong Wolvesも、攻撃で徐々にチャンスを作り始めます。

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相手ゴール前でのセットプレーから、こぼれ球を狙った川瀬のこのプレーは、相手のクリアが一歩早くシュートに持っていけません。

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川瀬のこの打点の高いジャンプ!しかしながらボールはどこに?

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今年の5月に行われたACLでは、2015年のアジアチャンピオンである広州恒大も倒しているSydney FCを相手に、後半中盤までなんとか食らいついていたWollongong Wolves。しかし後半22分、遂に試合の均衡が崩れます。

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この時間まで仕事らしい仕事を殆どしていなかった中でのMatt Simonのこのヘディングが、無情にもWolvesゴールに突き刺さります。ボールを止める、蹴るといった基礎技術は、Sydney FCの選手の中では相当下の部類に入るものの、このような重要な場面での一発が、彼がこのレベルで長年プレーしている大きな理由であると言えます。

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失点直後、得点をしなくてはいけない状況となったWollongong Wolvesは、川瀬浩太をボランチのポジションに上げて攻撃の糸口を探します。

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しかしその直後、川瀬がいなくなり手薄となったディフェンスの穴をつき、Sydney FCが追加点を挙げます。

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中田英寿も所属していたイタリア、セリエAのFiorentinaから今シーズンSydney FCに移籍してきたJoshua Brillanteを相手に、ドリブルを仕掛ける川瀬浩太。

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何とか一矢を報いたいWollongong Wolvesは、前線に人数を掛けて総攻撃に出ますが、Sydney FCのゴールマウスは割れず、試合終了が一刻と近づいてきます。

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そしてロスタイムには、ベテランのDavid CarneyがSydney FCの3点目を挙げ、終了のホイッスル。Wollongong Wolvesの2016年のFFAカップはこの時点で幕を閉じました。

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電光掲示板に光る0-3というスコア。最終的には3点という差がついたものの、後半の中盤まではWolvesがよく持ちこたえていただけに、Wolvesとしてはあの時間帯を耐えていればという、悔しさが残る試合内容となりました。

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Miloš Ninkovićと健闘を称えあう川瀬。

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David Carneyは、Aリーグ開幕当時のSydney FCで見せていたキレキレのドリブルは既に影を潜めていたものの、まだ十分にSydney FCの中心選手としてプレーできるという事を、証明してくれました。

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平日の夜にもかかわらず、本当に多く集まったSydney FCのサポーター。

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試合後は、ロナウジーニョが来たのかと思わせる程の、ちびっ子達からのサイン攻勢にあっていた川瀬浩太。

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試合を終えて、多少とも悔しさが表情から滲み出ている川瀬浩太。代表選手を多く抱えるオーストラリア有数のビッククラブであるSydney FCとの真剣勝負の中で、彼自身、これらの選手達を相手にも、それなりにやれるという手ごたえを感じる事ができた事に間違いありません。写真右に映っている、現在オーストラリアでワーキングホリデー中の川瀬浩太の妹も応援に駆け付けてくれたこの一戦で、サッカー選手として大きな経験値を得た川瀬浩太の今後に期待しましょう。

(写真撮影:斉藤麻衣子)

豪州フットボーラーズ

2016年7月19日 (火)

第13節のマッチアップゲームとして先週に行われたこの試合、リーグで首位を独走し、この試合の3日前に行われたカップ戦でも優勝を果たしている今シーズン絶好調のSydney United 58を相手に、下位争いを演じているWollongong Wolvesが、ホームの観衆の前で意地を見せられるのか?興味深い一戦となりました。

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中3日で疲労が残るSydney United 58に対し、中10日で体力的に優位に立っているWollongong Wolvesが、試合開始から相手ゴールを脅かしますが、逆に初めに失点を喫します。

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そして前半20分、Wollongong Wolvesのチリ人ストライカーが相手に頭突きを食らわし、一発レッドを貰います。

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今シーズン2枚目の一発レッドを貰った彼、イエローカードも今シーズン既に4枚貰っており、監督も彼の試合中のブチ切れには、半ば諦め気味な感じです。

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このレットカードで他の選手も相当な興奮状態にある中、なだめ役に徹する川瀬浩太。

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10人と劣勢に立たされたWollongong Wolvesですが、相手の疲労もあってか、相手陣内に攻め込む時間が続きます。

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首位を走るSydney United 58ですが、前線から中盤にかけては比較的小柄な選手が多く、対照的に大柄な選手が多いWollongong Wolvesは、その高さのアドバンテージを生かしてセットプレーからの得点の機会を伺いますが、この日は運にも見放されゴールが生まれません。

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体を張った川瀬のこのヘディングも実らず。

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後半に入ってからも勢いが衰えず、攻撃をたたみかけるWollongong Wolvesですが、最後の最後でボールがゴールラインを割ってくれない状況に、多数のWollongong Wolvesファンで埋まったスタンドからも、もどかしさを含んだ叫び声が会場に響き渡ります。

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後半終了間際、川瀬浩太のゴール前での決定的なヘディングはキーパーに弾かれ、そして右足のシュートは僅かにバーの上を飛んでいき、そのまま終了のホイッスル。70分近く10人で戦いながらも、相手よりも多くのチャンスを生み出したWollongong Wolvesにとっては、チリ人ストライカーの退場がなければ、リーグトップを走るチームを相手に番狂わせを演じる十分な可能性があっただけに、とてつもなく残念な結果となった試合となりました。

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そして試合後、観衆をも交えた大乱闘が発生。民族的な侮辱を含む会話のやり取りが更に乱闘に火を付ける結果となっただけに、なんとも後味の悪い幕切れとなりました。

(写真撮影:寺本貴生、斉藤麻衣子)

豪州フットボーラーズ

2016年6月27日 (月)

日本人対決となったNPL1の第15節、Blacktown Spartands対Wollongong Wolvesの試合は、Blacktown Spartandsの攻撃を中核を担う佐々木周と中村風太、そしてWollongong Wolvesの守備の要である川瀬浩太とのマッチアップに、個人的に注目した試合となりました。

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現在、リーグ戦最下位につけているBlacktown Spartandsですが、アンダー18と20、ファーストグレードの成績を総合したClub Championshipでも最下位と、NPL2への降格の危機に直面しており、残り一試合一試合が残留の為に絶対に落とせない状況です。この6月の移籍期間にはAリーグとの契約を解除になった選手を、このリーグのトップクラスの給料である週2000ドル(推定)で引っ張ってきており、所属している選手の経歴だけを見ると、なぜBlacktown Spartandsが現在のこの位置にいるのか一般的には理解し難いのですが、逆に言えば元Aリーガーや、オーストラリアでの経歴、実績がある選手ほどプライドが高い傾向があり、そういった部分が他の選手との意識の統一といった部分でのネガティブに作用し、それがチームパフォーマンスへ影響しているといった事も、Blacktown Spartandsの不振の理由を説明しているかもしれません。

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試合序盤から相手陣内へ攻め込み、多くの得点チャンスを作るBlacktown Spartandsですが、中々得点には結びつきません。佐々木周も前半にペナルティーエリア内で決定的なチャンスを迎えますが、シュートはバーの上へ。

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倒れている中村風太に手をさし伸ばす、川瀬浩太。

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佐々木周と川瀬浩太のマッチアップ。どちらとも一歩も譲らない一進一退の攻防が、90分を通じて繰り広げられました。

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佐々木周の突破を阻止する、川瀬浩太のスライディングタックル。

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互いに体を張った、中村風太と川瀬浩太の攻防。

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決定的なチャンスでいえばBlacktown Spartandsの方が多かったものの、結局両チームともチャンスを決めれれないまま試合は0-0のスコアレスで終了。降格を阻止する為に何としてでも勝ち点3が欲しかったBlacktown Spartandsにとっては、痛恨の引き分けといった結果となりました。

豪州フットボーラーズ

2016年6月25日 (土)

センターバックのボジションで、開幕戦から連続出場を果たしている川瀬浩太。この試合の相手であるRockdale City Sunsは、プレーヤ―マネジャーであるPaul  Reidを中心に、Aリーグ、そして海外リーグでのプレー経験が豊富なDylan Macallister、Trent McClenahanといった30代の選手達が老練な試合運びを見せるチームです。

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中盤でパスを回しながらボール支配率を高めていくRockdale City Sunsと、カウンター狙いのWollongong Wolvesという展開で試合が進んでいく中、前半33分にRockdale City Sunsの選手がレッドカードを貰い退場、前半の時点でWollongong Wolvesが数的優位に立ちます。

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そんな状況でも3バックに変更して中盤の人数を減らさなかったRockdale City Sunsが前半終了間際に先制点を挙げます。

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後半に入り、数的優位を活かしてなんとか同点に追いつきたいWollongong Wolvesが中盤でボールを回し始めますが、中々良いフィニッシュの形まで持っていけず、84分、90分と逆にRockdale City Sunsに追加点を許してしまいそのまま試合は終了。Wollongong Wolvesにとっては、なんとも歯がゆい試合となりました。

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Rockdale City Sunsの試合巧者ぶりだけが際立ったこの試合、川瀬浩太も60分近く一人少ない相手に3失点して敗退という状況に、試合後は苛立ちを隠せない様子でした。

豪州フットボーラーズ

2016年5月16日 (月)

少し時間が空いてしまいましたが、NPL1の第9節、Sydney Olympic vs Wollongong Wolvesの試合のレポートです。

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バックラインの色々なポジションで使われているWollongong Wolvesの川瀬浩太。この日はセンターバックでの出場です。

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今シーズン、多くの日本人選手がNPL1でプレーする中、センターバックで唯一プレーする日本人選手である川瀬。187センチという高さだけでなく、正確な足元の技術とフィードで、Wollongong Wolvesのバックラインに安定感をもたらします。

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相手選手がガツガツくる中、それに上手く対応しながら相手の攻撃の芽を摘みます。

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セットプレー時には攻撃に加担しゴールを狙うものの、相手も川瀬の高さを警戒しているだけに、簡単にジャンプさえもさせてくれません。

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相手のセットプレーの際にも、体を張って守備をする川瀬。試合を通じて終始安定したパフォーマンスを見せていました。

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後半終盤、試合がヒートする中、Wollongong Wolvesの選手がSydney Olympicの選手の顔を叩き、乱闘寸前に。しかしかながら審判が叩くシーンを見ておらず、通常なら一発レッドのシーンでイエローカードさえも出ないという判定に、Sydney Olympicの監督、コーチ陣は大激怒という事態になります。

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この高い到達点!

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両チームの選手とも、同じジェスチャーで何かアピール?

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試合は結局、両チームともに決定機を生かせず、スコアレスドロー。後半中盤に Sydney Olympicが退場者を出して10人となったものの、 Wollongong Wolvesはその数的優位を全く生かせなかっただけに、 Wollongong Wolvesにとっては歯がゆさの残る試合となりました。

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昨年初めに川瀬がオーストラリアに来たばかりの時、一緒にジムに通っていた頃の写真。この頃に比べて、オージー達の中で揉まれる中、精神的にも肉体的にもかなり強くなったと思います。

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そしてこの9節のリーグベストイレブンに見事選ばれた川瀬。ディフェンダーという、攻撃の選手に比べて目立ちにくいポジションで外国人選手としてプレーするなか、このベストイレブン入りは彼にとって大きな自信となったと思います。

Kota Kawase showed enormous stamina to continually foil Olympic’s attack. The Japanese defender left nothing in the tank and as the clock ran down, he came up with the highlight of the day. The Wolves defender threw his body in front of a Howard Fondyke strike that went like a bullet, blocking the shot that ultimately proved to be the final chance of the match.

豪州フットボーラーズ

2016年3月23日 (水)

日曜の午後5時にキックオフされたNPL NSW Men's1第2節、Sydney United58 vs Wollongong Wolvesの試合では、川瀬浩太はセンターバックでのスタメン出場となりました。

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ホームでの開幕戦を逆転勝利で飾り、勢いづいているWollongong Wolvesに対し、アウェーでのBlacktown FCとの緒戦を引き分け、今シーズンのホームでの初試合で勝ち点3がどうしても欲しいSydney United58の戦いは、カウンターのWollongong Wolvesと、ポゼッションのSydney United58という構図の戦いになりました。

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どこのNPLの会場でも見かけるイヤホンを付けた怪しげなアジア人。どこからみてもサッカーに興味がなさそうな風貌した彼らが何をしているか知っている方は、相当なNPL通です。

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自軍でボールを回される時間が多かったものの、セットプレー時にはゴール前まで上がり、ヘディングの強さを見せた川瀬浩太。この試合、空中戦では相手に負ける事は殆どありませんでした。

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Wollongong Wolvesのチリ人ストライカーNicholas。1ヶ月前ぐらいに見た時は全然フィットしていなかったものの、開幕に照準を合わせて相当コンディションを上げてきたのが伺えました。

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Sydney United58は中盤に170センチ前後のPeter Traintis 、Nick Stavroulakis 、Panni Nikas といった選手達が小気味よいパスワークを見せるのに対し、Wollongong Wolvesは中盤からの中距離パスに、Nicholas bernalがディフェンスの裏へ抜けていくといったサッカーを展開します。

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前半はWollongong Wolvesがカウンターから何回か決定機を迎えるものの決めきれず、逆に後半の立ち上がりにSydney United58に先制ゴールを決めれれ、その10分後にもキーパのキャッチミスから追加点を許し、ホームのサポーターは歓喜で湧きかえります。

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Sydney United58のサポーター軍団。試合中の彼らの審判や相手選手に対する罵倒は相当なレベルなので、教育上、決して小さい子供をこの会場に連れて行ってはいけません(笑)。

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後半、Wollongong Wolvesの選手がディフェンスの裏へ抜け出し、完全にキーパーと一対一となる場面で、Sydney United58のディフェンスの選手がこの選手の腕を掴み、ペナルティーボックスのギリギリ外側でファールを犯しましたが、誰もがレッドカードだと思ったこの場面で、なんとイエローカードのみという判定を下し、完全に試合を壊してしまったこの主審。結局、Wollongong Wolvesが1点を返し、その後も波状攻撃で畳みかけるものの、Sydney United58がギリギリのところで粘りを見せ、2-1のまま試合終了のホイッスルが鳴りました。

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Wollongong Wolvesにとっては負けに値しない試合内容であっただけに、この敗戦は悔やまれるところですが、監督がやろうとしているサッカーが段々と形になってきているだけに、彼らの今後のパフォーマンスに期待できそうです。

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