鈴木凌 Feed

2016年10月17日 (月)

Arab Bank Australia Cup 2016のレポート第2弾は、日本の予選グループ2戦目、イランとの戦いをお届けします。

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緒戦のレバノン戦よりもピッチコンディションが良いグラウンドで行われた第2戦、この試合で勝ち点3を取れなければ予選通過がかなり厳しくなってくる状況で、絶対に勝ち点3を取りたい日本は、緒戦と同じスターティングメンバーでこの試合に臨みました。

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金沢大学サッカー部出身の河端海。一試合目のレバノン戦に続き、センターバックのポジションに入りました。

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河端とセンターバックのコンビを組んだ川瀬浩太。今シーズン、公式戦でシドニーFCとの試合も経験した川瀬からは、頼もしさをも感じる事ができました。

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試合開始のホイッスルから攻撃的に出た日本は、前半早々に先取点を上げます。

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ピッチコンディションが良いだけに、日本チームがやりたいパスサッカーが上手くはまったこの試合、相手のカウンター攻撃に何度かヒヤリとさせれれる場面があったものの、日本が終始ゲームをコントロールし、前半に更に追加点を挙げます。

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やはり攻撃の中心となるのは、このBlacktown Spartandsコンビ。

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後半にも2点を挙げた日本が4-0でイランに快勝し、決勝トーナメントへ一歩近づいた試合となりました。

Arab Bank Australia Cup 2016❸に続きます。

豪州フットボーラーズ

2016年10月 9日 (日)

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一ヶ月以上前に行われたArab Bank Australia Cup 2016ですが、日本への出張も重なり今までレポートできずにいましたが、今後数週間にかけてレポートをしていきます。

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大会当日、集合時間の午前9時に、一人も遅れる事なくグラウンドに集まった日本選抜チーム。この日は殆どのカテゴリーの最終節が行われたという事もあり、40人近いマネージメント選手がいるのにも関わらず、ギリギリの13人の選手を集めての大会への出場となりました。

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この大会に出場した日本選抜チームのメンバー。予選は15分ハーフの3試合、そして準決勝は20分ハーフ、決勝は30分ハーフと、決勝まで上がった場合は190分という長丁場を、この13人というギリギリのメンバーで戦わなくてはいけないという過酷な戦いを、彼らは勝ち抜いて行けるのでしょうか?

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12ヶ国が4つのグループに分かれてグループステージを戦い、各グループの首位と勝ち点が多い2位の1チームだけが決勝トーナメントに上がれるという、一つも負ける事が出来ない戦いとなった日本チームの緒戦の相手はレバノン。フィジカルと迫力で勝る彼らを相手に、日本チームはどのような戦いを見せてくれるのでしょうか?

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この大会の11番を背負っている、最年長34歳の西村純。今シーズンは所属チームがなかっただけに、この大会に向けて一ヶ月近くトレーニングを積んできました。

3つのグラウンドで行われたこの予選リーグですが、この緒戦が行われたグラウンドは3つの中でも一番ピッチ状態が悪く、日本チームが得意とするパスサッカーが出来ないだけでなく、相手が得意とするフィジカルの優位性を活かした放り込みサッカーが生きてくる為、ポゼッション率は若干日本チームが高いものの、これといった決定機を生み出す事ができずに試合が進んでいきます。

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左サイドバックでプレーした宮本靖史。彼自身185センチ近くあるものの、それ以上の身長とフィジカルの強さを誇る相手に、何とか食らいついていきます。

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攻撃の核としてチームを引っ張る10番、中村風太。

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守備のリーダーとして相手攻撃陣に殆ど仕事をさせなかった、川瀬浩太。

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前半10分、レバノンのスーパーミドルシュートが決まり、日本が失点を喫します。この瞬間、予選敗退という文字が一瞬僕の頭をよぎりましたが、その3分後、セットプレーのチャンスから長石一真がヘディングで同点ゴールを決めます。

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現役引退後、久しぶりにピッチに復帰した野村 直幸。

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他のNPL1の選手達とは、この日初めて一緒にプレーした長石一真ですが、彼らに決して見劣りする事のないパフォーマンスを見せ、彼のクオリティーの高さを見せてくれました。

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コミュニティーを背負っているという使命感からか、試合も当然ヒートアップし、後半には審判への暴言でレバノンが退場者を出します。

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数的有利になった日本ですが、そこから中々決定機を作る事が出来ず、結局1対1のドローで試合は終了。決勝トーナメントに進むには必ず勝ち点3が欲しい試合だっただけに、残りの2試合は必ず勝たなくてはいけない状況となりました。

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この試合で多くのファインセーブを見せ、安定したパフォーマンスを披露した辰林暁。日本の守護神を任された彼の活躍如何によって、日本チームの今後の運命は決まってくると言っても過言ではありません。

Arab Bank Australia Cup 2016❷に続きます。

(写真撮影:斉藤麻衣子)

豪州フットボーラーズ

2015年7月28日 (火)

Illawarra Mercury Premier League第17節、日本人対決となったPort Kembla FCと Bellambi FCの試合は、土曜日の昼下がりにPort Kemblaのホームグラウンドで行われました。

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Port Kembla FCの寺本貴生

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Bellambi FCの桑田裕也

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Bellambi FCの鈴木凌

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攻撃の核だった朴サンユが移籍してしまったBellambiは、ボランチのポジションで鈴木凌が攻撃を組み立てる一方、Port Kemblaは左の攻撃的ミッドフィルダーのボジションでプレーする寺本貴生にボールが集まります。

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前半は個人能力、そしてチーム力で勝るPort Kemblaが多くのチャンスを作るものの、このリーグでのナンバーワンキーパーとの評価を受けている桑田裕也がファインセーブを連発し、スコアレスのまま試合は後半へと突入します。

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このリーグでは圧倒的に体格が小さい寺本貴生と鈴木凌ですが、逆にその体格を補う、オーストラリア人選手が持っていない卓越したテクニックと豊富な運動量を武器に、チームの主力としてプレーしています。

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桑田裕也も決してキーパーとしては体格は大きくないものの、キャッチングやキックの精度、瞬発力といった部分で、他のオーストラリア人選手とは違った強みをアピールしています。

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後半に入りPort Kemblaが2点を取り、Bellambiが1点を返すもののそのまま試合は終了、現在6位で5位と勝ち点が1ポイント差のPort Kemblaが、プレーオフ進出に一歩近づきました。

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試合後に日本人3選手でワンショット。

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勝利の後は、近くにあるスポンサーのスポーツバーで、軽食を取りながら他の選手達と談笑を楽しみます。こういった環境に身を置くことにより、英語の習得はもちろん、オーストラリアの文化を学ぶという貴重な経験をしているわけです。

豪州フットボーラーズ

2015年3月26日 (木)

Illawarra Premier Leagueの開幕も今週末に迫ってきた中、先週末は、Bellambi FCと、South Coast Unitedの、開幕前の最後のトレーニングマッチに行ってきました。

Dsc_1835流通経済大学サッカー部出身の鈴木凌を中心に、攻撃を組み立てるBellambi FC。怪我持ちで100パーセントのコンディションではないものの、このレベルでの基礎技術の高さは際立っています。

Dsc_1824フィジカルの強さと突破力が売りのパクサンユ。この日は積極的に一対一の場面で勝負し、数多くのシュートを打つものの、得点には結びつきませんでした。

Dsc_1710キックの正確性と判断が売りの桑田裕也。英語でのコミュニケーションは完璧ではないものの、持ち前の性格の明るさで、積極的にチームメイトとコミュニケーションを取る姿を伺う事ができます。

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公式ウェブサイトでのIllawarra Premier Leagueのプレビューです。かなり厳しい評価をされていますが、この評価を覆す位の快進撃を見せて欲しいです!

ILLAWARRA MERCURY IPL PREVIEW

Bellambi edged out Fernhill in the battle for relegation last year and I think they will be better for that experience. Like most teams, the first year in Premier League is likely to be the hardest.  Whilst I don’t think Bellambi will be able to keep pace with the top handful of teams, they are sure to be far from the easy-beats. I think they will win more games than last year and although they may still find themselves battling the bottom few places, they will know what it takes to keep themselves out of trouble. Bellambi pushed Wollongong United a long way before succumbing in the opening game of the Fraternity Club Cup before flexing their muscles in a 4-0 rout of Warilla in the Bampton Cup tie. They have brought in some exciting young Japanese players, they may just help Bellambi climb that table.

In : Brenton Lloyd, Yuya Kuwada, Sang Yu Park

Out : Christopher Hobbs

Dsc_1925試合中に、神に祈りを捧げるソーリー前山

豪州フットボーラーズ

2015年3月20日 (金)

豪州2部リーグであるNPL以下のリーグの場合、クラブ自体からはビザを発給しない為、個人で合法的に滞在できるビザを準備しなくてはいけません。その為、殆どのクラブの外国人選手は、オーストラリアでのワーキングホリデービザ取得が可能な、日本人、韓国人、イギリス人、フランス人といった国籍の選手が多く、少数ですが学生ビザで滞在しているブラジル人、スペイン人といった選手もプレーしています。これらの選手とクラブの契約形態も、クラブ側は選手をいつでも契約解除できるというものが多く、選手達にとってはパフォーマンスが悪ければ即座にクビになる可能性を抱えながら、一試合一試合をプレーをしています。

そんな中、今シーズンもオフシーズンの間に契約したものの、プレーシーズンでのチームのシステムにプレースタイルがマッチしなかったという理由で、一人の選手が開幕2週間前という時点で、クラブとの契約を白紙に戻されました。

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朴サンユ21歳。日本の朝鮮大学出身で、生まれも育ちも日本なので、韓国語より日本語を流暢に喋ります。2月の中旬にオーストラリアへ渡航し、NPL2(豪州3部相当)のクラブに練習参加、3回目の練習で契約のオファーを貰い、具体的な給料の話まで終え、オーストラリアサッカー協会への登録も終了されるものの、シーズン前の最後のプレシーズンマッチを終えた翌日に契約を白紙に戻すという非情な通告を受けました。

不幸中の幸いで、前回このブログでもご紹介したBellambi FCがストライカーを探していた為、火曜の練習後に何とか契約にこぎ着けましたが、殆どのリーグが開幕を目前に控えている中、毎年の様に起こっているこの開幕前の契約解除には、本当にヒヤヒヤさせられます。

こういった事は、オーストラリアの2部以下のリーグでは外国人選手だけでなくオーストラリア人にとっても珍しい事でなく、プレシーズンマッチでの調子が悪い選手はどんどん切られ、新しい選手に入れ替えられるという事が、各クラブで起こっています。シーズンの終盤には、開幕時とガラリと選手の顔が変わっていたなんていう事もザラにあります。選手達にとっては、試合だけでなく、毎回の練習から、クラブで生き残っていく為のサバイバル戦争という訳です。

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練習初日の紅白戦では、早速鈴木凌と息の合ったコンビネーションプレーを見せていました。シーズン開幕前に、即戦力ストライカーを獲得できたと監督も大喜びです。今回のこの出来事を教訓とし、朴サンユにはこのチームで全力投入して結果を出し、上へ進んで欲しいです。

Dsc_9960ゴールキーパーの桑田裕也。監督とのコミュニケーションもボディーランゲージを加えながら円滑に行っています。

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Bellambi FCのホームグラウンドから車で5分の場所にある湾岸。丁度夕焼けが山にさしかかる頃で、とても綺麗なスナップを取る事ができました。サッカー関係の仕事をしているからこそ訪れる事ができるこのようなローカルスポット。最近忙しくて疲れ切っていた心身の疲れを、洗い流してくれました。

最後にこの日の練習後のミーティングの様子です。日本で生活している人で、この英語を普通に全て聞き取れる人は殆どいないのではないかと思われる位の、訛りのあるオージー英語ですが、こういった環境の中で日本から渡ってきた選手達は、色々な事を学んでいると思います。

豪州フットボーラーズ

2015年3月12日 (木)

シドニーから車を飛ばして南へ約1時間、またまたWollongongエリアへやってきました。最近、Wollongong Unitedの日本人選手の活躍のせいなのか、このリーグの他のクラブからも選手獲得の為の連絡が、頻繁に来るようになりました。

今回訪れたクラブはBellambi FCといって、去年はIllawarra Premier Leagueで12チーム中11位に終わったクラブですが、過去にオーストラリア元代表のScott Chipperfieldがプレーしたクラブでもあり、今シーズンは中位圏進出に向けて、積極的な補強をしています。

このIllawarra Premier Leagueですが、シドニーと同様、多くのクラブがエスニックコミュニティーが母体となって運営されており、特定のエスニックコミュニティーを持たないクラブの場合、財政面でエスニックコミュニティーを持つクラブに劣る為、特定のエスニックコミュニティーを持たないBellambi FCの場合は、どうしても他のクラブに比べて戦力的に劣ってしまう訳です。

そんな中、先日2人の日本人選手がこのクラブと契約しました。

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鈴木凌、24歳。流通経済大学サッカー部出身。1月にシドニーへ渡航し、NPL1のクラブに練習参加するものの、契約直前で怪我をしてしまい、NPL1のクラブとは契約できず。先週かIllawarra Premier Leagueに所属するBellambi FCの練習に参加。初日の練習後に、契約のオファーを貰う。

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桑田祐也、24歳。大阪学院大学サッカー部出身。シドニー渡航初日にBellambi FCの練習に参加。オーストラリアに渡航する直前までJ2の愛媛FCに練習参加していただけあり、ゴールキーパーが必要とする全ての基礎技術において、高いレベルを持ち合わせている。

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クラブ史上、初の日本人プレーヤーを獲得したという事で、監督を始めとしたクラブの関係者達も、とてもエキサイトしている様子です。このクラブのフットボールマネージャーとしてだけでなく、、Illawarraエリアのサッカー界で、莫大な人脈とコネを持っているFrank Belsito氏に、IllawarraリーグとWollongongについて、インタビューをしました。

こういった素晴らしい人達との繋がりが、日本人選手を色々なクラブに売る為に本当に重要になってくるという事を、肌で感じますね。

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若くて経験が浅い選手が多い為、この日本人2選手がリーダーシップを発揮してどこまでチームを引っ張っていけるかが、今シーズンのBellambi FCの成績を左右していくのではないかと思います。

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という事で、今後、Goshu Football Managementは、Bellambi FCと提携し、様々な側面からこのクラブの強化に協力していきます。

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