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2017年10月16日 (月)
2017年8月30日 (水)

FFA Cup Round of 32で、2014年のNPLチャンピオンであるアデレードの強豪、MetroStarsを撃破したBankstown Berries。

ここまで来たからには、Aリーグのチームと対戦したいという、選手たちの思いが神様に通じたのか、FFA Cup Round of 16のBerries相手は、現Aリーグチャンピオンである、Sydney FCに決まりました。

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現Aリーグチャンピオンとのガチンコ勝負とだけあって、Bankstown Berriesで2シーズン目をプレーする塩澤智裕も、いつもより気合が入った表情で入場してきます。

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藤田君、いい動画をたくさん頼むぞ!

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立ち上がりから硬さの見えたBankstown Berriesが、前半10分も経たないうちに失点を喫します。この時点で多くの観衆たちは、Sydney FCのフルボッコを予想したと思います。

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こんなビックチャンスは、自分のサッカー人生で2度と訪れないかもしれない。そんな考えが脳裏をよぎったのか、塩澤が積極的にオーバーラップを見せ始めます。

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オーストラリア代表80キャップを誇り、ワールドカップも2回の出場経験があるLuke Wilkshireを相手に、積極的にドリブルを仕掛ける塩澤。

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同じく元オーストラリア代表、代表キャップ48を誇り、日本のサッカーファンの間では、AFCアジアカップ2011決勝で、自身のミスでフリーにしてしまい李忠成に決勝ゴールを決められたという印象が強い、David  Carney

そんなカーニーを相手にも、まったく臆せずに、塩澤はドリブルを仕掛けていきます。

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この日の入場者数は2500人。真冬の冷え込んだ夜にも関わらず、多くの観客が入りました。

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このドリブルは、オーストラリア代表の右サイドバックを長年務めてきた、Luke Wilkshireにカットされます。【上の画像をクリックすると、連続画像が見れます】

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前半を0-1で終えたBerries。このハーフタイムのスコアには、塩澤も満足げな様子です。

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Jリーグの清水エスパルスでプレーした経歴もある、Alex Brosqueとマッチアップする塩澤。

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カウンターから何度かビックチャンスを迎えたBerriesですが決めきれず、後半中盤に2失点目を喫してしまいます。

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後半途中から入ってきたこの11番、最近加入したばかりの現ポーランド代表、Adrian Mierzejewskiという選手ですが、半端ない上手さでした。

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そんな経歴も、もちろん知らずにマッチアップしたであろう、塩澤智弘。この日ほど、Bankstown Berriesでプレーしていて良かったと思った日は、なかったに違いありません。

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現ポーランド代表のドリブルを止められるか?

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試合終了間際にPKで失点し、最終スコアは3-0。試合を通じてボールを支配される時間が多かったものの、後半は得点チャンスもかなりあっただけに、Berriesの選手達は、この試合でかなり手ごたえを感じる事ができたと思います。

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塩澤にとって、オーストラリアのトップクラスの選手達とプレーする事により、彼らとの差を肌で感じる事ができた、貴重な場となったこの試合。この試合で得た経験を糧に、来シーズンはさらに成長した姿を見せてくれると信じています。

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本当にブログに書いている試合を観に行ってるのか?疑惑が浮上しているらしいので、証拠として、試合後の塩澤と写真を撮りました(笑)。

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ちょうどDavid Carneyが横を通り過ぎたので、彼とも写真を。

豪州フットボーラーズ

2016年7月 5日 (火)

雨天中止で流れた試合のキャッチアップゲームとして行われたこの試合、ホームのBankstown Berriesには、6月の移籍期間にNPL1のBlacktown Spartadnsから移籍してきた塩澤智裕、そしてアウェーのMacarthur Ramsには、これまた6月に新加入した萩原陽太郎が、それぞれスターティングメンバーとして試合に出場しました。

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今シーズンの前半戦は、Blacktown Spartadnsの主に左サイドバックでスタメンとしてプレーしていた塩澤智弘ですが、徐々にファーストグレードでの出場機会が減り、本人もNPL2への移籍を考えていた矢先、Bankstown Berriesの監督から左サイドバックの選手を探しているという連絡が僕に入りました。NPL1のAPIAの監督を昨シーズン務めていたBankstown Berriesの監督は、昨シーズンBlacktown Spartandsと対戦した際の塩澤のプレーを覚えており、その電話一本で塩澤のBankstown Berriesへの移籍が決まったわけです。

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Macarthur Ramsに加入後、まだゴールを決めていない萩原陽太郎ですが、監督からの信頼は厚く徐々に出場時間を伸ばしている中、この日は2度目のスタメンスタートとなりました。通常は練習グラウンドの最寄駅から監督に車でピックアップをしてもらっている萩原ですが、この試合の前日の監督との電話でこの試合を見に行くと話したところ、監督は僕が萩原を一緒に車で連れてくると勘違いしたらしく、(選手の集合時間は試合開始の1時間から1時間半前なので、試合後は一緒に帰る事が多いですが、行きは基本的に別です。)なんと萩原は最寄駅から徒歩50分の距離を歩いて、この試合会場まで来たというのです。監督もそんな萩原に苦笑いしつつも彼の事を 「フラフラしてやる気があるのかないのかわからない時もあるが、足元の技術は高く、たまに驚くプレーを見せる時がある。今まで自分が見てきた日本人選手とは全く違うタイプの、不思議なプレーヤ―だ。」 とのコメントしています。

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試合は、開始から1分も経たぬ間にBankstown Berriesが先制点を挙げます。

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失点後に徐々にボール支配率を高めるMacarthur Ramsですが、トップの位置にいる萩原まで中々ボールが渡りません。

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左サイドバックの塩澤は、高い位置にポジションを取り、頻繁にオーバーオーバーラップを試みます。

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オーストラリアでの初戦よりは少しはマシになりましたが、まだまだ体をぶつけてのプレーであったり、球際の激しさといった部分では、全然物足りません。そして運動量も少ないです。

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塩澤は可もなく不可もないといったプレーを見せていました。オーストラリアに来たばかり頃はもっと高いポテンシャルを感じたのですが、、ここからまた上のリーグに這い上がっていく事を期待しています。

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萩原に関しては、ストライカーとしてのシュート意識も変えていく必要があります。良い位置でのシュートチャンスもシュートを打たない事が多く、本人曰く 「シュートを打って外したらチームメイトに悪いと思ってしまうから」 との事ですが、そんなメンタリティーではサッカー選手として生き残っていける筈がないです。

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そんなピッチ上でも遠慮気味な萩原の変化を願ってなのか、PKのチャンスに監督が萩原をキッカーとして指名します。ボールをスポットにセットする萩原ですが、ここでレフリーがキックの位置が近すぎると、ボールを1メートル程後方に移動させます。この位置、誰が見ても明らかにPKの位置ではありません。Macarthur Ramsベンチからの監督を始めとするスタッフの猛抗議にも関わらず、そのまま萩原はキックモーションに入ります。

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オーストラリアでの初ゴールなるか?

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ボールの軌道はキーパーの正面を捉えたものの、キーパーが弾いたボールを味方が決め、萩原のこの安堵の表情。試合後に、この明らかに位置がおかしかったPKについて聞いたところ、 「そもそもペナルティーマークさえどこにもなく、レフリーがボールを動かした位置で蹴るしかなかった。明らかに通常のPKの位置より遠く、相手のキーパーも苦笑いしていた」 との事でしたが、結果的にこのプレーでゴールが決まったから良かったものの、試合後にもMacarthur Ramsの監督はこの事に関してレフリーに最後まで抗議しており、もしゴールが決まっていなかったらどんな騒動になっていたのだろうか、と考えてしまいました。

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本人はもちろん全力でプレーしているのでしょうが、それが何故か伝わってきづらい選手なんですよね。逆にBlacktown Spartandsの佐々木周は、猛烈にそれが伝わってくる選手です。

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ゴール前でのこのフリーでのヘッドシーンも、ゴールの枠でなく味方に落とすプレーを選択した萩原。もっとセルフィッシュになれ!

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一対一の攻防はどちらに軍配が上がったのでしょうか?

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結果は2点ビハインドだったMacarthur Ramsがそこから3点を巻き返し、3-2で勝利。PKを外すなど、目立った活躍が出来なかった萩原ですが、試合後の監督はそれでも萩原のこの日のパフォーマンスに関し、概ね満足しているといった事を話していました。

豪州フットボーラーズ

2016年3月22日 (火)

ホームでの開幕戦で痛い敗戦を喫したBlacktown Spartands、第2節は昨年のファイナルシリーズ優勝チームであるBonnyrigg White Eaglesとのアウェーでの対戦となりました。

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各チームの外国人枠が2枠というこのリーグで、英語を母国語としない両チームのアジア人選手が3人ずつプレーするという珍しいシーンが見られた試合となりました。Blacktown Spartandsはご存知の通り、塩澤智裕がオーストラリアのパスポートを保持している為、オーストラリア人枠としてプレーしており、対するBonnyrigg White Eaglesは、15歳の時にオーストラリアに家族で移民し、最近オーストラリアの永住権を取得した韓国籍のChunに外国人枠が適応されない為、6人のアジア人プレーヤが、この日同じピッチに立ったという訳です。

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Blacktown Spartandsは、佐々木周と中村風太を中心に攻撃を組み立てるものの、Chun、そしてもう一人の韓国人選手であるGilが布陣するBonnyrigg White Eaglesの中盤にボールを支配される時間が続きます。

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長年NSWプレミアリーグの複数のチームで、中心選手としてプレーしてきたChun。過去数年間NSWプレミアリーグでプレーしてきたアジア人選手の中でも、個人的な意見ではベスト3に入る実力を持っており、Aリーグでも十二分に通用する実力を持っている選手です。

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Chunとはタイプが異なり、守備面で実力を発揮できる選手であるGil。昨シーズンよりBonnyrigg White Eaglesでプレーしていますが、以前は僕のマネージメントでAPIAでもプレーしていました。

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相変わらずのプレーの質の高さで、相手ディフェンダーの脅威となっていた佐々木周。後はゴールが欲しい!

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攻守に渡って縦横無尽にピッチを駆け回った中村風太。

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本人達がオーストラリアにいる限り、ずっとBlacktown Spartandsでプレーして欲しいと言っている位、佐々木周と中村風太に対する、ベン監督の信頼は絶大です。

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開幕戦よりもオーバーラップする回数は少なかったものの、試合を通じて安定した守備を見せた塩澤智裕。

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この試合、前半に先制されたBlacktown Spartandsですが、後半残り10分で逆転ゴールを決め、強豪Bonnyrigg White Eaglesを相手に、シーズン初勝利を挙げる事ができました。

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塩澤智弘のこのガッツポーズが、この勝利の価値を物語っていますね。イースターホリデーに突中する今週末、NPLの試合だけでなく、Illawarra Premier League(IPL)も開幕を迎えるという事で、かなり忙しくなりそうですが、可能な限りたくさんの試合を皆さんにお届けしたいと思います。

豪州フットボーラーズ