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2018年8月27日 (月)

佐橋大輔、23歳。

高校時代は、Jリーグのユースチームでプレー。

そして現役一般受験で、早稲田大学へ入学。

大学サッカーの強豪、早稲田大学サッカー部の入部テストを受けるも合格できず、社会人リーグでサッカーを続けながら、オーストラリアチャレンジへの準備をする。

2017年2月に渡豪。エキサイティングなシドニーでの留学生活が、スタートするはずだった。

しかし、シドニーへ到着した直後、右足首の負傷に見舞われ、ボールさえ蹴れない日々が数週間続く。

怪我から復帰後、実戦感覚を取り戻すために、ローカルのアマチュアリーグ 【Central Sydney Wolves 】で、約3か月プレー。

ここでオーストラリアサッカーの激しさを体感するものの、持ち前のガッツを前面に出すプレーで相手を圧倒、セミプロクラブへの移籍へ向けて順調な仕上がりを見せる。

【Woonona FCと契約した佐橋大輔のインタビュー動画は👆から】

(オーストラリア)シドニーのガットゥーゾ(サッカー)

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そして6月の中旬、Illawarra Premier Leagueに所属するWoonona FCと契約。セミプロチームでプレーするという、シドニーでのサッカーの目標を達成する。

このチームで約10試合、ボランチとしてプレーし、充実した半シーズンを送る。

オーストラリアでのシーズンが終了後、日本へ帰国し就職活動を開始。そして2018年6月、倍率300倍を見事に勝ち抜き、大手外資系メーカーB社の内定を貰う。

【面接時に、横に慶応大卒の長身イケメンがいて、英語もかなり堪能に話している姿を見たとき、(こいつに勝つのは無理だわ)と思ったんですけど、彼は結局ダメで、僕が採用になりました(笑)。】と面接時の逸話を話してくれた佐橋。

後で面接官からは、【佐橋君が海外生活、そして現地のクラブでサッカーをプレーしたという話を聞いたときに、うちが求めている、【国際的に活躍できるポテンシャルを持った、ユニークな人材】にぴったりだと思ったんだよね。それが採用の一番の理由かな?】と伝えられたという。

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【2018年7月から約1か月間、ニュージーランドのSouthland Unitedでプレー。】


世の中の基準で言えば、彼は今、【勝ち組】というポジションにいるのかもしれない。

大手外資系メーカーでの勤務、安定した給料、そして数年後には、ヨーロッパでの勤務というオプションもある。

しかし佐橋からは、【安堵】や【安心】といった類のものは、まったく感じられない。

【大企業に入れば、一生安泰】、そんな時代はとっくに過ぎ去っている事を彼は知っているし、一生勤め上げる気もない。

実力主義の外資系なら、なおさらだ。

佐橋は、これから本当の意味で、【人生の戦いが】始まるという事を、十二分に理解しているし、やるべき事も解っている。

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【オーストラリアでサッカーをプレーしていなかったら、今回の会社から、絶対に内定を貰えなかったと思います。オーストラリアでプレーしながら英語を話す自信であったり、行動力、精神的な強さというものを相当身に付ける事ができました。もしオーストラリアに留学せずに、日本に残っていたら、頭でっかちのままだったと思います(笑)。これまでたくさんの人に支えられながらここまで来れました。今後は社会人として、社会に貢献できる人間となれるよう、一生懸命に頑張っていきたいと思います。】

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ニュージーランドからわざわざシドニーへ会いに来てくれた佐橋と。今まではサポートをする側と受ける側という関係だったが、今後は同等な、友人としての関係を築いていければと思う。

豪州フットボーラーズ

2017年8月21日 (月)

Illawarra Premier Leagueに所属する、Woonona Sharksでプレーする、【シドニーのガットゥーゾ】こと、佐橋大輔。

佐橋がこのクラブと契約した直後、彼を取ってくれた監督が解任となりました。

そこから一軍での試合にあまり出れなくなった佐橋。本人曰く、実力ではなく、政治的な力によって自身の一軍でのプレータイムが制限されているという事を聞き、そんな彼の現状を確認しに、Woonona Sharksの試合が行われる会場へ向かいました。

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試合会場に到着すると、アンダー20(2軍)の試合が既に始まっており、ボランチのポジションで精力的に動いている、【シドニーガットゥーゾ】こと、佐橋の姿が見えました。

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相手に抜かれても、後ろから必死に食らいついていく佐橋。

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後半途中からは、センターバックのポジションに入り、最終ラインからチームに安定感をもたらしました。

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攻撃時は少ないタッチ数でシンプルに、守備時は激しいマーキングで相手に仕事をさせない、簡単に言えば、このようなプレーを見せてくれたこの試合での佐橋。

この2軍の試合の直後にある、1軍の試合でのベンチ入りを十分アピールできたと僕自身は思いましたが、結果はベンチ外。

1軍の監督が佐橋の事を、単純に現時点での戦力として考えていないのか、もしくは他の政治的な理由があるのか、この日はそれを解明する事はできませんでした。

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本人としては、納得の行かないベンチ外かもしれません。

しかし、【サッカーの世界では政治的な理由であったり、実力以外の理由で、ピッチ上に立てない事はどの国、どのカテゴリーでも日常的に起こっている。それを自分の中でどのように捉え、ポジティブに変えていくか】といった考えを、幸いにも佐橋は持っているだけに、ここから彼はきっと這い上がってくると信じています。

豪州フットボーラーズ