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2018年9月 3日 (月)

つい先ほど、(正確に言うと、9月3日、オーストラリア時間の夜7時ごろ)僕の携帯に、ある男から着信があった。

【Ucchi】

久々に見る名前だ。

今シーズンは、NSW State Leagueに所属する、UNSW FCでプレーしている【Ucchi】こと、武内隆司。

昨年のオフシーズンに怪我をし、万全ではないコンディションの中で、プレーをしているとは聞いていた。

僕自身も色々と忙しく、UNSW FCでの彼の試合を一度も観に行けていなかった。

それでもレギュラーシーズンの結果は毎週チェックしていて、UNSW FCが3位で終えたのは知っていた僕。

先週末からファイナルシリーズが始まったので、日本人選手が二人所属しているBankstown Unitedと対戦する時に観に行こうかな、と思ってたタイミングでの、彼からのこの電話。

【昨日、レギュラーシーズン5位のNepeanに負けて、シーズンが終了してしまいました】

【僕自身、数週間前に膝を怪我してしまい、最近は練習にも行けていない状態だったんです】

幸い、あと一か月以内には怪我が完治する見込みだとの事。そして来年の6月までビザは残っている。

【10月に行われるArab Cupに出場してくれないかな?】

【僕でよければ、是非参加させていただきたいです。】

日本代表監督のフィリップ・トルシエは、【3人の個性派に、8人の明神がいればチームは出来る】と話していたが、僕にとっての【Ucchi】は、まさにトルシエにとっての明神のような存在だ。

決して派手さはないが、献身的なプレーでチームを支える存在。

大会へ向けて、強力なディフェンダーを確保できた。

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4月に行われた、UNSW FC対、Bankstown Unitedの試合。僕自身は都合がつかず、アシスタントの藤田が撮影に向かった。

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武内隆司(UNSW)VS Bankstown United FCの試合及び、インタビュー動画は👆から】

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オーストラリアでの3シーズン目となる2019シーズンに向けて、既に気持ちを切り替えている武内。

そんな【Ucchi】は来シーズン、このスマイルをどれだけ、彼のファンに見せる事ができるのであろうか?

勝っても負けても常に【スマイル】【Ucchi】なだけに、毎週見れると予想しておく(笑)。

豪州フットボーラーズ

2017年8月26日 (土)

レギュラーシーズンを残り2節を残す時点で、降格争いの渦中にいるWoonona Sharks。最下位のチームと勝ち点が同率ながら、得失点差で辛うじて上回っている中で迎えたこの試合で、はたして勝ち点を奪って、崖っぷちから脱出できるのでしょうか?

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Woononaの左サイドバックでの出場となった、【ウッチー】こと、武内隆司。タフなオーストラリアリーグで揉まれているせいか、以前より顔つきが引き締まった感じがします。

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彼のストロングポイントは、このヘディング。上の写真のシーンを含め、この試合で【ウッチー】がへディングで競り負ける事は、ほとんどありませんでした。

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サイドでの一対一の攻防も、冷静に対処する【ウッチー】。

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Albion Parkでプレーする、昨シーズン年間MVPの奥野将平。

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2106シーズン、岩内陸、東洸太郎と共に驚異の攻撃力を見せ、Albion Parkのファイナルシリーズ優勝の立役者となった奥野将平ですが、昨年末の怪我の影響で、100パーセントのコンディションでないまま、2017シーズンの開幕を迎えました。

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Albion Parkに今シーズン加入した、川崎谷輝。奥野将平と大学の同期なだけに、この日も2人の息の合ったプレーが、随所で見られました。

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この試合を決めた川崎谷の一振り。この一点が決勝点となり、Albion ParkがWoononaを1-0で下しました。

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チーム自体は、ファイナルシリーズに進出できるかできないかというボーダーライン上にいるものの、相変わらずの存在感を見せてくれた奥野。

既にNPL1のクラブからの、来シーズンのオファーがあるだけに、来シーズンの奥野の動向が注目されます。

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チームは惜敗したものの、終始安定した守備を見せ、この日の【宮下が選ぶMVP】に選ばれた武内。

この次の試合の、第21節の試合も敗戦したWoononaですが、幸いにも降格争いを演じているPictionも第20節、21節と敗戦したため、最終節である第22節の両チームの直接対決で、降格チームが決まる事になりました。

はたして、【ウッチー】が所属するWoononaは、IPLに残留できるのか?決戦の日は明日(8月27日)です。

豪州フットボーラーズ

2017年8月 8日 (火)

2017シーズン到着の最年長チャレンジャー、武内隆司30歳。

関西の強豪、桃山学院大学サッカー部の出身である彼は、徳島ヴォルティスセカンドや関西社会人リーグ等でのプレーを経験。そして2017年6月、サッカー人生の集大成を飾るべく、オーストラリアへやってきました。

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僕がシドニーの空港でチャレンジャーをピックアップした際に、まずやる事。それは彼らの呼び名を決める事です。

寺本貴生はたかお、伊奈裕二はゆうじといった形で、ほとんどのチャレンジャーは下の名前で呼ぶのが普通です。しかしたまに、下の名前が同じチャレンジャーが、同時期に一緒になる事があります。そんな時は、上の名前を短くして、岡本潤哉であれば、オカといった形で呼ぶ事になります。

今シーズンは既に、宮崎隆士が【リュウジ】という呼び名を取っていたため、武内隆司には違う呼称を考えなくてはいけない。【タケ】と呼ぶのも何かしっくりこない。【タケちゃん】はどうかな?等々、色々考えた挙句、ポジションも日本代表の内田篤人と同じサイドバックだし、それなら【ウッチー】でいこう!という事になりました。

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シーズン途中からのチャレンジ、しかも残された登録期間はわずか3週間。この3週間でチームと契約ができなければ、【ウッチー】の2017シーズンは、所属チームがないまま終わってしまいます。

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ちょうど【ウッチー】がシドニーへ渡航してくるタイミングで、守備の選手を探しているチームがありました。リーグ戦で苦戦を強いられているチームなだけに、早急に選手の補強が必要な状況。だからといって、給料を払う価値のある選手だと判断されなければ、契約はできません。

時間がないだけに、何としてでも一回の練習で契約まで持っていきたかった僕。【ウッチー】を連れて行った初回の練習前に、『今日で決めてくれないと、選手を欲しがっている他のチームへ連れて行っちゃうよ』と、監督にプレッシャーを掛けました。

もちろん他のチームへのあてなど、その時点ではありません。しかしこういった駆け引きをしないと、『もう少し見たいから、次の練習にも連れてきてくれ』といった話を、3回、4回と聞くことになるかもしれないのです。

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その結果、練習後に無事に契約のオファーを貰う事ができました。

もちろん【ウッチー】が、監督をはじめとする、チームスタッフを納得させるだけのパフォーマンスを見せたからこそ、この契約に繋がったわけです。しかし時には、ピッチ上で選手が良いパフォーマンスを見せても、契約に至らない場合もあります。この話は別の機会にできればと思っていますが、このレベルのリーグでも、時には選手のレベル、パフォーマンスとは関係ない、政治的な理由で選手の獲得が行われるからです。

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何はともあれ、【ウッチー】の契約が一回の練習で決まり、僕もホッと一息。しかし契約をしたからといって、すぐに試合に出場できる訳ではありません。

ここから国際移籍の手続きをしなくてはならず、場合によっては1か月ぐらいかかる事もあるのです。

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日本では英会話教師として生計を立てていた【ウッチー】。

海外でサッカーをチャレンジする為に不可欠な、【英語でのコミュニケーションスキル】を高いレベルで持ち合わせているだけに、それがプレーの自信に、如実に表れています。

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日本で社会人を長年経験しているからこそ、自身の目標が明確で、高いモチベーションを維持しながら、オーストラリアで充実した日々を送っている【ウッチー】。

若いチャレンジャー達の手本となる存在として、今後のオーストラリアでの活躍を、期待したいと思います。

豪州フットボーラーズ