あと一週間後に迫った、今年のArab Bank Cup。
この大会に向けての最後の練習試合が、先週日曜日に行われました。
対戦相手のアラブアフリカ連合はその名の通り、アラブ人とアフリカ人によって構成されており、Arab Bank Cupにも出場するチームです。
NPLでプレーする選手を数人擁したこのチームを相手に、日本チームはどんな戦いを見せてくれたのでしょうか?

高校サッカーの強豪、青森山田高校サッカー部出身の山本紳介。
自分よりも遥かに大きな相手を前にしても、全く怯むことなく突進できるのが彼の強みです。

イタリア・セリエBでフットサル選手としてプレーしていた、鍵矢竜次。
高校までサッカーをプレーしていた彼ですが現在はフットサルがメインだけに、足技の技術はアメージング!

オーストラリアに来たばかりのニューチャレンジャー、長澤秀平。
日本でジムのインストラクターを務めていただけに、惚れ惚れしてしまう程のしなやかな筋肉を持っています。
そして100メートルを11秒台で走る俊足を誇る彼。
フォワードというポジションでプレーする長澤だけに、各クラブからのラブコールを受ける事は間違いなし!

オーストラリアでの2シーズンを終え、来年で3シーズン目を迎える、佐藤辰哉。

日本での休暇を終えて帰ってきた、田村明大。
日本で美味しいものをたらふく食べてきたせいなのか、ちょっとポッチャリ気味です。(笑)

この試合、センターバックでプレーした、鈴木暢。

フットサルがメインでオーストラリアに渡航してきた、細江悠真。
しかしながら、中学時代には大阪府代表で全国大会に出場し、高校も大阪の強豪、履正社高校でプレーした実力を持つ彼。
この試合でも持ち前のフィジカルを武器に、黒人選手をなぎ倒すプレーを見せてくれました。

山口県出身で、同県の強豪である慶進高校サッカー部ではキャプテンを務めた、佐々木雅也。
大学を休学してオーストラリアにチャレンジしに来た彼はまだ21歳と若いだけに、これからが楽しみな選手です。

オーストラリアの名門大学である、マッコーリ―大学に通っている丸山樹。
ブリオベッカ浦安ユースではキャプテンを務め、JFL に所属するトップチームからのオファーを貰うものの、オーストラリアでの大学進学を決意し2年前に渡豪した彼。
オーストラリアでの文武両道は簡単ではありませんが、今年こそはセミプロリーグでのプレーを目標に日々トレーニングに励んています。

昨シーズン、NPL1に所属するSydney OlympicのU20チームで主力としてプレーした、神山元気。
彼も丸山同様、オーストラリアでの大学を控え勉強にも励んでいる、文武両道プレーヤーです。

日本チームが優位に試合を進めるものの決定機に欠き、結局1-2で敗戦となったこの試合。
本大会にはこのメンバーに6人程が加わるものの、果たして優勝する事ができるのでしょうか?
Arab Bank Cupは10月20日、朝9時からThe Crestでキックオフです。
豪州フットボーラーズ