パクサンユ Feed

2016年5月25日 (水)

昨年のFFAカップ(日本でいう天皇杯)で、ベスト32入りという大挙を成し遂げたBalmain Tigers FCですが、主力選手の放出や開幕前の監督辞任等、不安定なチーム状況でシーズンに突入し、第7節が終わった時点で2勝5敗の8位につけている中での第8節は 3位につけるDunbar rovers FCとのホームゲームとなりました。

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この日、Balmain Tigers FCでのデビュー戦となった和田正宏。

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Balmain Tigers FCの攻撃の核を担うパクサンユ。

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Balmain Tigers FCの守備のリーダーである掃部智寛。

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先週からの移籍期間が始まると同時に、プレーヤ―の大幅な入れ替えがあったBalmain Tigers FC。毎試合失点が多いという事で、一回しか練習していない新加入の黒人センターバックのペアーを初起用するといった大胆な采配に出ますが、開始10分で2失点を喫します。

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現在の順位が表している通り、選手同士の歯車が中々噛み合わず、低調なゲームを展開するBalmain Tigers FC。その中でも中盤で起用されたパクサンユは、なんとか個の力でこの状況を打開しようとしますが、ゴールは生まれません。

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左サイドで起用された掃部智寛。第91回全国高校サッカー選手権大会で、星稜高校のセンターバックとして全国ベスト4入りした経歴を持つ掃部ですが、このチームでの彼の左サイドバックでの起用は、彼の能力が十分に発揮できていないという印象を受けました。

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身体能力の高さを活かしたプレーが売りの和田正宏。このチームでの初めての試合にも関わらず、惜しいシュートを何本も打つなど、監督の信頼を得るには十分なプレー内容を見せてくれました。

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後半途中からのスーパーサブとしての起用が多い高橋悠。この日も後半途中から投入され、サイドからのクロスを何本が上げていました。

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ピッチコンディションが良くなく、相手チームも良いサッカーをしていたとは言い難いものの、上位チーム相手にイーブンな戦いを見せてくれたBalmain Tigers FC。、試合は0-2で敗れたものの、新加入の和田正宏が素晴らしい活躍を見せる等、チームの立て直しに少しでも希望を見出す事のできた試合となりました。

豪州フットボーラーズ

2016年3月 6日 (日)

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先週、NSW州3部に所属するBalmain Tigersに、東京都社会人リーグ1部に所属するHBO東京出身の二人、高橋悠と掃部智寛が加入しました。

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このBalmain Tigersですが、2015年のFFAカップ(日本でいう天皇杯)でベスト32入りし、ベスト16を掛けた戦いでは、AリーグチャンピンのMelbourne Victoryと対戦するいう大舞台を経験したクラブで、今年はNPL1から経験のある監督を招聘し、本格的にNPL2への昇格を狙っています。

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昨年、Illawara Premier Leagueでプレーしたパクサンユも、2016シーズンはBalmain Tigersへ加入し、既にチームでの欠かせない存在となっています。

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このカテゴリーは外国人枠がないので、日本人を始め、フランス人やらイタリア人など多くの外国人選手がこのチームでプレーしています。

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正式に契約後、クラブのオーナーと一軍の監督と。高橋、掃部共に、初めてサッカーで給料を貰うという事実に、喜びを隠せません。

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契約後、初めての練習試合では、掃部は左サイドバックでスタメン出場、高橋はベンチスタートとなりました。

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とにかく、いい意味でプレーがシンプルすぎて、中々シャッターを切るタイミングが難しい掃部。カメラマンの気持ちからすると、ドリブルをするとかして、もう少しボールを持っていて欲しい!

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シンプルな掃部が珍しくオーバーラップ!この一枚が、この試合での掃部のベストショットです。

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そして後半10分過ぎ頃に、背番号75番を付けた高橋悠がピッチに立ちます。

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27歳にして、サッカーでお金を貰ってプレーする夢を叶えた高橋悠。本当のチャレンジはこれからです。

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監督からは、もう少し声を出して周りとコミュニケーションを取れと要求されている高橋。しかし後ろから掴まれたこのファールに対し、普段はピッチ上で大人しい高橋も、

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この怒りの表情!

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27歳という、サッカー選手としては決して若くない年齢で、日本での安定した仕事を辞めてまでオーストラリアにチャレンジしにきた高橋悠に対し、他の選手以上に感情移入してしまうのは仕方がないのかもしれません。まだまだ始まったばかりの彼の挑戦ですが、日本に帰る時に、仕事を辞めてまでして、オーストラリアにきて本当に良かったと思えるぐらい、オーストラリアで素晴らしい経験をしてほしいと思います。

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アルバイト先で店長に怒られてばっかりで、最近疲弊している西村純34歳。まだまだ彼のオーストラリアでのチャレンジも続きます。

豪州フットボーラーズ

2015年9月 1日 (火)

8月22日に行われたIllawarra Mercury Premier League第21節、Wollongong UnitedとPort Kemblaの試合は、日本人選手、在日韓国人選手が計5人出場したアジア人対決という事で、注目を浴びた一戦となりました。

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現在リーグ2位、そしてアジア人選手4人を擁するWollongong Unitedを相手に、プレーオフラインギリギリの5位につけるPort Kemblaがどう食らいつくのか?Port Kemblaにシーズン途中で加入し、攻撃のアクセントとしてコンスタントに活躍をしている寺本貴生のパフォーマンスが重要となってくる一戦となりました。

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1ヶ月前の試合で頬骨を骨折し、当初全治8週間との診断を受けるものの、驚異の回復力で4週間でピッチに戻ってきた川瀬浩太と寺本貴生のマッチアップ。

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開始早々、寺本がゴールキーパーとの一対一のチャンスを迎えるものの、

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シュートはキーパーの真正面。

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そしてまたもやドリブル突破からの単独チャンス!

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これまた外した!

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湯澤大佑と寺本貴生のマッチアップ。互いに、日本人だけには負けたくないという気持ちがヒシヒシと伝わってきます。

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センターバックながら、ドリブルでスルスルを相手をかわすプレーが好きな川瀬浩太。

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チームの事情でサイドバックでプレーしている湯澤大祐。もう一個前のポジションの方が彼は生きるのですが、そうなると右サイドバックをプレーする選手がいないという事です。

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外見からは、もはや何人かわからない金城基樹。

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足の負傷から復帰し、途中から出場したパクサンユ。移籍期間中にBellambiから移籍してきたパクですが、Bellambiではチームの中心選手だっただけに移籍時にBellambi側と一悶着あり、これに関わった宮下がサッカー協会まで呼び出されて聴聞会に出席する羽目に、、まだまだ問題は継続中です。

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この対決、マケドニア系のWollongong Unitedと、イタリア系のPort Kemblaの対決という事で、スタンドにはマケドニア系とイタリア系のファンが多くつめかけました。英語を話している人よりも、マケドニア語、イタリア語を話している人の方が多いという、オーストラリアサッカーならではのこの光景を見つめながら、こういったエスニックコミュニティーのサポートのお蔭で、今のオーストラリアサッカーがあるという事を、改めて感じました。

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Wollongongという小さな地域のリーグにもかかわらず、エスニックコミュニティーがクラブを支え、リーグを盛り上げている、多民族国家であるオーストラリアならではのこの構造は、クラブ毎に全く違った特色があり、関わっている人間としては本当に魅力的なマーケットです。

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小雨が降り始めた後半に試合は動き、Wollongong Unitedが先制するもののPort Kemblaが直ぐに追いつき、試合はそのまま1-1の引き分けで終了。この結果により、Wollongong Unitedは3位に後退、Port Kemblaは5位をキープするものの、Port Kemblaの最終節は、勝ち点2点差の7位のクラブとの試合である為、プレーオフ進出には絶対に負けられない戦いとなりました。

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試合後は、この日プレーした選手とシドニーから観戦に駆け付けた日本人サポーター達でワンショット。

Illawarra Mercury Premier Leagueの最終戦は今週日曜日、2時半から全試合同時にキックオフ!果たしてPort Kemblaは、プレーオフに残れるのでしょうか?

豪州フットボーラーズ

2015年3月26日 (木)

Illawarra Premier Leagueの開幕も今週末に迫ってきた中、先週末は、Bellambi FCと、South Coast Unitedの、開幕前の最後のトレーニングマッチに行ってきました。

Dsc_1835流通経済大学サッカー部出身の鈴木凌を中心に、攻撃を組み立てるBellambi FC。怪我持ちで100パーセントのコンディションではないものの、このレベルでの基礎技術の高さは際立っています。

Dsc_1824フィジカルの強さと突破力が売りのパクサンユ。この日は積極的に一対一の場面で勝負し、数多くのシュートを打つものの、得点には結びつきませんでした。

Dsc_1710キックの正確性と判断が売りの桑田裕也。英語でのコミュニケーションは完璧ではないものの、持ち前の性格の明るさで、積極的にチームメイトとコミュニケーションを取る姿を伺う事ができます。

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公式ウェブサイトでのIllawarra Premier Leagueのプレビューです。かなり厳しい評価をされていますが、この評価を覆す位の快進撃を見せて欲しいです!

ILLAWARRA MERCURY IPL PREVIEW

Bellambi edged out Fernhill in the battle for relegation last year and I think they will be better for that experience. Like most teams, the first year in Premier League is likely to be the hardest.  Whilst I don’t think Bellambi will be able to keep pace with the top handful of teams, they are sure to be far from the easy-beats. I think they will win more games than last year and although they may still find themselves battling the bottom few places, they will know what it takes to keep themselves out of trouble. Bellambi pushed Wollongong United a long way before succumbing in the opening game of the Fraternity Club Cup before flexing their muscles in a 4-0 rout of Warilla in the Bampton Cup tie. They have brought in some exciting young Japanese players, they may just help Bellambi climb that table.

In : Brenton Lloyd, Yuya Kuwada, Sang Yu Park

Out : Christopher Hobbs

Dsc_1925試合中に、神に祈りを捧げるソーリー前山

豪州フットボーラーズ

2015年3月20日 (金)

豪州2部リーグであるNPL以下のリーグの場合、クラブ自体からはビザを発給しない為、個人で合法的に滞在できるビザを準備しなくてはいけません。その為、殆どのクラブの外国人選手は、オーストラリアでのワーキングホリデービザ取得が可能な、日本人、韓国人、イギリス人、フランス人といった国籍の選手が多く、少数ですが学生ビザで滞在しているブラジル人、スペイン人といった選手もプレーしています。これらの選手とクラブの契約形態も、クラブ側は選手をいつでも契約解除できるというものが多く、選手達にとってはパフォーマンスが悪ければ即座にクビになる可能性を抱えながら、一試合一試合をプレーをしています。

そんな中、今シーズンもオフシーズンの間に契約したものの、プレーシーズンでのチームのシステムにプレースタイルがマッチしなかったという理由で、一人の選手が開幕2週間前という時点で、クラブとの契約を白紙に戻されました。

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朴サンユ21歳。日本の朝鮮大学出身で、生まれも育ちも日本なので、韓国語より日本語を流暢に喋ります。2月の中旬にオーストラリアへ渡航し、NPL2(豪州3部相当)のクラブに練習参加、3回目の練習で契約のオファーを貰い、具体的な給料の話まで終え、オーストラリアサッカー協会への登録も終了されるものの、シーズン前の最後のプレシーズンマッチを終えた翌日に契約を白紙に戻すという非情な通告を受けました。

不幸中の幸いで、前回このブログでもご紹介したBellambi FCがストライカーを探していた為、火曜の練習後に何とか契約にこぎ着けましたが、殆どのリーグが開幕を目前に控えている中、毎年の様に起こっているこの開幕前の契約解除には、本当にヒヤヒヤさせられます。

こういった事は、オーストラリアの2部以下のリーグでは外国人選手だけでなくオーストラリア人にとっても珍しい事でなく、プレシーズンマッチでの調子が悪い選手はどんどん切られ、新しい選手に入れ替えられるという事が、各クラブで起こっています。シーズンの終盤には、開幕時とガラリと選手の顔が変わっていたなんていう事もザラにあります。選手達にとっては、試合だけでなく、毎回の練習から、クラブで生き残っていく為のサバイバル戦争という訳です。

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練習初日の紅白戦では、早速鈴木凌と息の合ったコンビネーションプレーを見せていました。シーズン開幕前に、即戦力ストライカーを獲得できたと監督も大喜びです。今回のこの出来事を教訓とし、朴サンユにはこのチームで全力投入して結果を出し、上へ進んで欲しいです。

Dsc_9960ゴールキーパーの桑田裕也。監督とのコミュニケーションもボディーランゲージを加えながら円滑に行っています。

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Bellambi FCのホームグラウンドから車で5分の場所にある湾岸。丁度夕焼けが山にさしかかる頃で、とても綺麗なスナップを取る事ができました。サッカー関係の仕事をしているからこそ訪れる事ができるこのようなローカルスポット。最近忙しくて疲れ切っていた心身の疲れを、洗い流してくれました。

最後にこの日の練習後のミーティングの様子です。日本で生活している人で、この英語を普通に全て聞き取れる人は殆どいないのではないかと思われる位の、訛りのあるオージー英語ですが、こういった環境の中で日本から渡ってきた選手達は、色々な事を学んでいると思います。

豪州フットボーラーズ

2015年2月21日 (土)

この時期の週末は、プレシーズンマッチからフレンドリーマッチまで、様々なカテゴリー同士でゲームが行われます。今日はつい先週行ってきたWollongongに、また行ってきました。

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現在、3人の日本人契約選手が在籍するWollongong Unitedですが、今日はこの他に3人のアジア系の選手が、トライアル生としてゲームに参加しました。

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今日のWollongong Unitedの相手は、NSW State LeagueのDivision1に属する、Balmain Tigersというクラブ。過去数シーズン、私自身も何人か日本人選手を練習生として送った、個人的にはなじみ深いクラブとの対戦です。

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小雨が降る中、試合は序盤からWollongong Unitedがボールを支配する展開で進み、前半の15分頃にWollongong Unitedが得点を挙げてからも、Wollongong Unitedが多くの得点チャンスを作り出すものの、中々追加点にはつながりません。

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チームの中心、金城基樹。オーストラリア人と比べると小柄ながら、球際では負けないフィジカルの強さを持っています。

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そして川瀬浩太のこのヘッドも、惜しくもポストを叩き、得点にならず。この身長でドリブルを得意とする川瀬、この試合でも最終ラインから相手のフォワードをするりとかわしながら前へドリブルしていくシーンが幾つか見られました。

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逆に前半終了間際、Balmainはカウンターからのフォワードの飛び出しに、Wollongongのキーパーがフォワードの足を引っかけPK。これを落ち着いて決め1-1のスコアで前半を折り返します。

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そして今日の『痛い』一枚はこちら

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後半に入り、ガラッとメンバーを変えてきたWollongong。チーム最年長で、ベテランオーラを放っているこの選手が、実は30歳と、なんともオーストラリア人の年齢は分からないものです。

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専修大学出身の小林弘典

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在日韓国人で、朝鮮大学出身のパク・サンユ

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弟のパク・サンイン

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後半、パク・サンユのミドルシュートを含め、2点を追加したWollongong Unitedが3-1で勝利を収めました。

明日は3試合に同行予定です。大忙しの一日になりそうですが、チャレンジャー達の良い報告が出来るよう、頑張ってサポートしてきます!

豪州フットボーラーズ