寺本貴生 Feed

2017年8月20日 (日)

Illawarra Premier Leagueに所属する、Tarrawanna Blueysでプレーする呉祐樹。

サッカーの実力もさることながら、返済不要の大学の奨学金のみで、オーストラリアへの費用を準備した【文武両道の男】です。

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第20節が終了した時点でのTarrawanna Blueysの成績は、10勝5敗5引き分け、プレーオフ進出圏内である4位につけています。

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シーズン開幕前の大方の予想では、プレーオフ進出は厳しいという見方が多かったTarrawanna Blueys。他の上位クラブに比べて選手に使える予算も少なく、若手主体で臨んだこのチームの今シーズンの躍進の中心には、呉祐樹がいます。

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この日の試合、日本人選手が2人所属するCringila Lionsを相手にも、呉はボランチのポジションに入り、チームをコントロールします。

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オーストラリア3シーズン目の寺本貴生と、マッチアップするシーンも。

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シーズン開幕前の大方の予想通り、厳しい戦いを強いられている今シーズンのCringila Lions。降格争いからは抜け出したものの、プレーオフ進出が既に絶たれている状況で、選手たちが高いモチベーションを持って、残りの試合をプレーできるのでしょうか。

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そんなチーム状況の中でも、常に高いモチベーションを持ってプレーし続ける寺本。

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滞空時間の長いヘッドも、彼の持ち味です。

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監督やチームメイトからの信頼も厚い、ベテランプレーヤーの寺本。32歳という年齢にもかかわらず、ピッチ内での運動量はナンバーワンです。

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そしてユニフォームの表記は、なぜか【Teromoto】。

選手証やチームシートには、【Teramoto】と間違いなく書かれているはずですが、こういったところを間違えてしまうのは、さすがオージー(笑)。

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シドニーの語学学校では入学時から上級クラスで、ヨーロピアンの生徒たちと切磋琢磨しながら、英語力を磨いてきた呉。

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その英語でのコミュニケーション能力の高さが、彼のプレーでの自信にもつながっていると言えます。

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中盤での華麗なボール裁き!

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そして得点に繋がるアシスト!

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この呉の充実した表情が、彼の今シーズンの好調ぶりを物語っています。

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Cringila Lionsのもう一人の日本人選手である、竹内伸一。

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東京の大学を休学し、オーストラリアでチャレンジをしてる竹内。

大学のサッカー部ではキャプテンを任されていただけに、彼のキャプテンシーが大いに期待されてのCringila Lionsへの入団でしたが、英語でのコミュニケーションと文化の違いに悩まされた、2017シーズンとなりました。

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このブログを書いている現時点では、Cringila Lionsを退団し、イタリアでサッカーチャレンジをしている竹内。新天地で頑張っている彼の、今後の健闘を祈っています。

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Tarrawanna Blueysのストライカー、長石一真。

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2017シーズン開幕直前に、NPL2に所属するMounties Wanderers FCからまさかの戦力外通告を受け、2017シーズン前期を無所属で過ごした長石。

そんな長石に手を差し伸べたのが、その時、得点力不足に悩まされていた、Tarrawanna Blueysでした。

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高校時代にはセンターバックとして、高校選手権にも出場経験がある長石。

大学時代もディフェンダーとして、関西学生サッカーリーグ1部でプレーしていた彼ですが、オーストラリアに来てからは、ポジションを前に上げ、ディフェンダー出身とは思えない器用なドリブルを武器に、得点を量産しています。

最近、筋トレにもハマり始めた長石。基礎技術はもともと高いものを持っているだけに、肉体改造に成功すれば、大化けする可能性を秘めた選手です。

ただ、短期留学の中学生にも敬語を使うほどの、極度な人見知りなだけに、まずはそこを克服してもらいたいですね(笑)。

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2017シーズンの、Tarrawanna Blueysの快進撃はどこまで続くのか?この男の両足にその運命が託されているといっても、過言ではありません。

【この試合の模様と、インタビューの模様を撮った動画はこちらからup

豪州フットボーラーズ

2017年7月20日 (木)

サッカースクールの運営、豪州ソリューションズのアシスタント、そしてビジネススクールに通いながら、Illawarra Premier Leagueに所属するCringila Lionsで、サッカー選手としてプレーする寺本貴生。NSW州でプレーする日本人選手たちの兄貴分的な存在である寺本のCringila Lionsでのプレーと、彼の誕生日パーティーの模様をお送りします。

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2月に行われたプレシーズンマッチ。金曜日の夜8時キックオフにも関わらず、そこそこ観客も入っています。

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元オーストラリア代表選手、そしてNSW Premier League(現在のNPL1)でも長年指揮をとり、2017シーズンよりCringila Lionsの監督を務めるWally Savor。

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元オーストラリア代表のAlvin Ceccoliとマッチアップする寺本。

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この日の対戦相手であるKemblawarra Dapto Furyは、元Aリーガーや元オーストラリア代表選手を常に数人保有し、毎年リーグの優勝争いに絡んでいるクラブです。

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例えプレシーズンマッチでも、負けたら悔しい。そんな気持ちが、寺本の表情から伝わってきます。

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最近、試合会場で知らないオーストラリア人からも、「おまえのサッカー動画を見てるぞ!」と言われるようになりました。普段、ほとんどスポットライトを浴びることがない選手たちですが、少しでも多くの人に彼らの存在を知ってもらえるよう、引き続き動画と画像を発信していきます。

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6月に行われた公式戦。上田祐輔、徳野舜という日本人選手2人を擁する、Wollongong Olympicが相手です。

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寺本のビューティフルヘッドでCringila Lionsが先制!上位チームを相手に大番狂わせを起こせるのか!

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最終的には2-2というスコアで終わったこの試合、Wollongong Olympicにとっては、この試合で勝っていれば暫定1位となっていただけに、終了のホイッスルが鳴った瞬間の選手たちの落胆ぶりが、半端ではありませんでした。写真では普通な感じに写ってくれた左の2選手(徳野、上田)も、試合直後は取材拒否をするぐらい、苛立ちが伝わってきました。

逆にCringila Lionsにとっては、上位チームを相手に勝ち点1を取れたのは大きな収穫と言えますが、さすがに引き分けでおおっぴらには喜べないので、クールに装っていました。(笑)

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寺本貴生、32歳のバースデーパーティーは、レストランを貸し切って行われました。

今後も32歳のチャレンジャー、寺本貴生の応援をよろしくお願いします!

豪州フットボーラーズ

2017年6月 1日 (木)

今年3月に行われた、マケドニア系のサッカークラブがオーストラリア全土から集結してチャンピオンを決める大会である、Maso Cup Sydney 2017の模様です。

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滝川第二高校⇒大阪産業大学サッカー部出身のレフティー、山本和也。

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マケドニア系と思われる多くの年配の方々も会場を訪れ、真剣な眼差しで試合を観戦していました。

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オーストラリアでの3シーズン目を迎え、若いの選手が多いこのチームで、ベテランプレーヤーとしてチームを引っ張っていく役割を期待されている寺本貴生。

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準々決勝で同じリーグのWollongong Unitedに僅差で敗れたCringila Lions。3人の日本人選手を獲得したCringila Lionsの2017シーズンの行方はどうなるのでしょうか?彼らの今後にご期待ください。

豪州フットボーラーズ

2016年12月18日 (日)

2017シーズンのニューチャレンジャーを中心とした日本チームと、昨年のNPL NSW3で優勝した Rydalmere Lionsの練習試合が、12月4日にSydney United Sports Centreで行われました。

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34分×3本という方式で行われたこの試合、日本チームはサブがたった一人という状況で、102分を戦い抜き、セミプロクラブを相手に結果を出せるのでしょうか?

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2016シーズン、Rydalmere Lionsの中心選手として優勝に貢献した、この日10番をつけてプレーした三羽悠矢。2017シーズンは一つ上のカテゴリーであるNPL NSW2のSpirit FCでのプレーが決まっている三羽ですが、古巣との対戦では絶対に負けれらないという気持ちが、彼のプレーから伝わってきました。

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この日、11番をつけてツートップの一角としてプレーした青木将洋。数週間前までRydalmere Lionsのトライアルに参加していたものの結局監督から声がかからなかった青木ですが、自分を取らなかった事を監督に後悔させる位のパフォーマンスを見せたいというモチベーションで、この試合に臨みました。

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この試合の前日にシドニーへ到着した呉祐樹。

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Rydalmere Lionsの練習生として、この日はRydalmere Lions側でプレーした中野陽樹と、日本チームの右サイドバックでプレーした服部蓮。

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Illawarra Leagueの2016シーズンチャンピオン、Albion Parkの中心選手として決勝でも2ゴールを決めた岩内陸。フォワードでプレーしたこの日は前線で孤立するシーンが多かったものの、彼の武器でもある鋭いドリブルを時折見せてくれました。

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この日左サイドバックとしてプレーした、千葉県社会人一部リーグからのニュージャレンジャー、岡本潤哉。小柄ながら球際に強く、オーストラリアのサッカーに慣れれば面白くなりそうな選手です。

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この日の日本チームのゴールマウスを守ったのは、数週間前に行われたフットサル大会でも、数々のビックセーブを見せてくれた寺本貴生。攻撃の起点となる事ができる彼をフィールドプレーヤ―で使いたかったものの、彼しかゴールキーパーをできる選手がいないという事で、苦渋の選択ながら、102分の間、彼に日本の守護神を任せました。

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創価大サッカー部を休学して、オーストラリアでチャレンジしている竹内伸一。

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2009シーズンにNSW Premier Leaugeで得点王、そして数年前まではNPL NSW1のBlacktown FCで、宮沢龍二と共にプレーしていたMatthew Mayoraを相手に、タイトな守備を見せる芝田二郎。

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センターバックのボジションで、安定した守備を見せた原島弘樹。

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このファインセーブを始めとした寺本貴生の高いパフォーマンス、そして選手達一人一人の頑張りにも関わらず、試合は0-2で日本チームの敗戦となりました。ボール支配率、パス成功本数でいえば相手より圧倒的に上回っていた日本チームですが、ペナルティーエリア内への侵入、そしてエリア外からのシュートが少なく、攻撃での一対一で仕掛けるシーズンも少なかったという点が、この試合で結果を出せなかった原因であると言えます。

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残念な結果とはなりましたが、日本チームとしてNPLに所属するセミプロクラブと試合を行う事が出来たことは、日本の選手達にとって大きな刺激となった事はもちろん、日本チームとしても今後の活動を広げていく為の重要な試合となった事は、間違いありません。

豪州フットボーラーズ

2016年12月 5日 (月)

昨シーズンはスタメンの半分以上が外国人選手というメンバーで、レギュラーシーズン後に行われたNSW NPL3のファイナルシリーズでは、見事優勝を果たしたRydalmere Lions。しかしながら2017シーズンより、このカテゴリーにもポイントシステムと2枠という外国人枠が導入される事になり、Rydalmere Lionsとっては大幅なメンバーの入れ替えを余儀なくされました。そして日本人選手にとっても、NPL3へのハードルが昨シーズンより遥かに高くなった状況で、その中でも高いクオリティーを見せた選手のみがNPL3でのプレーを許可されるという競争の中、一体どんな選手がこのチームと契約をできるのか?その模様を動画でお楽しみください!

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この動画に出てくる日本人選手達は現在、基本的にこのクラブ以外にも、複数のチームに掛け持ちで練習参加しています。もちろん選手のレベルによって参加しているクラブは違ってきますが、色々なクラブの練習、トライアルに参加する事により、コンディションを上げる事ができるだけでなく、特に来たばかりの選手達にとっては、オーストラリアサッカーにいち早く慣れる事ができます。

正直今までの僕の役割は、クラブにコンタクトを取って選手を練習参加させ、オファーがあれば契約交渉、なければ次のクラブ探しといった内容でした。しかしこのクラブの監督であるTonyの場合、必ずと言っていい程、契約できなかった日本人選手一人一人に対しても、僕にフィードバックをしてくれる事を考えた時、2017シーズンは、契約できなかった場合でも、なるべく選手が練習参加したクラブから、契約できなかった理由、足りなかった部分というものを選手一人一人にフィードバックできるよう、更に厚いサポート体制を整えていきたいと思います。

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豪州フットボーラーズ

2016年11月30日 (水)

16ヵ国のコミュニティーチームが参加した2016 Futsal Alliance Cupが、11月20日に行われました。

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日本は予選リーグで、ギリシャ、スペイン、イランと同じグループに入りました。グループの1位と2位だけが決勝トーナメントに駒を進める事ができますが、果たして結果はどうなったのでしょうか?続きは動画でご覧ください。

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動画でご覧の通り、準決勝でオーストラリアにPKで負け、目標であった優勝トロフィーを手にする事はできませんでした。となりのコートで行われたもう一つの準決勝、タイとスペインとの試合では、敗戦に納得いかないタイの選手が器物を破損し、警察に連行されるという事態まで発生した位、各チームがそれぞれの国のプライドを掛けて、熱くぶつかり合いました。

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結果はともかく、シドニーに存在する各国のサッカーコミュニティーと繋がる事ができたこの大会、こういった場での新しい出会いは、本当に貴重なものであると再認識させられた一日となりました。

豪州フットボーラーズ

2016年11月22日 (火)

11月20日に行われた、16ヵ国のコミュニティーチームが参加した大会に向けた準備として行われた、シドニー日本人選抜フットサルチームの練習試合の模様です。

メンバーの最終選考も兼ねて行われたこの練習試合、果たして本大会のメンバーとして残ったのはどの選手でしょうか?そして本大会での日本人選抜チームの結果は?本大会の模様は後日アップ予定です。お楽しみに!

豪州フットボーラーズ

2016年10月27日 (木)

日本が試合終了間際の3失点でオーストラリアに逆転の敗北を喫した、ドイツW杯の日本対オーストラリア戦。日本にとっては悪夢だったこの試合で5番をつけフル出場を果たし、オーストラリアの逆転勝利に貢献したJason Culinaに、代表時代に3度対戦した日本代表選手達の印象、彼が一緒にプレーしたオーストラリア代表選手達の事、そして彼が代表まで登りつめる為に行ってきたトレーニング等、チャレンジャー達にとってだけでなく、僕自身にとっても、とても貴重な話を聞く事ができました。

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2006年ドイツW杯、日本戦での写真、前列左から2番目がJason Culina。

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2009年2月に横浜で行われた、W杯アジア最終予選でも日本代表と対戦。

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約20分間、ヨーロッパのトップリーグでプレーしながら感じた事、日本人選手の強みと足りないもの、自身が行ってきたトレーニング方法等、僕の携帯に保存しているだけでは勿体ない位の内容を語ってくれたJason。オーストラリア代表で長年活躍してきただけに、彼が発する全ての言葉に説得力がありました。

現在彼がコーチとして在籍するクラブと僕の会社は提携関係にある為、今後もJasonとのこの様な企画を、引き続き行っていく予定です。

(この動画のフルバージョンの内容は、チャレンジャーがオーストラリアに到着した際に、使用していきます。)

世界で戦える選手になる為のヒントを、チャレンジャー達に教えてくれたJason Culina。彼らもさらなるモチベーションを持って、今後のチャレンジに臨んでいく事でしょう。

豪州フットボーラーズ

2016年10月11日 (火)

今回は、シドニーの日系の子供達で構成されたサッカーチームであるSollev FCの活動を、ヘッドコーチである寺本貴生のレポートでお送りします。

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今年もフットサルのシーズンがやってきました。毎週日曜日にWilloughby Leisure Centreで約半年間かけての フットサル大会にソルリエーフ選抜チームとして大会に参加しています。昨年のフットサル大会の優勝から一年が経ち現在5節まで終わり未だに負けなしで今年も優勝を狙える位置につけています。

 今年はU-12での登録を行い、ソルリエーフの選手達のほとんどが11歳、10歳の年齢での参加です。この年代では1つ2つの学年が違うだけで子供達の体格差は違います。そういった中でいかに勝ち続ける事が出来るか、ゴール前を固められるとなかなかゴールが奪えないと感じられる場面が多く見られます。日本人の得意な俊敏性を活かし、相手の裏を取る動きを連続して行えるかが勝負になってくるでしょう。昨年度の優勝は彼らにとって良い経験になった事は事実ですが彼らの挑戦はこれからです。また今年は日本代表のユニフォームではなくSollev FCのユニフォームを発注し気合十分です。

ここまで色々なサポートのお陰で素晴らしいスタートを切る事が出来ています。

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もう1つの挑戦としてソルリエーフのU-8の子供達の大会への参加です。初めて試合するという子供達が多く、最初は何をしてよいかわからない子供達ばかりでした。フリーキックでいきなりドリブルを始める子、喉が渇いたのとベンチに戻ってくる子、初めてサッカーの試合をする時は皆このような感じです。保護者の方々もビデオを撮り、子供の成長をコーチ陣と共に見守っています。

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サッカーを始めた頃は勝ち負けよりただボールを蹴るだけが楽しくてたまらなかった。しかし大人になるにつれてその大切な事を忘れがちになってしまいます。しかし彼らを見ると"初心"を思い出させてくれます。初めてのゴール、初めてのアシスト、初めてのガッツポーズ、初めての勝利、何もかもが初めてなのです。必死にボールを追いかける姿は周りに感動を与えます。本当にボールを蹴る事を楽しんでいます。

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練習中、子供は遠くの木に向かってボールを何度も蹴ります。しかし大人になるとその行為をしなくなります。なぜかというと単純にボールを取りに行くことが面倒くさくなるからです。しかし子供はボールを取りに行く事よりボールを蹴る事の方が楽しくて仕方ないのです。心から楽む事が大切です。

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Sollev FCのコーチ陣はサッカー選手としてオーストラリアにチャレンジしています。子供達が夢を持つようにコーチ陣も夢を諦めない姿勢を持っています。彼らに伝えながら自分自身を見つめ直すきっかけになります。

オーストラリアでしか味わえない戦い

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10月3日(月)にアフガニスタンとフィリピンのU-16の大会に参戦しました。ソルリエーフ選抜チームの平均年齢は11歳。相手は16歳でまるで大人と子供でした。明らかに体格の違うゲームでもあり試合前はゲームとして成り立つか心配でした。20分ハーフで行われたこの大会は全3チーム。体格差は明らかに違うものの彼らのボールタッチはオーストラリアの高校生にも負けていませんでした。そして何より大きな選手と戦う時に必要な気持ち、「負けない事」を最後まで忘れませんでした。

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この様な年齢差のある試合は日本の高校生相手では試す事ができません。日本の高校生では試合をすると必ず手を抜きます。それは日本人だと小学生と戦うと危ないと感じてしまうからです。しかしオーストラリアの子供達は手を抜く、相手に合わせると言ったことがあまり見られません。日本人の子供達の方がテクニックがある為、パスを回す場面もありましたが、やはり体格の差は補えず倒される場面が多々ありました。何度何度も倒され、泣きながらプレーする子供達を見て、途中何度もゲームを中止にしようと思いましたが、それでもやりたいとコーチのところに来る姿は去年の彼らでは考えられない程の大きな成長で、止める事が出来ませんでした。オーストラリア人も熱くなると自分をコントロールできなくなるのか、相手が子供でも本気のシュートを打ったりと、彼らの負けず嫌いは日本人の想像を超えるものがあります。しかしこの大会はソルリエーフの選手達にとって恐怖に打ち勝った大会になった事は間違いないでしょう。

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九州男児Takaoの挑戦!

 

今年もソルリエーフの監督としてフットサル大会に参加できる事に嬉しく思っています。僕の役割は彼らの可能性を少しでも引き出す事と共に彼らの存在をオーストラリアや日本のサッカー界、つまりJリーグ関係者、日本サッカー協会に発信する事です。すでに彼らのプレーはオーストラリアの同年代には負けてないと思います。現代の日本サッカーでは海外挑戦する事で成長すると言われています。違う環境でプレーする事によって世界のサッカーを肌で感じる事ができるからです。しかし挑戦するに当たって多くの壁にぶち当たります。

その壁が言葉の壁と体格差です。しかしソルリエーフの子供達にはその壁がありません。なぜなら元々その環境で育ち既にその舞台で戦っているからです。海外の大きな選手と小さい頃から当たり前のように戦っており、そして英語日本語共に話せます。それらは彼らにとって武器です。彼らには最初に当たる壁がないのです。

オーストラリアの子供達と日本の子供達とでは性格が全く違ういます。日本の子供達は1つの事を集中して継続する事が出来ますが、僕がオーストラリアで指導を続けながら感じた事はオーストラリアの子供達は集中が継続できない。僕は来た当初そう感じていました。しかし子供達と触れ合う時間が長くなるにつれて集中力がないのではなく次へのチャレンジ精神が非常に強いという事がわかりました。どんどん次にチャレンジしたい気持ち。継続する事の出来る日本人とチャレンジ精神が強いオーストラリア人の個性を持つ選手を育てていきたいです。

まだまだどんどん多くの事にチャレンジしていきたいと思います。世の中には多くのチャレンジャーがいて、またチャレンジしたくてもできない選手も沢山います。今僕がサッカーのコーチをできる事を決して当たり前と思わずこれからも情熱を持って子供達と共に成長していきたいと思います。

志高く

感謝=忘れない

(撮影:斉藤麻衣子)

豪州フットボーラーズ

2016年6月29日 (水)

29歳でオーストラリアへ渡航し、来月で31歳の誕生日を迎える寺本貴生。30歳という、サッカー選手でいえばベテランともいえるカテゴリーに突入しつつあるものの、彼のピッチ上での躍動感、そして運動量は衰えるどころか、輝きをさらに高めつつあります。

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昨シーズンに引き続き、今シーズンもPort Kemblaでプレーする彼は、このクラブでの唯一の日本人選手です。昨シーズンから個人的に、オーナー及び、監督と親しくさせてもらっているPort Kemblaですが、今シーズンはクラブ創設50周年という事で、昨日には盛大な記念パーティーも行われました。

50周年パーティーの様子です。

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この日ばかりは完全なパーティーモードの寺本貴生。普段中々飲まないお酒も、この日はしこたま飲んだそうです。

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50周年を迎える記念すべきシーズンに絶対にリーグ優勝を達成したいという事で、クラブのオーナーからはシーズン前から、自分が抱えている中でもトップクラスの選手を送ってくれと懇願されていたのですが、今シーズン送った選手は全て契約には至らず、逆にシーズン開幕ギリギリまでNPL1の練習に参加していた選手達が他のIllawarra Premier Leagueのクラブから好条件なオファーを貰い、一発で契約が決まった為、シーズンが開幕してからは、なぜ自分達のクラブにあの選手達を送らなかったのかと、オーナーから愚痴られて続けています(笑)。

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今シーズン、開幕4戦で勝ち星がなく、5戦目にしてやっと勝ち点3を記録したPort Kemblaですが、14節が終わった現時点でも12チーム中8位、最下位との勝ち点差が3点と、優勝どころか残留争いを繰り広げている状況にあります。そんな中でも寺本貴生はチームの中心選手として、自分と契約してくれたクラブの為に、毎試合体を張ってプレーしています。

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この日の相手は、現在リーグ一位につけるKemblawarra Fury。所属する日本人選手はいないものの、このチームのキャプテンである元オーストラリア代表のAlvin Ceccoliを筆頭に能力の高いオーストラリア人選手を多く揃え、毎年リーグの上位争いをしているチームです。

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強豪であるKemblawarra Furyを相手に、互角以上の試合を繰り広げるPort Kemblaですが、中々得点のチャンスを活かしきれません。

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相手のショルダーチャージで倒される寺本。このシーンでファールを取ってくれたかは覚えていませんが、オーストラリア人選手は高さだけでなく、体の厚みもあるので、真っ向から当たっていっても日本人の体格では吹っ飛ばされてしまう事が多いです。そこを如何に対処しながらプレーできるかが、このリーグで生き残っていく上で重要です。

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平日金曜日の夜、そして寒い気候の中で行われた試合にも関わらず、そこそこの観衆も集まりました。

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ゴールに一歩届かない!

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そしてオーストラリアのリーグでは珍しくない、お決まりの乱闘シーン。貴生はどこだ?

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後半終了間際に失点を喫したPort Kemblaは、同点ゴールを奪えずに0-1で敗戦。首位チームを相手に善戦したとはいえ、残留争いから抜け出せない状況は変わらず。僕自身にとってもPort Kemblaは優良な取引先なだけに、絶対に降格だけは避けてほしいです!

豪州フットボーラーズ