カテゴリ「宮元凌」の5件の記事 Feed

2017年8月24日 (木)

清々しいぐらい、90分間休みなく、ピッチを縦横無尽に駆け回る男、宮元凌。1

NSW State Leagueに所属する、Bankstown Unitedの20歳以下のチーム右サイドバックとして、レギュラーシーズン22試合にフル出場。チームのファイナルシリーズ出場に大きく貢献しました。

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チームメイトで同級生の田川慎太郎からは、【オーバーラップするタイミングが絶妙なだけでなく、そこからフィニッシュまで持っていける技術も持っている】と、かなり高い評価を受けている宮元。この日の試合でも、最終ラインで相手ボールを奪取したかと思えば、右サイドのスペースを駆け上がり、味方フォワードに絶妙なパスを出すなど、攻守に渡って素晴らしい活躍を見せてくれました。

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昨年は、同じNSW State Leagueに所属する、FC Gazyの20歳以下のチームで、背番号10番をつけて攻撃的なポジションでプレーした宮元。

得点こそ昨年と比べると少ないものの、本人は本職である右サイドバックの方が実力を発揮できると感じており、このポジションで、より実力に磨きをかけたいという強い気持ちを持っています。

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2011年3月11日に起きた震災を、宮城県で経験しているだけに、サッカーができるありがたみを、常に感じているという宮元。

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一つ一つのプレーに、魂がこもっています。

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足元の技術は、もう少し磨く必要があるかな。

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この試合、ひいき目なしで、ピッチ上の22人のプレーヤーの中で一番、【観衆の心を捉える】プレーを見せてくれた宮元。

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宮下が選ぶ、【マンオブ・ザマッチ】に、見事選ばれました。とはいっても、賞金や賞品は何もありませんが(笑)。

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引き続き、気持ちの入った熱いプレーを見せてくれよ!

【この試合の模様と、インタビューの模様を撮った動画はこちらからup

豪州フットボーラーズ

2017年7月23日 (日)

FCバルセロナという世界最高峰のクラブで、ヨハンクライフとともに最強チームの土台をつくった伝説的指導者、アントニオ・デラクルス氏。そのアントニオ氏がヘッドコーチとして在籍し、直接彼の指導を受けることができるフットボールアカデミー、RAFA(http://rafa.asia/)から今年の3月、一人のチャレンジャーがシドニーへやってきました。

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田川慎太郎、19歳。ボランチを主戦場とし、テクニックには自信を持っているという豪語する田川の、RAFA時代のプロフィール写真。なかなかふてぶてしそうな感じが伝わってきます。

田川のシドニー到着日、あのプロファイル写真からは想像もつかないような、長崎弁を話す純朴な少年が僕の前に現れました。そしてその日、日本からのフライトではほとんど寝れなかったのにも関わらず、サッカーがしたくてウズウズしている田川を、早速サッカーアカデミーへ連れていきました。上の動画がその時の様子です。

シドニー到着から一週間後、NSW State Leagueに所属するBankstown Unitedへの入団が決まり、アンダー20のカテゴリーで試合に出場してきた田川。6月にはNPL2に所属するSpirit FCからオファーがあったものの、Bankstown United側の、田川をどうしてもとどめさせたいという強い阻止もあり、上のカテゴリーへの移籍は実現しませんでした。

そんな中、アンダー20のチームで3試合連続得点という結果を残した田川に対し、トップチームの監督から、トップチームでスタメン起用をするという声が掛かりました。

そんな田川の、トップチームでの出場という雄姿を見ようと、カメラマン宮下は新しく購入したシグマの望遠レンズを手に、試合会場へ向かいまいした。

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会場に到着するとアンダー20の試合が行われており、後半30分でスコアは0-4という状況。フォアードで先発出場した伊奈祐二が良い動きを見せるものの、得点には至らずこのままタイムアップ。

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右サイドバック、そして後半終盤にはフォアードでプレーした宮元凌。この敗戦に、本人も肩を落とします。

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アンダー20の試合に引き続き、トップチームの試合が始まりました。前日、スタメン出場を言い渡されていたはずの田川は、なんとベンチースタートです。

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レギュラーシーズンを4試合残し、2位との僅差で首位を走るBankstown United。この試合で勝てば、NPL3への昇格の可能性がグンと上がるものの、落とした場合は自力優勝が消滅する可能性があるだけに、選手達も相当な気合が入っています。

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Bankstown Unitedの右サイドバックで出場した中野陽樹。シーズン当初と比べて、髪型がだいぶ落ち着きました(笑)。

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絶対に負けてはいけない試合で、前半10分、Bankstown Unitedは先制点を許してしまいます。

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この緊迫した雰囲気の中で、むしろそれを楽しんでいるような表情を見せる中野。

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うん。いい表情だ。

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両者とも絶対に譲れない、意地と意地がぶつかりあう戦いの中で、あわや乱闘に。

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そして熱くなったBankstown Unitedの監督が退場になるという、異例のハプニングまで。こんな状況で、田川の出場機会は訪れるのでしょうか?

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後半は残すところ僅か15分。0-2で負けているBankstown Unitedは2つの交代枠を使っており、もしかしたら今日は田川の出番はないのでは?と思ったその瞬間、

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フェンスの外から監督に呼ばれた田川。ついにこの瞬間が来ました!

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アンダー20の試合にフルで出場し、体力的にはまったくフレッシュではない状態でピッチに送られた田川。果たしてこの短い時間で、何かを見せてくれるのでしょうか?

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この瞬間を待ちわびていた田川だけに、気合は十分に入っています。

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藤田カメラマンもこの瞬間を待っていたとばかりに、田川にレンズを向けて動画を撮影します。

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黒人選手3人と田川。このショットはかっこいい!

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後ろから激しいタックルを食らう田川。

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強引にいけば、自分でシュートまで持っていけたこのシーンで、味方への横パスという、無難なプレーを選択した田川。リスクを恐れずにチャレンジする回数を増やしていく事が、彼が次のステップへと進む為のキーなのかもしれません。

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結局このまま0-2で試合は終了。Bankstown Unitedにとっては、昇格に暗雲が立ちこめる、痛恨の敗戦となってしまいました。田川自身のパフォーマンスは、与えられた短い時間の中で目立ったミスはなかったものの、目立ったプレー、状況を変えるプレーもなく、本当の意味での彼の評価は、次の試合まで持ち越しとなりました。

豪州フットボーラーズ

2016年10月17日 (月)

Arab Bank Australia Cup 2016のレポート第2弾は、日本の予選グループ2戦目、イランとの戦いをお届けします。

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緒戦のレバノン戦よりもピッチコンディションが良いグラウンドで行われた第2戦、この試合で勝ち点3を取れなければ予選通過がかなり厳しくなってくる状況で、絶対に勝ち点3を取りたい日本は、緒戦と同じスターティングメンバーでこの試合に臨みました。

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金沢大学サッカー部出身の河端海。一試合目のレバノン戦に続き、センターバックのポジションに入りました。

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河端とセンターバックのコンビを組んだ川瀬浩太。今シーズン、公式戦でシドニーFCとの試合も経験した川瀬からは、頼もしさをも感じる事ができました。

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試合開始のホイッスルから攻撃的に出た日本は、前半早々に先取点を上げます。

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ピッチコンディションが良いだけに、日本チームがやりたいパスサッカーが上手くはまったこの試合、相手のカウンター攻撃に何度かヒヤリとさせれれる場面があったものの、日本が終始ゲームをコントロールし、前半に更に追加点を挙げます。

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やはり攻撃の中心となるのは、このBlacktown Spartandsコンビ。

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後半にも2点を挙げた日本が4-0でイランに快勝し、決勝トーナメントへ一歩近づいた試合となりました。

Arab Bank Australia Cup 2016❸に続きます。

豪州フットボーラーズ

2016年10月 9日 (日)

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一ヶ月以上前に行われたArab Bank Australia Cup 2016ですが、日本への出張も重なり今までレポートできずにいましたが、今後数週間にかけてレポートをしていきます。

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大会当日、集合時間の午前9時に、一人も遅れる事なくグラウンドに集まった日本選抜チーム。この日は殆どのカテゴリーの最終節が行われたという事もあり、40人近いマネージメント選手がいるのにも関わらず、ギリギリの13人の選手を集めての大会への出場となりました。

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この大会に出場した日本選抜チームのメンバー。予選は15分ハーフの3試合、そして準決勝は20分ハーフ、決勝は30分ハーフと、決勝まで上がった場合は190分という長丁場を、この13人というギリギリのメンバーで戦わなくてはいけないという過酷な戦いを、彼らは勝ち抜いて行けるのでしょうか?

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12ヶ国が4つのグループに分かれてグループステージを戦い、各グループの首位と勝ち点が多い2位の1チームだけが決勝トーナメントに上がれるという、一つも負ける事が出来ない戦いとなった日本チームの緒戦の相手はレバノン。フィジカルと迫力で勝る彼らを相手に、日本チームはどのような戦いを見せてくれるのでしょうか?

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この大会の11番を背負っている、最年長34歳の西村純。今シーズンは所属チームがなかっただけに、この大会に向けて一ヶ月近くトレーニングを積んできました。

3つのグラウンドで行われたこの予選リーグですが、この緒戦が行われたグラウンドは3つの中でも一番ピッチ状態が悪く、日本チームが得意とするパスサッカーが出来ないだけでなく、相手が得意とするフィジカルの優位性を活かした放り込みサッカーが生きてくる為、ポゼッション率は若干日本チームが高いものの、これといった決定機を生み出す事ができずに試合が進んでいきます。

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左サイドバックでプレーした宮本靖史。彼自身185センチ近くあるものの、それ以上の身長とフィジカルの強さを誇る相手に、何とか食らいついていきます。

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攻撃の核としてチームを引っ張る10番、中村風太。

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守備のリーダーとして相手攻撃陣に殆ど仕事をさせなかった、川瀬浩太。

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前半10分、レバノンのスーパーミドルシュートが決まり、日本が失点を喫します。この瞬間、予選敗退という文字が一瞬僕の頭をよぎりましたが、その3分後、セットプレーのチャンスから長石一真がヘディングで同点ゴールを決めます。

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現役引退後、久しぶりにピッチに復帰した野村 直幸。

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他のNPL1の選手達とは、この日初めて一緒にプレーした長石一真ですが、彼らに決して見劣りする事のないパフォーマンスを見せ、彼のクオリティーの高さを見せてくれました。

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コミュニティーを背負っているという使命感からか、試合も当然ヒートアップし、後半には審判への暴言でレバノンが退場者を出します。

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数的有利になった日本ですが、そこから中々決定機を作る事が出来ず、結局1対1のドローで試合は終了。決勝トーナメントに進むには必ず勝ち点3が欲しい試合だっただけに、残りの2試合は必ず勝たなくてはいけない状況となりました。

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この試合で多くのファインセーブを見せ、安定したパフォーマンスを披露した辰林暁。日本の守護神を任された彼の活躍如何によって、日本チームの今後の運命は決まってくると言っても過言ではありません。

Arab Bank Australia Cup 2016❷に続きます。

(写真撮影:斉藤麻衣子)

豪州フットボーラーズ

2016年5月25日 (水)

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4月と5月で新たに6人のチャレンジャーがオーストラリアに渡航してきましたが、その中でも一際注目を引いたのが宮城県出身の19歳、宮元凌君。チャレンジャー達からは通常、渡航前に彼らの顔写真を送ってもらうのですが、宮本君から送られてきたのがこの写真。けっこうな強面のヤンキーが来るのかと少しばかり構えていたところ、

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シドニー空港に降り立ったのがこの青年。あれ、送られてきた写真と全然違うじゃないか?!それにしても誰かに似ているぞ、、あれ、ナルじゃないか!(ナルとは成瀬利通で、シドニーで現在もプレーしています。)そしてこの瞬間から、僕は彼をナルジュニアと呼ぶ事に決めました。

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到着日にカメラマンであるまいこさんのアシスタントとして、真近でNPL1の試合を観戦したナルジュニア。テンポが速く、球際が激しいサッカーを目の当たりにし、興奮した様子でした。

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そしてなんとシドニー到着2日目にして偶然、本家ナルに遭遇!隣に並ぶと、どっちがどっちだかわからないぐらいに似ています。

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他のチャレンジャーと共に、銀行で口座を開設するナルジュニア。

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語学学校に6カ月登録したナルジュニア。英語習得へのモチベーションも高いです。

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金曜夜のチャイナタウンで、イカの串刺しを堪能するナルジュニア。

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夕食は大概、シェアハウスから徒歩15分程の選手寮まで来て、寮母のまいこさんの手料理を堪能するナルジュニア。

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移籍期間での契約を目標に、既に複数のクラブの練習に参加しているナルジュニア。ポジションもナルと同じサイドバックで、プレースタイルもなんか似ているぞ!?

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19歳と若いだけに体も引き締まってる!

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練習中も自ら積極的にオーストラリア人に話しかけるナルジュニア。本人もナルと呼ばれる事を、既に気に入っている様です。若いだけに吸収力も早く、既にオーストラリア生活をかなりエンジョイしているナルジュニアこと宮元凌君ですが、こういった若い子たちがどんどん海外に来て、日本ではできない貴重な経験をたくさんし、立派な大人になって欲しいです。

豪州フットボーラーズ