カテゴリ「高橋伸」の4件の記事 Feed

2019年7月14日 (日)

それにしても寒かった、今週末のシドニー。

昨日、今日と、午後5時からの試合を取材に行ったのですが、試合終了のホイッスルが鳴るや否や、選手のインタビューも行わずに、車に一目散に駆け込んだ位の寒さでした。

そんな、寒さと戦いながら撮った写真を、どうぞご覧ください!

Dsc_1823

キックオフから多少遅れて会場入りした際、一番初めに視界に入ってきたこの男。

佐藤辰哉

2018シーズンはシーズン途中から、Illawarra Premier Leagueに所属するCringila Lionsで主力としてプレー。

そのパフォーマンスを評価され、同クラブから2019シーズンの契約延長のオファーを貰ったのにも関わらず、2019シーズンの開幕前に、戦力外通告を受けます。

この、開幕前の契約解除って、オーストラリアの州リーグでは結構あるんです。

選手にとっては、相当なダメージである事は、言うまでもありません

だって、開幕目前にして、また初めからチーム探しをしないといけないんですからね。

そんな佐藤に手を差し伸べたのが、Illawarra Districk Leagueに所属する、Shell Cove FCでした。

2018シーズンの彼の活躍ぶりを知っていたこのクラブの監督が、好待遇でオファーを出してくれたのです。

しかしシーズン開幕から約2か月後、成績不振により監督が解任されてしまいます。

自分を獲得してくれた監督が去り、このクラブでプレーするモチベーションを完全に失ってしまった佐藤は、退団を決意。

そこから複数のチーム練習に参加し、NSW State Leagueに所属する、Hurstville Minotaursから契約のオファーを貰う事に成功ました。

Dsc_1870

この日、水を得た魚の様に、生き生きとプレーしていた佐藤。

ところでこの日、彼がボールを持つ度にチームメイトが、

【SATO!】

と呼んでいるシーンが、とても気になりました。

今まで所属していたクラブでは、

【Tatsu】【Tatsuya】と呼ばれていたのに、なぜ【SATO】なのか?

今まで僕がサポートしてきた中でも、佐藤という姓を持った選手は数名いました。

しかしチームメイトから【SATO】と呼ばれている選手を初めて見たので、本人に直接聞いてみると、


【つ、の発音がしにくいらしくて監督がsatoって呼んでて
みんなsatoになりましたね笑】

といった経緯だそうです。(笑)

Dsc_1901

それにしても、みんなどれだけ佐藤の事が好きなのか。

この試合で一番ピッチ内から聞こえた言葉は正に、

【SATO】

でした。

その張本人である【SATO】からは、90分間、一声も聞こえては来ませんでしたが。(笑)

Dsc_1922

佐藤の伸び伸びとプレーしている姿を見て、

オーストラリアでの3チーム目となる、Hurstville Minotaursでのプレーはやり易くない?

と質問したところ、

【はい笑
サッカーの部分は難しい部分はちょっとあるんですけどチームメイトとかはフレンドリーなんですぐ馴染めましたね】

との答えが。

そりゃー、あれだけ【SATO】を試合中に連発するチームメイトは絶対にフレンドリーでしょ!と僕は思ったのでした。

Dsc_1926

Dsc_1948

Dsc_1953

Dsc_1917

昨シーズンからこのクラブでプレーする、高橋伸

今回は【SATO】が主役なので、写真はこの一枚のみです。(笑)

Dsc_2032

もう一枚、ありました。(笑)

このシーンの後、小競り合いがあったとか?

67176133_482477232561818_4048719731

僕、宮下は、この試合では新しい機材と共に、動画撮影を行いました。

さて問題、

その新しい機材とは、一体何でしょう?

正解者の中から先着で一名様に、シドニーで一番おいしい担々麵をご馳走します!

66696680_454219378644015_6352252078

最近、新しい一眼レフの購入を考えているのですが、上を見始めたらキリがない!

だからと言って、中途半端なもので妥協もしたくないんですよね。

投資してくださる方、ご連絡をお待ちしています。(笑)

豪州フットボーラーズ

2019年6月20日 (木)

毎月【チアーズ】に掲載している、【オーストラリアでプロサッカー選手を目指す男達】の連載も、7月号で59回目を迎えました。

コラムを始めたばかりの頃は、まさかこんなにも長く続けられるとは思っていなかっただけに、今までこのようなチャンスを与えて下さった、【チアーズ】編集長の大庭さんには、本当に感謝の気持ちしかありません。

64973716_1198493320322366_636060129

ご存知の方もいると思いますが、僕は日本では義務教育さえ終えていない、【小卒】の学歴です。

中学から大学までは、【韓国の現地校】に通った為、日本語を話すことに関しては問題がありませんでしたが、文章を書くことが、20代の頃は物凄く苦手でした。

それが特にコンプレックスであった訳ではありません。

しかし、いくら学生時代を海外で過ごしたとは言え、自分の母国語をある程度駆使できないようでは、まともな社会人として生きていけないというという考えを常に持っていた為、日本語で日記をつける作業を、大学卒業後から始めました。

自分の考えを文章で表す事の難しさ。

今でもそれは物凄く感じます。

コラムやブログの一記事を書くのに、とんでもない位の時間を費やす事だって、日常茶飯事です。

それでも、多くの人に自分の記事を読んでもらっているという嬉しさをモチベーションに、更に日本語の文章力を磨きながら、今後も有益な情報を発信していけたらと思います。

64454134_440475963174672_4792222219

7月号チアーズの主人公は、【高橋伸】でした。

8月号の主人公になりたい選手は、連絡を待っています!

豪州フットボーラーズ

2019年6月10日 (月)

NSW State Leagueに所属するHurstville City Minotaursで、2018シーズンを成功裏に終えた、高橋伸。

シーズン終了後にはNPL2のトライアルに参加するものの、大きな壁を感じ、自分がまだそのレベルに達していないという事を、痛感させられる。

元々1シーズンのみの予定で、オーストラリアへチャレンジしに来ていた為、今年の3月に日本へ帰国した高橋

オーストラリアで全てを出し切り、完全燃焼した上での、ポジティブな気持ちでの帰国になる筈であった。

しかし日本へ帰ってきてみて、オーストラリアでやり残した事に気づく。

それから一カ月後、高橋はオーストラリアの地へ再び舞い戻ってきた。

【2018シーズン、高橋伸のチャレンジ】

Dsc_9216

昨シーズン同様、Hurstville City Minotaursのユニフォームを身にまとい、オーストラリアのピッチに立った高橋

彼がやり残した事

【選手として上手くなり、更に上のレベルでプレーする】

この目標に少しでも近づくには、まずはこのチームを勝たせられる選手とならなくてはいけない。

この日の相手は、リーグ首位を走るFraser Park

自分の力を試せる、絶好の相手だ。

Dsc_9188

気合満々で試合に臨んだ高橋だったが、前半3分、味方が一発レッドカードを食らい、開始早々10人で戦う事に。

Dsc_9199

左サイドバックながら、積極的な攻撃参加を得意とする高橋

しかしこの想定外の退場によって数的不利に陥ったHurstville City Minotaursは守備的にならざるを得ず、彼の得意とする攻撃参加も制限されてしまう。

Dsc_9231

それでも時折見せる、オーバーラップからの鋭いクロス。

Dsc_9232

チームを勝たせられる選手になる事、そして上のレベルで通用するパフォーマンスを出す事。

決して簡単ではないが、その為に今、自分はこのピッチ上にいる。

Dsc_9246

Hurstville City Minotaursの攻撃の中心を担うブラジル人選手、ディエゴ

多くの外国籍選手が出場した、この試合。

その中でも彼のクオリティーには、目を惹かれるものがあった。

たったの2枠というNPLの外国人枠に対し、外国人枠が無制限のState League

State Leagueでプレーする外国人選手の中には、NPL1でプレーするオーストラリア人選手よりも、上手い選手がいる事は確かだ。

このブラジル人選手のディエゴだけでなく、中盤でプレーしたフランス人選手も、(クオリティーだけみれば)少なくてもNPL2でプレーできるレベルの選手と言える。

移籍市場が真っ只中の今、複数のNPLクラブで、外国人選手を探している。

これらのクラブ関係者が、スカウト目的でState Leagueの試合を観に来ることは、ほぼ皆無に等しい。

逆にこのリーグで突出したパフォーマンスを見せている外国人選手達も、どのNPLクラブがどんな選手を探しているかという情報は、リアルタイムに入手する事は簡単ではない。

僕の仕事は、選手を探しているクラブと、クラブを探している選手を結びつける事がメインだが、いくらSMSが発達した時代とはいえ、こういった状況を見る限り、まだまだこの仕事の需要はありそうだ。

Dsc_9284

試合開始から10分で2点を先制されるものの、PKで1点を返し、前半を1-2で折り返した、Hurstville City Minotaurs

後半に入ってからも、的不利を感じさせない攻撃的なサッカーを見せるものの、前がかりになったところで立て続けに失点し、1-5というスコアで試合は終了。

後半中盤までは拮抗した試合を見せていただけに、試合序盤のレッドカードが悔やまれる試合となった。

Dsc_9293

Dsc_9310

62513651_626557087858893_62066300_2

試合後に開口一番、

【せっかく見に来ていただいたので、負け試合ですみません】

と頭を下げてきた高橋

サッカーをしていれば、勝つ事もあるし負ける事もある。

僕がこの日、この会場に足を運んだ理由は、高橋の勝ち試合を見に来たのではなく、彼の戦いぶり、そして昨シーズンからの成長ぶりを見に来たのだ。

試合に負けて悔しい中、カメラの前で試合を振り返るのは簡単ではない。

それでもしっかり、自分の言葉で、試合の感想を語ってくれた高橋

次に行った時は、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか?

謙虚だからこそ成長が期待できる、楽しみな男である。

豪州フットボーラーズ

2018年9月 5日 (水)

大阪学院大学を卒業し、今年の3月末にオーストラリアへ渡航してきた、高橋伸。

サッカーだけでなく、英語の習得も、同じぐらいの情熱を持って取り組みたいと、初対面で話してくれた彼。

オーストラリアに到着した翌週から、午前8時から午後3時まで語学学校で英語の勉強、午後7時から午後9時までサッカーの練習という、ハードなスケジュールが始まった。

Toshi00_00_21_22still163

約一カ月の間、複数のチームの練習に参加した高橋。

最終的にNSW State Leagueに所属する、Hurstville City Minotaursとの契約を勝ち取る事に、成功する。

Toshi00_01_06_07still164

チームの一員として正式に合流してから、すぐに左サイドバックのポジションを確保。

それ以降シーズンが終わるまで、そのポジションを誰にも受け渡すことはなかった。

日本でも決して身体が大きい方ではないが、オーストラリア人選手の中に混ざると、その小ささがひと際目立つ高橋。

そんな彼の武器は、【俊敏さと左足のキックの精度】。

Toshi00_01_08_18still165

Toshi00_01_22_05still161

Toshi00_01_55_11still160

高橋のデビュー戦となった、このBankstown Unitedとの一戦では、相手チームとの、【個の力】の差を感じた。

しかしその差は、【決して埋める事のできない】ものではない。

それを縮める為に、今自分ができる事。それはひたすらトレーニングをする事だ。

【高橋伸の、Hurstville City Minotaursでのデビュー戦の動画は👆から】

Toshi00_01_11_02still159

最終的に8位で終えた、Hurstville City Minotaursでの、高橋の2018シーズン。

最終的にリーグチャンピオンとなったBankstown Unitedと、デビュー戦でプレーできたことが、このリーグを戦っていく上での大きな自信となった。

このリーグでは、自分の【俊敏さと左足のキックの精度】が、ある程度通用した。

しかしさらに上のレベルでプレーするには、今の実力のままでは厳しい事も分かっている。

高橋伸のオーストラリアでのチャレンジは、まだ始まったばかりだ。

豪州フットボーラーズ